今をときめくナゾトキ王、松丸良吾さんの著書「東大松丸式ナゾトキスクール」が7月29日に発売しました!

 

 

 

松丸君が校長先生になっている「ナゾトキスクール」に3人の小学生が入学し、謎解きにチャレンジするというストーリー仕立てで、姫川はキャラクターのデザインとイラストカット、漫画を担当しております。

 

 

 

 

ネタバレするといけないのでモザイクかけさせていただいてます。

 

(個人的にはこの松丸君が一番似せられたかな…と思うw)

 

発行は小学館で久しぶりで学年誌ノリのお仕事。ステイホーム期間中に作業してました。

表紙や中の松丸校長の写真の衣装は、先行して描いていたこちらのキャラデザの服に寄せてくださったそうで、出来上がった本を見てびっくりしました。ネクタイの色も一緒で嬉しい*

 

編集さんに伺ったのは、松丸君の謎解きは小学生に大変人気が高いのにがっつり子供に向けた本がまだないのです、とのことで。一般常識的な知識(固有名詞など)がまだない低学年の小さな子供でも解ける問題になっているそうです。が、大人でもやりごたえある難しさですので、クイズや謎解きが好きな皆さん是非チャレンジしてください。

小学館のこちらのサイトから試し読みができます。

 

キッズが喜んでくれるといいなあ。

りんどう湖レイクビュー矢澤社長ありがとうございます!応援させていただきました〜!

那須の皆さんいつもお世話になります。これからも頑張ってくださいね!

 

TBSテレビ「世界ふしぎ発見」でアラビア語漫画「Gold Ring」が紹介されました!

 

クイズの答えになってたので放送終了まで言えませんでしたが、去年取材をお受けして色々情報提供させて頂きました。有難うございます!

 

ミステリーハンターとクイズを出題する原作者のセドキさんw

UAEの鷹狩り文化の普及を後押しした、日本お得意のあるものとは!?

 

黒柳さんさすがの正解!!

 

 

 

 

 

砂漠を背景にした鷹匠のシルエットは本当に美しいですね。

 

番組放送で初めてこの作品を知って頂いた方へ

「Gold Ring」はUAEドバイ人のカイス・セドキ氏の企画原案で姫川明輝(当時は姫川明)が漫画を描き、アラビア語で初めて発行された少年漫画単行本作品です。鷹狩りモチーフの競技(フィクション)で優勝を目指す少年サルタンとハヤブサ・マジュドの物語。2010年にUAEで最優秀児童文学賞を受賞しました。

詳細はこちら

 

 

日本ではネットで数年に一回話題に登り「日本語版はないの?」と言われるのですが日本語版はまだ発行されていないんです。

 

 

放送の特集はアブダビのハヤブサタイムレースに日本人の高校生が挑戦するというものでしたが、昔は狩猟のための鷹狩りだったけど今はスポーツになっていたり、ベドウィンが登場したりほとんど「Gold Ring」の世界まんまで(笑)

放送を観てリアルが漫画を超えてる!と思いました。

「Gold Ring」は2006年からのお付き合い。不思議な作品で過去定期的に様々な所で紹介して頂いてます。まだ未完なのでいつか完成させたいですね。

 

 

2013年にアブダビ乗馬狩猟展示会ADIHEXに参加した際のレポートを記事にしていますので、よろしければぜひご覧ください。

ご挨拶 その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7

 

 

 

 

 

コミティアのチラシイラストを、描かせて頂きました。
オリンピックの影響が様々な形であるようです。
コミティア発足当時にインタビュー以来だからやはり嬉しいな。

久々のオリジナル絵は楽しかったけど、皮肉にもこれを描いていて昨年福岡の海外マンガフェスタに本田が行けなくて長野一人参加になったのだ。
でも中村さんとはコミティア会場でお会いして実は〆切はもう少し後でも良かったんだって( ̄∀ ̄)

 

今年は自分自身に立ち返って、自然と人と動物と神をテーマにした作品をたくさん描いていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

アメリカの編集さんからご連絡頂きました。
大役無事にこなせたようで結果にも繋がりホッと安堵しました😓
昨年頑張りました。

 

2020年1月14日
Twilight princess vol.6
Star Wars: The Legends of Luke Skywalker The Manga
同日発売日のアメリカAmazonランキング

ベストセラーズ ワンツー
ニューリリースワンツー

スター・ウォーズはScience Fiction Mangaカテゴリーで一位につけました!

