UAE訪問最終日(2013/09/08~09)

 昨日までのイベントをやりきって気分は清々しいですね。
JODCOの皆さんは早朝から昨日のイベントの片付けを終えて来られました。本当にお疲れ様です。

さて今日は鷹狩りにはかかせないファルコンホスピタルと、猟犬のサルーキセンターの見学の日です。その後に政府関係者の方のお茶会に女性陣が招待されています。そして夜は砂漠のホテルで宿泊というスケジュールです!
本日も刺激あふれる日となりそうです。


ハヤブサ専門の病院です。
ハヤブサがこの国では手厚く保護され…
う〜んちがいますね。
保護ではなく特別な人権?を認められている気がします。
こういう施設が存在する事自体がそれを現していますよね。

病院であり、世界中のファルコナーが学ぶ場所であり、観光客の見学施設でもあります。

度々書いている事ですが私達は動物が好きで常に身近に感じていますので、ここにを訪れるのは非常に楽しみのひとつでした。
アブダビの郊外を少し走ると、砂漠の真ん中にその施設はありました。
車から降りると今日も昼間はとても暑いです。
上から太陽が照りつけるのじゃなく、周り中から熱気が押し寄せて圧迫されるような感じです。砂漠の国だからカラっとしているかと思ったらとんでもなくて、沿岸部は結構湿気があります。なので熱さ+湿気でかなりキツいです。

中に入ると冷房がホッとします。

館長さんは女性でドイツから招かれた鳥専門のドクターです。
彼女のお顔はよく知っています!セドキ氏に頂いたハヤブサ専門の雑誌(アラビア語)にたびたび載っていて大変存在感があって気になっていました。お会い出来るなんて光栄です。
パネル展示のお部屋で、まずこの国のハヤブサについていろいろレクチャーを受けます。




何処か映画的なキャラクターな感じがしますね^^。
ハリウッド映画には必ずいそう^^。
アバターの博士とかw。



これは鷹専用のパスポートなんですって!
なんと、この国ではこれがあるとUAE国内に限っての事かと思いますが、飛行機の「客席」に主人と一緒にハヤブサや鷹が乗れるんですよ!
本当に特別なんですね!
日本の感覚では、全く信じられませんが(盲導犬ですら難しかったりもしますし)国が変わればいろんな価値観が変わって大変面白いですね。




さて次は診療所です。
患者が沢山待機しています。



大塚さんはこのホスピタルの2005年第一回の研修生で3ヶ月ここで勉強したそうです。



一羽のハヤブサが診察台に連れて来られました。
その後台に乗っている筒に頭を入れて麻酔をかけられ、脚の傷の治療&爪のケアなどされました。
麻酔はものすごく難しい技術ですが、この病院は世界のエキスパートが呼ばれている病院ですので、まず心配はありません。麻酔はとても弱く、頭を筒から外すとあっという間に目が覚めます。


その後、みなで手に据える体験をさせて頂きました。


榊原さんはいつも鷹に触れているのでやっぱり自然ですね。


来春には鷹匠の認定試験を受ける予定だそうです。


胸をこちょこちょ。



次に岡本クン。


おずっと。
初体験!


えへへっ


私達も同じく体験させて頂きました。



可愛い、そして美しい。うっとり。




ホスピタルが表彰された賞状ですね。




INPEX/JODCOブースに立ち寄って頂いたムハンマド・アブダビ皇太子と館長です!




これは、この施設がアブダビの観光名所としてもすばらしい施設だとして、世界中からの表彰されたトロフィーです。
残念ながら日本だけありません。
日本はどうしても鷹やハヤブサだけでなく動物に関してはその付き合い方が遠くなってしまいますので仕方ありませんね…^^;。

その後、鷹狩りの歴史ミュージアムがありましたので見学しました。


そしてお次は鷹狩りに必要な猟犬サルーキセンターの見学です。


繁殖、訓練、コンテスト、サルーキに関するあらゆる事がここで行われます。

日本ではこういった施設は盲導犬育成施設がポピュラーでしょうか。


丁度二匹の仔犬とその両親がおりまして、中に入ってスキンシップをさせて頂きました。


サルーキは日本ではドッグショーなどでしかお目にかかった事がありませんでしたが、以前凄く飼う事に憧れを持った犬でした。
サルーキは叶わなかったのですが、この犬と同じ仲間になりますが、砂漠の犬、アフガンハウンドを飼っていました。
まさしくこの体型の犬で全身ロングヘアーの犬です^^。
とても活動的です。


サルーキもとても活動的な犬です。


すらりとしたスタイルが美しい!


この二頭の両親の子どもが
下のわんこ。


えへっえへっ





運動場に案内されました。
普通は涼しい早朝か夕方しか訓練を行いませんが私達のためにわざわざ子犬を出してくれました。

猛烈な暑さで、人間も犬もうだりますw。


さぁっ兎を追う訓練です。
不思議ですがたまたまこの旅に来る前に仕事で描いていた、つばさ文庫の「シートン2巻」に「小さな軍馬」という、グレイハウンドを使う兎追いレースの話があって、その光景をリアルで見てしまったかんじです^^。
もちろんシートンは兎の目線の話です。食われる方の逞しさですね。
ここでは狩る者の目線なので、全く逆なのです。


わ〜〜いっ!
子犬にはまだまだ遊びです。
あまりの熱さにすぐあきらめて日陰に帰って来ましたw。


フウ暑いよ。お水ちょうだい。
私達のためにごめんなさいね〜〜^^;


さあ、もう帰るよ!暑すぎるしね!
10分も外にいるともう限界です。
人間の方がうだってやばい状況となって参りましたw。
もう、ほんと、これはヤバい。もうあかん。倒れる。
頭に黒いスカーフ、ヘジャブを巻くと熱気が遮られて少し楽になります。
これってほんとに砂漠の民族の知恵なんですねえ、と実感。

施設に戻ってひと心地^^;。
すすめられてビジターノートに先ほど会ったサルーキのラフ画を描きました。


2、3分ほど。


出来た。


センターを後にしてアブダビ市内に帰って来ました。
今度はアブダビの政府関係の方に女子オンリーでお茶会に招かれてますのであらためて出発です。(奥様がご一緒するので男性はNGになると言う事です)



お宅に到着すると、とっても美しくて素敵な奥様がお出迎えをして下さいました。
女性は髪と肌を家族以外の男性に見せてはいけないので、外出時は極めてストイックないでたちになりますが、家の中、女性同士では普通の服装、髪型です。
「Gold Ring」関係でずっと知っていた事ですが、初めて家の中でアラブの女性とお会い出来て実感としてわかりました。
お茶に招かれる、という体験をあらためて初めてさせて頂いたのですが、間合いを取ってさまざまなお菓子とお茶が運ばれて来ます。
アラブにはお酒がないので、かわりにみなで甘いものを食べる習慣があるとどこかで聞きました。
日本の懐石料理の感覚に近く思います。
和やかに奥様とアブダビの事、日本の事を情報交換しました。
(もう本当に英語勉強するよ!)と心に誓う私達でした^^;。
直接コミュニケーション取れないのがもどかしいですもの。
話がはずんで、そろそろ…という頃にはすっかり夜に。



この日のホテルは「砂漠のホテル」。
日本大使館の加茂大使の奥様が「とても素晴らしいホテルですよ」と言われていましたので、楽しみにしていました。

真っ暗な中2時間ほど、砂漠の中を走ります。
アブダビはほとんどが砂漠ではありますが、道路の脇にはきちんとライトもガードレールもあります。
それが本当に無くなると、まさしく「砂漠」。まわりは真っ暗。
満月だったらさぞ美しい砂漠の形が美しく浮き上がっていたでしょう。
車でしばらく走って行くと、その砂漠のど真ん中に突如…
オアシスのお城が現れました!
その門です。


そしてホテルに到着。
まさしくアラビアンファンタジー!!


入り口をくぐると噴水が!
砂漠の真ん中で水がふんだんに。なんて贅沢なんでしょう。


写真ではなかなか雰囲気まで伝わりませんが、とにかく素晴らしい場所でした。
最高のシュチュエーションと最高の贅沢を演出しているホテルです。
ディテールの細かさ、完成度の高さ、どれをとっても嘘くさく無くて、我に返るスキを与えないのです。素晴らしいです!
サービスも満点。
まるでこのお城のお姫様になったような気分!というねらいが見えてしまうのは、ハッキリ言って職業病ですがw、
そのドリームを人の技術でここまでパーフェクトに作り上げるパワーにこの国を見た気がしました^^。


ロビー


ロビーから伸びる美しい廊下。



お部屋の一角。


部屋のバルコニーから見た夜景。





一泊して朝がやって来ました。


朝起きてその風景をようやく目にする事が出来ました!

朝6時半くらい。まだ涼しい!