他に色んなカテゴリーで一位につけてます。

 

いろいろと今までの努力、報われたら良いなぁ。。

 

 

 

凄い絵面です。
アメリカで同時発売になりました。
たまたまゼルダこの巻です。
様々な偶然が重なってこのダークリンクとの戦い(もう一人の自分との戦い)巻になりました。
正義は白黒決着は容易にはいかないというのが私の思う事です。

 

 

 

 

STAR WARS: The legends of Luke Skywalker-TheMangaが1月14日北米で発売になりました。VIZ Mediaからの出版です。

原作:ケン・リウさんのSWスピンオフ小説のコミカライズ。春壱さん,すばるさん,深谷陽さん/樹崎聖さん
姫川の4組で執筆、姫川は表紙と最後の1編を描かせて頂きました。

朝知り合いからわざわざDMが届きました。
「アメリカのスターウォーズ公式ツイッターに姫川さんの漫画が載ってる!」と。
それも5枚も!
その少し前にTLで見つけていたのですが、締め切り間際で頭が少し混乱。あり得ない事が起きてる❗❓

 

いや、日本のスターウォーズ公式は勿論日本でコミカライズの漫画を描かれている日本人作家さんはご紹介されてますが、今回のこの漫画は意味合いが違ってアメリカで出されたMANGA企画であり、アメリカで出版された初めてのスターウォーズMANGA、という事になるのです。VIZはゼルダの英語版を出してる出版社です。依頼を受けてカバーイラストと一編を引き受ける形になりました。

本家SWのインスタでも同じ画像を上げてるのですが、我々の紹介文にスーパースターアーチスト、とか世界中にファンを持つ、とか書かれてしまっていて、恐縮するやら、いやアメリカのノリだよね、と笑ったり、ワタワタしてしまいましたが、時間が経つにつれなんか恐怖くらい感じて来ました。

 

2012年頃、日本の漫画界で居場所を失った自分達が海外に活路を見出して舵を切り海外のイベントと、ひたすら原稿と格闘した結果たどり着いたアメリカの立ち位置だとしたら、とジワジワと来ているのです。

 

普段自分が自分を見ている、未熟な自分、自信ない自分、大した事のない自分、からもう少し自分の中の力や才能を認めてやっても良いのかもしれない、と思った日でした。漫画家としてあまり褒め言葉を与えられて来ていないので😅、一体何を何処に向かっているのか自身が今まで理解出来なかったのでは、と思ったり。
そしてあらためてアメリカは居場所としてリアルなのだど感じた日でした。

 

多分日本に住んでいるとその温度はあまり理解出来ない事だと思うのですが、(自分ですら理解できない)いつの間にか少しずつアーチストとして成長しているのかもしれないな、とふと思い、この先の生き方の道しるべがぼんやり見えた人生の記念すべき特別な日になりました。

 

ここでひとつお礼を。
私達はSFは好きだけどメカニックは苦手でそれだけ困ってSWアートを沢山描かれてる天神英貴さんにお願いしてA-wingと移動メカのデザインも描いて頂きました‼本物のA-wing!凄くタイトなスケジュールでも快く引き受けて下さってホントに有難うございました❣

天神さんはメカニックアートの世界的アーチストです。一人のアーチストさんとしてで漫画のアシスタントとしてお願いした訳ではありません。ヒヤヒヤ


でもスターウォーズを描いて(自分で描いたとして)メカニックがヘタレってちょっとあり得ないというか、どんなに頑張っても言い訳がきかんというか、下手なミスなどもってのほか、又ファンやマニアがゼルダよりもいますから、小説の文字世界を絵にする事がSWの知識が浅い自分にはハードルが高く、ここは公式のリアル絵のワークを長年やられていて(ファンとしても)精通されてる天神さんなら間違いは絶対無いと思い、お願いしました。
お陰様で二人乗りのA-wingや主人公の乗るポッド等、ファンも納得のレアなデザインをして頂いたと思います。

正直もし天神さんがいらっしゃらなかったらどうなってたやら、です😓。A-wingのコクピットを二人乗りに改造するとか、どの位置に座ってたら自然だとか、私達全くお手上げでした。ヘルメットやスーツの考察など、目から鱗で助かりました!
重ね重ね有難うございました。


1998年、ゼルダのお仕事を振ってくれて、コロコロを100万部超え雑誌に育て小学館取締役後今は定年されたベテランの編集者平山さんが、
「姫川さんはスターウォーズを目指すべきだ」との言葉を貰ったのですが、当時は全く理解出来ずでした。
今、実現しましたよ!

那須どうぶつ王国に来春ホッキョクオオカミがやってきます。

少しキャラクター化のお手伝いをさせていただくことになりました。

来年は忙しくなりそうです。
1980年代からの呼び声がw

 

 

 

日本もスターウォーズ最新作公開間近でPR真っ最中な今ですが、先日カバーアートと中の一編の漫画を描かせて頂いた「Star Wars:The Legends of Luke Skywalker」の書影が出てました。
アメリカで来年1月に発売予定。

実はこういうタイミングでSTAR WARSの公式マンガを描く事になっていたとは思いませんでした。

マンガ英語版「ゼルダの伝説」を出版しているVIZ Mediaさんからです。
STAR WARSでお仕事させて頂く事になるとは。
The Legend二本立てで伝説描きの漫画家に😅

不思議な風が時々吹く事があり、このお仕事もそのひとつ。又の機会にお話します。

海外系イベントでよくお世話になっている及川洋子さん主催のチャリティーイベントにイラスト参加、

鷹狩りの少女のイラストを送らせていただきました。

 

以下は及川さんからのFBによるメッセージです。

11/23「佐倉マンガ×アート ギャラリー」で「台風15号」被災地支援のチャリティポストカード企画を実施します。
売上金はすべて日本赤十字社を通じて、被災地に寄付させていただきます。
世界の漫画家さんが被災地に寄り添ってくれた作品に、ぜひ会いにいらしてください。

 

11月23日(土・祝)に佐倉市・旧堀田邸で開催する「佐倉マンガ×アート ギャラリー」では、先般、千葉県内に甚大な被害をもたらした「台風15号」被災地支援のチャリティポストカード企画を実施します。
遠く海外からも、千葉の被災地に心を寄せてくれたアーティストの作品に、会いに来てください!

 

 

 

6/13放送のTBS番組「世界くらべてみたら」で拙作アラビア語漫画「Gold Ring」が少し紹介されて、私達もちょっとだけ写真が映りました。愛知は週遅れなのですが、この日たまたま東京で打ち合わせがあったのでリアタイで見る事が出来ました。愛知で放送したらまた見れますね^_^。

 

イラン代表アティエさん有難うございます!

 

 

 

 

中東では鷹狩りがとてもポピュラーです、はい。

 

「日本人が描いてる?」ってことで連絡いただきましたw

 

 

「Gold Ring」がTVに出るのは2度目✨
忘れた頃に突然こんな風に取り上げて頂ける機会がある「Gold Ring」です。作品は人の心で死なないのだなぁと感じる瞬間です(^^)

ドバイでは確かに局地的に一時期大変有名だったと思います。有名なアワードの児童文学賞まで頂いてしまったので。「Gold Ring」が出たのは10年くらい前なので番組のテーマだった「今」のベストセラーではないのですが、これを紹介したい、と出して下さって。原案者のセドキさんがアラビア語にこだわって作った、UAE初の狆年漫画瓩、広くアラビア語圏の皆さんに愛して頂いて、いまでもスペシャルに思って頂けるのはとても嬉しいです。

 

しかし渡辺直美さんに名前呼ばれたり、太一君に単行本持って紹介して貰うとかクラクラでした!🌀

 

栃木県に限定されますが、改元と共に5月1日に新聞記事がいくつか出ましたのでご紹介いたします。

那須どうぶつ王国の鈴木さんが送って下さいました!

いつも有難うございます!

記者会見に来てただいて下さった各新聞社さん有難うございます。

 

 

 

 

新しい時代が始まりました!

令和最初の日です。

 

那須ではポスターを刷り改元イベントがあちこちで行われるようです。

素晴らしき仕上がりのポスター。

紅故さん、去年の九尾絵に続き今回の祝賀絵でもご協力本当にありがとうございました!
紅胡さんのおかげでとっても威厳あるかつ華やかな絵になりました。文字通り花を添えて下さいました🌸🌺🌸

 

横断幕も製作されました!!

この横断幕6mもの長さがあり、那須インターを出て町に入る交差点で正面に堂々と九尾様がお出迎えです!

 

緑の木々に馴染んでいてホッといたしました。

本来那須は景観条例がありこうした看板などの規制があるらしいのですが、御用邸がある那須ならではのお祝いを!という事での看板です。

様々な方達のおかげで実現したこうしたイラストでした!

 

那須町では各所で令和、天皇即位に向けてのお祝いメッセージカードがあちこちに設置されています。

メッセージを書いてくださった方には、この九尾の缶バッジをプレゼントされるそうです。

 

 

九尾の狐で新天皇即位と改元のお祝い絵を描かせて頂きました。皇室御用邸のある那須で町をあげて改元祝賀が行われる事になり、本日、那須町観光協会で記者会見を行い、今回の絵を制作するにあたっての想い等お話しさせて頂きました。

前回の九尾絵でも着物の柄と背景を担当して頂いた紅胡さんに、今回も狐が纏う着物の柄と周りを彩るお花をお願いし、花厳にして華のある絵となりました!ご協力本当に有難うございます🌸

 

 

お花は新天皇陛下、新皇后陛下雅子様、愛子様それぞれの爐印瓩琉粥ι猷愡辧Ε乾茱Ε張張犬任后2元祝賀イベント実行委員会さんからのご指定がこの三種の植物を絵に入れ込むという事でした。この絵に関わって下さった皆が最高の力を結集して完成したお祝い絵です。自分の力を遥かに超えたものになったと思います。