さ・ば・くー!!!
リアル、ゲルドの谷じゃないですかーーー!!(解る人だけ解って下さい^^)


上の砂漠の中央左に白い点と黒い点がかすかに見えますが、これは人で、
おそらくご夫婦で朝砂漠に出てお祈りをしてるんだと思います。
夫婦でも男女は距離をとってお祈りするんですね。
早朝の神聖な時間です。



いや〜しかしこのロケーションはすごい!
下の噴水、見覚えあるよ!!
子リンクと子ゼルダのデートの巻でw。(解る人だけ以下略)





ここは美しい砂漠のオアシス。


このころ午前10時をすぎるともう太陽が照りつけてジリジリ暑さが…


あ、あれは、↓朝食を終えた大塚さん達ではないですか!!


歩いて帰って来るの偉い。
朝食のビュッフェを頂きにとなりの棟までまで行くのに少し距離があるので、距離というより暑いので、バギーがお出迎えに来てくれます。
電話して「バギープリーズ」


わ〜いっ 砂漠の風を受けながら走ります。


ロビーの棟が見えました。
昨日の夜はあの入り口から入ったのだね。



レストランのテラスからの風景


あちらにもホテルがありますね。



朝食を食べてから12時の出発までホテルを散策します。


中庭には水路が…
もう何かのロケ地にばっちり!


この水路の中にハートは…ありませんw



さまざまな回廊を抜けて


そこかしこにツボ発見!
割りたくなりませんか?
(これも解る人だけ解って下さいw)

ロビーの隣はちょっとした博物館。
しつらえが美しいです。


アラブはかつては最も文化文明が発達した世界の中心地でここからあらゆる事が発明されて波及していきました。ヨーロッパの多くがまだまだ原始的だった時代。




階段も照明がロマンチック。



しばらく探索をして集合時間が来たので、チェックアウトしてアブダビに戻ります。


門をあらためて。
十字に道が抜けていて噴水がその中央にあります。


短い滞在でしたがとても楽しい時間でした。



又砂漠を抜ける帰り道。
昨夜は夜だったから解らなかったのですが
素晴らしいです!!
本物の砂漠です!!うっとりなロケーション。


ふたたびアブダビ市内に戻って来て、最後にモスク見学に行きます。


生まれて初めてのモスクです。
シェイク・ザイード・グランド・モスク。




う、美しい〜〜〜!


白とゴールドが青い空に栄えます。
何と静寂で神聖な空気なのだろう…。


清々しい広さです。



女性の見学用衣装を借りて着ていきます。
入り口からは裸足になり中に入らせて頂きます。



世界最大のシャンデリア。
下のカーペットは世界最大の手織りペルシャ絨毯です。
その広さに圧倒されます。
白…と言っても柔らかなアイボリーがものすごく癒されるんですね。
なんて落ち着くんだろうと。
ここに来させて下さって有り難う神様、と心の中で。


名だたる建築家、デザイナーが世界中から集められ、長い時間をかけて何度もデザインを見直し築き上げて行ったと聞きました。柱の角度デザイン、装飾、すべてが計算され尽くした世界で、それが非の打ち所が無い調和を生み出しています。
欧米の教会もいくつか見て来ましたが、教会は権威を感じる場合が多いんですね。
しかしイスラムのこのモスクはとても柔らかで穏やで優しい空気をかもし出していて、日本人にすっと馴染むものを感じました。
至る所の装飾で植物がモチーフになっていて、蓮にも通じる東洋的なものがありました。


これは毎日少しずつ変わる一日のお祈りの時間表の時計。
この時間になると、ここで多くの方がお祈りを始められます。
全部で4万人収容できるとか。
私達がいた時間はこの時間には当たらなく、がらんとしていました。

このモスクを立てたシェイク・ザイードは残念ながらモスクの完成を見ずにお亡くなりになったそうですが、モスクが出来て最初の式典は彼の葬儀になり、ここに埋葬されているそうです。


なんでしょうか…。ここ(UAE)に来てずっと思い出していたのが「ガル」なんです。(ちなみに上海は「竜は黄昏の夢をみる」のキヤとTJでしたw)
ここにいる間すごくインスピレーションやイメージが湧いて来て、なんだろう、少しトリップしたような感覚になりました。ヘブンにいるような。この写真も地面が水辺にも見えるんですよね。塩湖のような鏡の様な。
ガルの原稿は1993〜1997年という間だったんですが、描いている間、こんな感覚の空気感や世界観を感じながら描いていた時の事とシンクロをしたんです。
その頃は頭(意識)がイスラムに飛んでいたのでしょうか。実際は全く実物は知らなかったんですけれど。



ここで女子軍団写真をぱちり。
グレゴリアンチャント…ではないw

その後お土産を買う時間を頂きました。
この国に来て初めてですが、もう見てるだけで満足!


そしていよいよ日本に帰る時間が近づいて来ました。
最後にJODCOの上田さんのお宅で慰労会をして下さるという事で向かいました。アラブでの最後のご飯を頂きます。

みなさんお集りで。吉田さんのお母様も。
上田さんの娘さんはロンドンで育ってマイリトルポニーのアニメが大好きだったとイベント中にお聞きしてました。もう大人でらっしゃいます^^。
奥様が作って下さった料理はどれもすばらしく美味しかったです!
あ〜お寿司が美味しい…!
デザートのプリンも…*^^*
すべてをこなした充実感からでしょうか、癒されます。

今回私達がこのイベントに参加して、果たしてお役に立ったかどうかがとても気になりまして、直接上田さんにお聞きしました。

この国の訪問は初めてでしたが、観光ではなく、日本とUAEの交流振興を深めるイベントに参加させて頂いた事で、「国」という事をすごく意識しましたし、たった10日ではありますが、このUAEという国の成り立ちや空気がおぼろげながら解った気がします。
「ここは来てみないと本当に解らない」という意味がよくわかりました。
初めは自分達がここに来てなんの意味があるのだろうか?と思っていましたが、それはすぐ理解出来ましたし、慣れて行くとその間合いというか空気がだんだん心地よくなっても行きました。
上田さんからは、「今年は大成功でした」とお聞きしてホッとした次第です。
「このイベントに参加された人はその後何らかのいい事があるみたいですよ」
と言われて「本当ですか〜!」と。
今回UAEに来てもう一つの目的の「GoldRing」の宿題は持ち帰るのですが、セドキさんにも日本に来て頂く約束も無事取り付けられましたし(いろいろ上手く行きますように!)
本当によかった。
UAEの方が喜んで下されれば…それがとても大事な事なんですね。
とても素晴らしい経験や機会やきっかけを頂きまして、自分のこれからの人生の明らかに一つのターニングポイントとなる経験になると思います、間違いなく。
日本に帰ると仕事が山積みに待っています。このまましばらくここに滞在したいなぁと思ったりね^^。
最後は「あ〜まだ日本に帰りたくない…」を連発してましたw


最後に皆さんで記念写真で締めくくりました。
本当に有難うございました。


この後、飛行場に向かい、再びエティハド空港で日本への帰路へ。
次の日のお昼に成田に無事に帰って来ました。

つくづく喘息で休まなくて良かった!
結局喘息はアブダビ滞在中に治ってしまいました。

あらためて自分におつかれさん!



※ここに書かれたレポートはあくまでも漫画家姫川明の行動範囲の事です。参加した各人、様々な役目を持って参加しておりますので、これがこのイベントのすべてではありません。
どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

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2013年09月30日(月) 12:34 by Akira Himekawa [ Edit ]

UAE/ADIHEX乗馬狩猟展示会その6(2013/09/07)

ADIHEX4日目。


四日間通ったこの会場も今日が最後。




最後の出勤です。

いつものようにレディースオンリーゲートから入り





この眺めも今日までです。
4日なんてあっという間。今からもう淋しい気分。



大塚さん、榊原さん。
最終日がんばりましょう!





開場前にみなで少しだけ鷹を据えさせてもらいました。
結構重いです。
これを一日中って腕が疲れませんか?と聞いたら大塚さん「疲れます」
ですよね。でも毎日淡々とこなしてらっしゃいます。
みんなプロです!





セドキさんが「おはようございます!」と来ざまにバサっと机に新聞を置いて行きました。
あれっ!


おう、英字新聞にも取り上げられました!
2紙に載るとはすばらしい*^^*



さあ、今日はなんでも描くぞという気持ちで気合いを入れる!
サービスするぜぇ!



アラブの鷹匠とシロハヤブサを描いたポスターが売れました!
この方は…マスコミ…でもなさそうなんですけど…?



「この絵はいい!」うわ〜
アラブの方にそう言って頂くのはうれしいです!






ありがとうございます!