偶然にもピンクフルムーンの日に記者会見となりましたが、丁度桜が満開になっていてとても綺麗でした。
アニマルアート科就任後はじめてのお仕事発表がこれで縁起が良いですね。

先月相当のプレッシャーを抱えながら取り組んだお仕事。最後絵がまとまった時には皆で万歳しました。
九尾狐はご存知化け物ですが前回描いた九尾とは違うお祝い絵にするにはどうすれば良いか、かなり悩みました。恐ろしい顔を恵比須顔にしたり尻尾を上に開いて扇型にしたりと工夫はしていますが、狐は基本何も見ずに直感的に描いています。予想以上にお祝いムードが出て本当に胸を撫で下ろしました。

一生に一度の機会、お仕事だと思います。この様な誉れ高き機会を与えて下さり大変に光栄です。改めて有難うございました❗

 

 

「THE WILD LEG wolf」の発売記念にサイン会を開いて頂く事になりました。

 

2019年1月20日

書泉ブックタワー(秋葉原)7F

13:00開始

 

単行本発売日の12月27日から、書店で当該の本をご購入下さった方にチケットお渡し、となるそうです。

詳細は書泉さんのこちらのページへ

 

日本でオフィシャルなサイン会は2016年「ゼルダ」完全版の発売時以来2度目ですが、

オリジナル作品での開催は

漫画家を30年以上やって来て、初めての事です。

発売を記念してイベント開いて頂けるなんてほんと嬉しいの一言です。

有難うございます。

 

果たしてどのくらいの人に来て頂けるかな…と若干心配ですが^▽^;

読者の皆さんにお会い出来るのをとても楽しみにしています!

ぜひ、お越しください!

 

 

 

 

長らくお休みでした、姫川明輝Officialオンラインショップ〈HIMEROU★YA〉が、

リニューアルオープンいたしました!

 

 

 

新刊「ユアナと銀の月」完全版や、現在連載中の漫画「THE WILD LEG」の新グッズ、再版グッズ、

オイヌTシャツ、などなど、新商品大量投入でお待ちしております。

 

 

THE WILD LEGのNEWTシャツ。

やっぱり黒はカッコイイ☆

大人気のZAHA Tシャツも再版しました。

 

昨年からイベントで頒布はしておりました〈-OINU-〉オイヌTシャツ。

ようやく通販して頂けるようになりました。

 

 

「竜は黄昏の夢をみる」の人狼キャラクター、白狼(ハクロウ)のブランケットです。

 

 

 

4/1に那須で始まった〈プロジェクト9b〉のグッズが登場です。

9匹のキツネたちのアクリルキーホルダー。

可愛いです…アクリルものっていいなと改めて…*

 

本も扱っています。

「GLIDING REKI」のイラストブック。

 

[Animal Illustrations]

再版しました!

 

LOBO缶バッジ、THE WILD LEGのスペシャル缶バッジも扱っています。

 

先日の再オープンでは今までにないたくさんのご注文をいただき、スタッフ一同うれしい悲鳴を上げております。

本当にありがとうございます。

ただいま毎日せっせと出荷作業中です。

 

オンラインショップはTwitterのアカウントとブログもありますので、新情報などをぜひこちらでチェックしてくださいませ。

 

〈HIMEROU★YA〉Twitter

@HIMEROU_YA

古参の店長が時にゆるく、時に元気につぶやいてます。

お気軽にフォローしてください。

 

〈ヒメカワアキラSHOP HIMEROU★YAブログ〉

http://kemonoproject.himekawa-artpro.com

新人のかほちゃんが超!フレッシュにお届けしています。

まだまだつたないところもありますが、

それをしてもあまりある、フレッシュ感☆☆

 

どちらも可愛がってやってくださいませ***

 

 

 

前記事のまた続き

 

自分達が楽しむために「ヒウリ」を始めたので、犲け瓩鮗茲蹐Δ箸倭瓦思っていませんでした。

 

ハイレベル時代で同人誌の世界でも絵のテクニックは高く、細かいトーンワークを駆使したゴージャスな絵が人気の主流でしたので、こんなシンプルで飾り気のまるでない漫画を読みたい人、いるのだろうか?

 

と思ったら、我々と同じような事を考えていた方がいらっしゃったという事なのか…

〈vol.2 コミケレポート〉

 

意外なくらいの読者さんがついて、気を良くして調子に乗った我々は「ヒウリ」を隔月ペースで次々と描きました。同人誌なのに締め切りを作って、商業雑誌みたいに、20号まできっちり隔月ペースを守っていました。

 

特筆すべきは毎回沢山のお便りをいただいた事でした。

「ファンプラザ」を見てくださるとわかりますが、同人誌のシリーズものに、よく毎回、こんなに熱心に似顔絵やお手紙を下さったものだと…、また当時はワープロもありませんでしたから、全部手書き清書。(清書はほとんど明がやっておりました。驚嘆の根性。これが若さというものでしょうか)

ヒウリ世界に、描く方も、読者さんもみんな巻き込んで一緒に楽しんで作った、という、非常に稀な幸せな経験をさせて頂いたのでした。

 

〈vol.20ファンプラザ扉〉

 

〈vol.21ファンプラザ〉

当時と違って個人情報に対する意識が変わりましたので、ご本名で掲載の方はKindle化に当たってお名前をイニシャルに変更させて頂いております。

当時投稿して下さった皆様に改めて、ほんとに有難うございました。

 

 

5号を出した頃にCOMITIAさんからインタビューのオファーを頂きました。

 

COMITIA10の時ですね。

 

ヒウリの狙いを的確にご指摘頂いて嬉しかったです。

当時はとにかく若くて生意気で、失礼な言動が随所に見受けられ大変お恥ずかしいです;

 

 

ピーク時にはコミケで壁配置にしていただいて行列が出来た時もありました。

この辺りの駆け抜け感、登りつめる勢い感が、15〜20号の本誌にあると思います。

 

 

最初は冗談みたいに気楽に描いていましたが、話が乗ってくるとだんだんシリアス度が増して来るのも自然の流れ。

いわゆる、「キャラが勝手に動き出す」現象です。

 

〈vol.15〉

 

〈vol.20〉

 

敵キャラ霧峨の過去話スピンオフ漫画まで創作意欲が発展し、内容がどんどんハードになりました。

そうなると自然に劇画っぽくなって来るんですね…。

「焔は風の名の如く」(こちらも現在Kindleで購入可能です)をきっかけに商業誌に転向したのは、犹嶇梱瓩鮗,離好董璽犬覇阿したい、発展させたくなったからでした。

 

霧峨の少年時代を描いた「焔は風の名の如く」(全3巻)

1991年の夏コミ〜冬コミの間で上・中・下の3冊450ページを描いて発行。冬コミの締め切りは今思い出しても個人的に伝説に残る修羅場でした。

 四日間ほぼ徹夜で最後はもう死ぬかと…(笑;)

 

シンプルな作りの「ヒウリ」本誌とは違って凝った作り。

マット紙でカバー巻き、というのは当時仕様になく印刷屋さんに掛け合って作りました。印刷屋さんも協力的で。こういうサークルからの要望を吸い上げて〇〇フェアという企画が立っていきました。

 

 

一冊一冊カバーを自分たちで手巻きしたのも良い思い出です。

 

 

全巻カラー折り込みポスター入り。

 

「ヒウリ」と「焔は〜」を全巻印刷して下さったプリンプリントさんは今もうないですが、無理難題にも応じて下さり有難うございました…^^  プリンさんなくなって寂しいな…。

 

 

商業誌を始めると当然ですが忙しくなり、本誌の続きは、隔月だったものが21号から半年に一冊、年に一冊になってしまいましたが、1996年になんとかピリオドを打つことが出来た…というのが一連の流れです。

 

たくさんの方が爛劵Ε雖瓩鬚わいがって下さいました。

 

コミケスタッフの今は亡きイワエモンさんも、毎回新刊をスペースに直接買いに来て下さってました。

 

師匠、先輩、友人知人、たくさんの方が絵やトークを寄稿して下さり、今思うと本当に得がたい事で、感謝の思いです。

 

 

最終号を出した時に、コミックマーケット代表(当時)の故・米沢嘉博さんが「ダ・ヴィンチ」で紹介して下さいました。

「同人誌の歴史に残る」と書いて下さり大変恐れ多いですが、光栄です。

 

コミケがなかったら二人ともおそらく今漫画を描き続けてはいないかも知れません。素敵な「場」を、本当に有難うございます。

 

(普通(?)のサークルですが、現在もコミケには毎回参加しています)

 

 

コンビ結成30年記念といえば、やはり「ヒウリ」ということで、この度 本誌をKindle化することにしました。

 

引っ張り出すと30年前の「本」そのものは古いんですけど、こうして電子化すると何故かあまり古く感じない気がするのがなんだか不思議です。

 

30年前の同人誌をなぜ今電子化したのか、分かって頂くにはちょっと説明しないと…と思って書いていたらえらく長くなってしまいました。我々のヒストリーともなってしまいましたが、最後までお読み下さり有難うございますm(_ _)m

 

よろしかったら気軽に「ヒウリ」世界をお楽しみ下さい!

Kindle著者ページ

前記事の続き

 

なぜ、ヒウリを描いたのか?

描いてしまったのか(大袈裟…w)ですが、

理由として1980年代当時の漫画界への一種のアンチテーゼのようなものがありました。

 

我々は昭和30年代後半の生まれなので手塚治虫先生はじめ今の漫画の始祖を作られた巨匠の先生がたの作品群を、ヨチヨチ歩きの頃から楽しんでまいりました。

 

幼少の頃は親から「漫画ばかり読まず勉強せよ」とみんなが言われたもので、「子供のおやつ」「単なる遊び」「勉強の邪魔」「内容がくだらない」「ウソばっかり描かれてるリアリテイのないもの」と社会的に低く見られていた時代です。(こう羅列すると今では信じられないですね!!でもそうだったんですよ!!)

 

でも漫画が大好きで、超超ワクワクしてどっぷり漫画づけの幼少〜思春期を過ごし、漫画を糾弾する大人や先生が敵で、隠れて読み、大人になったら絶対漫画家になるぞ〜!と心の中で叫んでいた、そんな子供が多かった時代でした。

 

そんな「隠れたるもの」のエネルギーが後にアニメブームの爆発やコミックマーケット創立につながっていきました。

(先ほど「大人や先生が敵」と書きましたが、そんな中で「火の鳥」を教えてくれた塾の先生や、数少ない漫画が好きな大人に懐いてた記憶がありますw。図書室に「カムイ伝」が置かれたのは中学校の時で、とても誇らしかったです)

 

そして漫画家を目指して投稿したりデビューしてみたりコミケに出たりしていたわけですが、

年月が経ち漫画の地位も向上し、

我々がいざ商業誌を目指す頃には漫画は「ハイレベル」時代で、少女漫画も少年漫画も、画力も構成力もかなり高い時代だったと思います。「ちょっと」描けるくらいではとてもプロになれなかった頃です。

それは漫画家たちの創作意欲も勿論ながら、社会への反骨精神や、漫画でもこんなことが出来るんだ、という気骨が生んだものでもありました。一般読者の目もかなり肥えていて厳しかったしハイレベルを歓迎していて、「オタク」が現れる少し前の「マニア」の時代でした。

 

どんどん「すごく」なっていく漫画を読者として楽しみつつも、若かった頃の気持ちとして段々とある種の「息苦しさ」のようなものを感じるようになりました。子供の頃にあんなにワクワクしながら読んでいたのに、面白いし、すごいんだけど、なんか、ちょっと、疲れてきてるような…

 

【ヒウリ時代の話なので、ここから姫川Hは狩鷹明(もしくは 明)、姫川Nは小野ぬい(もしくは ぬい)と表記します】

 

小野ぬいはヒウリの少し前に個人で商業誌デビューしていましたが、時代の空気にならって結構描き込んだ絵をしてました。ムリヤリではなく好きなように描いてたら自然とそうなったのですが、描きたいものをただ叩きつけるだけではなく「ここまで描けないと漫画家になれないのかなぁ…」というような事を考えていた記憶があります。

 

連載を一つ終えて短編を描く時に、狩鷹明に愛知から東京に手伝いに来てもらい、その修羅場中に「合作やりたいね!」という話になり、その原稿が終わって明が東京にいるうちにファストフード店で打ち合わせして内容をだいたい決めてしまいました。

 

〈ヒウリ予告本より〉

 

その頃の明は白土三平先生に激ハマリしておりまして、

その中でも小山春夫さん(当時の赤目プロのお一人)の描線にホレ込んで名古屋の古本屋を巡って白土三平作品は忍者武芸帳の貸本から大量に買い込んで、

「昔の絵なのに古くないんだ、今見ても新しいんだよ!」と温故知新。白土(小山)流のカラーイラストを〈きつね狩り〉で何枚も描いてました。

 

少年マガジン別冊 狩鷹が名古屋の古本屋で購入。

「ワタリ」は赤目プロでの小山さん作画の代表作のひとつ。

 

貸本は厳重に保管してしまったのですぐに取り出せないのですが、

雑誌「少年」の付録まで集めていました。

裏は当時流行の切手。

 

ガロは「カムイ伝」が掲載されている全号。

 

明が当時白土マニアじゃなかったら、ヒウリは忍者ものじゃなかったでしょう。

 

ぬいも幼い頃から「サスケ」のアニメに始まり白土忍者漫画は大大好きでしたので、

ぬいが小学校時代に発売になったKCコミックスの「サスケ」

昭和49年

 

合作は忍者ものにしよう、とすんなり決定。

〈ヒウリ予告本より〉

 

 

昨今のリアル志向で漫画界から消えてしまった親指一つのハムみたいなデフォルメの丸い足を一回漫画で描いてみたい、と実は最初はそんな動機で始まりました。

 

〈ヒウリvol.1より〉

 

描線はできるだけシンプルに、昭和の少年マンガによくあって消えてしまった表現を復活させよう。

設定は凝らなくていい。

ただワクワク読んでいたあの頃のマンガみたいな、

一度はやってみたかった「あんなキャラ」「こんな展開」

今じゃ恥ずかしくてやれないような事を

今でいうと「自分なりの萌え」ですが、そんなことが詰まってる少年忍者漫画にしよう。

 

かような感じで、創作オリジナルとは言っても、ある種の企画色が強い漫画でした。二人とも、元の「自分の絵」は封印して「ヒウリ」という企画を楽しんでいたわけです。

 

 

最初の話し合いで「現代のサッカー少年がタイムスリップして忍者になる」という案も出ましたが、やめました。

 

【「現代」がどっかでつながってないと読者がついてこない】

 

というのは当時の商業漫画のノルマみたいなもので、編集さんからも本当によく言われました。だからSFもファンタジーも時代物も全部、新人漫画家には描かせたくない。ファンタジーは「逃げ」だから、学園ものやスポーツものなどで「実力」と「人気」がついてからだったら描いてもいいよ。そんな風に言われてました。なので、SFファンタジーが描きたくても、我慢して学園漫画やファミリーもの漫画やスポーツ漫画描いて(描かされて)、長〜いこと描いてたらSFに向く画風じゃなくなってしまった…なんて話も聞こえてきました。(もちろん好きで学園もの描いてた方も大勢いたと思います)

 

今回はそういうのは全部なし。

商業誌じゃないんだから好きなように描こう。

 

現代ノルマなんか入れたら「ヒウリ」は本当につまらない漫画になっていたでしょう。考えただけでもつまらなくてゾッとします。本当にやらなくて良かった。

 

当時の思い出を書いていてもう一つ思い出すのが「漫画でアニメっぽい絵は描くな(新人に向けて)」という風潮。アニメを思い出すような絵を描いてると叱られるし、色々と猊塒瓩任靴拭アニメ大好きでしたから「アニメっぽい絵描いて何が悪いの??」と思ってました。90年代になったらそんな風潮は消えてなくなりましたが、当時は若かったし、反発心が結構ありました。

 

「〜でなければならない」ノルマが多い年代だったなーと改めて思います。

 

そんな当時のもろもろの閉塞感が「ヒウリ」の生まれた理由の下敷きとしてあるのですが、この記事の一連はぬい(姫川N)の目線で書かれていますのでまだ半分である事をご了承下さい。明(姫川H)目線の物語もあるとこれまた面白くなると思います。

 

ぬいは商業誌漫画のフラストレーションが爆発しちゃった感じで、ヒウリが楽しすぎまして…

明がちょっと引くくらい夢中になってのめり込んでました;

 

下敷きだけで長くなってしまったので一旦切って…

長くてすみません!!

ヒウリの事を分かっていただこうと思うと、その経緯をご説明しないと意味不明になるので…お時間がある時にお付き合い下されれば幸いです。

 

次回へつづく!

 

 

「ヒウリ」本誌、最終24号までアップ完了。

Kindleストアで全23冊が販売中となっております。

 

 

これが1987年から始まった、姫川明輝コミケ時代の合作第一号だと前記事でご紹介しました。

 

 

何せ30年前の作品ですから、

内容についてもう少し詳しくご紹介したいと思います。

よろしければお付き合い下さい。

 

 

表紙を見て「昭和の懐かし漫画みたいな絵だなあ…」と思われる方も多いと思いますが、ヒウリはあえてそれを狙って描いた漫画です。それについては後記事でまた詳しく…まずはお話しから…

 

 

昔々その昔、

仏さまのお使いで 天の営みを操る

ヒウリという不思議なけものがおったそうな。

過去に一人だけそのヒウリの力を授かった男がおり…

 

 

〈vol.1より〉

 

丙賀の里の大頭から

ゲン、葉月、ギンメ、姫丸、忍び狼シジマとテツ

4人と2匹が、ヒウリの謎を解明し、

その力を手に入れよとの命を受けて旅に出ます。

 

 

〈vol.4より〉

 

 

同じようにヒウリを狙う様々な忍者軍団との戦い

 

〈vol.7より〉

 

仲間との友情あり、悲恋あり、宿敵との激闘あり、

 

〈vol.2より〉

 

目にすればするほど謎が深まるヒウリとは、何か?

 

ヒウリ、という名前の出所は、アイヌに伝わる民話に登場する神獣の名前で、本で知り(その本の題名がわからなくなってしまいました、すみません…)それに漢字を自己流で当てたものです。

忍者漫画にする事は決まっていましたが、ファンタジー色も入れたかったので象徴的な神獣のキャラデザ(モデルは当時本田が飼っていたアフガンハウンドのアーサーです)を先に作り、名前を決める段になって本を紐解きました。

先ほど検索してみると、フリカムイがこれに当たると思います。

紹介してあった本には「ヒウリ」とカタカナで書かれていました。

 

ヒは毘沙門天の毘

ウは羽

リは…漢和辞典によると確か「水が流れる」という意味の字なのですが、

この「さんずいへん」に「位」で「リ」という漢字が常用漢字に無いらしく「変換の時に字が出てこない」という事態になり、写植を頼む時も特別に文字を作って頂いたり(今使っているMacでも出てきません)大変なので「ヒウリ」とカタカナ表記にすることが多いです。

 

 

話を戻しますが「ヒウリ」は

基本、1冊で毎回1話完結形式で続き物の長編ストーリーです。

 

本誌一冊に

・漫画1話

・おまけのページ(イラストや、企画ページ、レポ漫画など)

・読者コーナー

・お知らせ、次号予告

という構成になっています。

 

〈4話〉

 

〈20話〉

 

〈vol.1 漫画の後ろに各話の設定ラフやイラストを収録〉

 

〈何かと言うとレポートマンガを描いてました〉

 

〈巻末の読者ページ・ヒウリファンプラザ〉

 

〈vol.4予告・あとがきページ〉

 

〈vol.14の次号予告ページ〉

 

 

当時の創作同人誌では珍しかったと思いますが、

一つの作品を楽しむためのエンタメ色の強い作りになってまして、

同人誌でありながら「雑誌」を目指して作りました。

フトドキにも「商業誌ごっこ」なんて言っておりましたが、

当時の商業誌であまり見られなくなった楽しい昭和のノリをわざと随所に入れています。

 

そして10号作ったくらいでマンガだけをまとめた総集編を作り

 

19号で総集編が4冊

20号以降は自前の総集編は作らなかったのですが、数年前からオフィス漫さんに総集編と残りの本誌をお預けして電子化して頂き、各電子書店で販売中ですので、漫画だけをまとめてお読みになりたい方はこちらをご購入下さい**→ヒウリ全5巻

 

本誌の方は表紙、目次から、企画ページ、奥付、裏表紙まで毎回多彩に絵を描いており、それらは総集編には収録されていません。

 

特に神獣ヒウリは毎回目次や奥付などでバリエーション豊富なイラストが描かれました。

〈vol.20中扉〉

 

〈vol.14目次〉

 

〈vol.17目次〉

 

 

 

 

 

『「ヒウリ」を丸ごと楽しんで頂けるのはやっぱり本誌…!』と毎回力を入れて作っていましたので、もしご興味持って頂けましたら一度お試しを。

謎なノリに引くかもしれませんが…^^;

 

1987年といえば日本はバブル期で、日本人みんなが調子に乗っておりましたね。

同人イベントもどんどん巨大化し、コミケでは大手サークルに数々の伝説?が生まれました。

そんな時代の空気感や、流行っていたアニメもわかったりします。

 

〈vol.14 流行りものはすぐマンガに…〉

 

 

当時、イベントで買っていたけど途中に抜けがあるんだ〜なんて方はぜひ穴埋めして下さい*

 

 

 

次の記事でヒウリを描いた理由や、周囲で頂いた反応などをご紹介します。

 

 

ヒウリ本誌のVOL.1、2が本日公開中です!(画像にリンクあり)

 

 

私たち姫川明輝は二人組の漫画家ユニットですが、二人で商業誌デビューして姫川明という合作ペンネームするに前には 小野ぬいと狩鷹明の連名で主にコミケで創作同人誌を発表していました(小野ぬいはそれ以前に個人で商業誌デビューしていましたが)


その、アマチュア時代の記念すべき初合作作品が、1987年に始まった忍者漫画の「ヒウリ」です。

 

現在は単行本5巻分の漫画をオフィス漫さんに預けて電子化してkindleをはじめとして様々な電子書店で購入することが出来るのですが、

今年2017年の【30周年の記念企画】で、隔月誌で発行していた各号の「本誌」をスキャンして完全再現で電子化しました。


マンガ1話収録に加えて各話の設定資料や特集、イラストなどのボーナスページ、ファンプラザなど、1冊丸々ヒウリ世界を楽しめる雑誌のようなエンタメ本の作りになっています。

 

これから2号、3号…と次々公開する予定です。

 

80年代バブル時代…同人誌もかなりのバブルに沸いていました。


コミケはTRCから晴海に戻りどんどん巨大化していきました。


その当時の乱痴気騒ぎ的な悪ノリな空気感がそのまま詰まっていて当時を知っている人にはまさにタイムスリップ。


今年テレビではバブル時代が再流行したり、若い人たちにも興味を持たれていますが、今、初めてヒウリを知る方も引き込まれる事うけあい…かも?!?^▽^;

(当時の〈小野ぬい・狩鷹明〉の連盟名義は現在のペンネーム姫川明輝に書き換えています)