今度は「Gold Ring」2巻の表紙。


ノベルティのTシャツをもらった子達が、
3人で着て、また来てくれました♬


こういうのうれしいなあ。
シュクラン!!
シュクランはアラビア語でありがとう。唯一覚えたアラビア語…^^;



男性からご自分の似顔絵のオーダー。
写真を預かり…これは…鋭い視線でカメラを構えた渋い姿が…

一時間後、完成。


なんだか写真を見たら「ゴルゴ13」のような絵しか浮かばなかったのでこんな感じに!w


ノートに何か描いてほしいというリクエスト。
悪い意味ではなく描いてくれるならなんでも!という雰囲気でした。
なら馬にしよう〜
(動物の方がラクですね…^^)


オーダーをくれた女性はマンガを描いていて、日本に来て漫画家になりたい!ととても熱く語ってくれました。お母さんもアーチストだそうです。


その夢は簡単ではありませんが、彼女の瞳の輝きを見ると
この国に習って言うならばあなたに神のご加護と幸運を、と祈らずにはいられません。


昨日娘さんを描いた向かいのブースのおじさまが、今度は娘と自分を一緒に描いて欲しいと来ました。な、なんという親バ…じゃない(コラ!!)
とにかく娘を愛してやまないのだなあ〜〜と 羨ましいですよ。(うちの親父なんて…いや言うまいw)この絵をとても気に入って下さったのですね。






このぼうやは1日目から毎日来るのでもう顔を覚えたよん*
笑顔が最高!!


この日はお父さんと来れたみたいで、「Gold Ring」を2冊買っていきました。
あんまり可愛いのでサインと一緒に簡単ですが似顔絵を描いたった。




TVのカメラが来て「この場で鷹を描いてそれを撮影させてくれないか」というオーダーが来ました。
うっ、ついに来た。でもどこかで一度はライブペイントをやらねばいけないだろうと思っていたので腹をくくる。



描いてたらギャラリーが



ギャラリーが増えて行くのですが…
カメラもあるし、周りに目があると思うと緊張してしまうので、絶対に見ない!見るのは手元と紙のみと言い聞かせて集中!




時間はかけられない。ほとんど一発描きに近い。
あんまりまごついているラインは引きたくは無い。



空気がぴんと張りつめる。



人がひと〜り、ふた〜り増えてゆく。
こんな風に腕組んでガン見されてヘッポコな絵など描けねえ!!
日本の漫画家のコケンに関わるぜ!!とばかりに気合いを入れ直して無の境地w。
手を高速回転。

水墨画の技法を使って、




このとき実は一点集中しすぎてアドレナリンが上がりすぎて、手が震えだしてしまい
「ヤバイ!こらっ!手ふるえるな!」と必死に心で言っていたのですよw。





なんとか完成!数分の出来事。
久々に高速描きをやってしまった。血圧に悪いねw。

で、終わると後ろで控えていた別のメディアが、今度は
ADIHEXのロゴマークを描いて欲しいというリクエスト。
馬と鷹ですか!?
うん、得意でよかった…と心の中で思う。


でもそのまま描くのはつまらないので、


とっさに「マンガ風に描きますか?」と聞いたら
すごく喜んで「ああ、それでお願いします!」




自分が得意なキャラにアレンジする。





後で写真確認したら、前の人ずっとiphoneで動画を撮ってますw




さっきとは違ってマジックを使ってポップな絵にします。
(手塚先生ありがとう)



出来たかな。最後に、



サインを入れて…完成!!

おお〜!とギャラリーから声が沸きました。



緊張から解放されてホッとする…



最後に記念撮影。


自分が動物描くのが好きでよかったとこの時程思ったことはありません^^;




すごい時間だった…。今日のハイライトだったかもしれない。
ドッと疲れた…ので休憩に出ます。
ケーキなど甘いものを食べて癒す。




休んでたらアニメクラブの彼が、娘さんを連れて来ました。
あれっ、似顔絵描いたチビミミちゃんですか!

かわいいなあ〜そして団扇。いい画ですねえ。



最終日の夕方に近づくにつれてすごい人でノベルティのグッズももう残りわずか。
たくさんの人がわざわざうちわをもらいにブースに来てくれたり、
カップ、Tシャツ、ほんとに大好評でした。
作って良かったですね〜!和田さん!

はじめなぜこのブースに空間がこんなにあるんだろうと思いましたが、
この中にお客人を招いて交流スペースだったんですね。よく解りました^^。





あっ、シークのコスプレですか!?


彼女もアブダビアニメクラブのメンバーです!




最後の追い込み。まだ描いてます。




息子さんとお母さんのツーショット!
この絵はいろんな事が間にあってなかなか出来上がらなかった。やっと完成。

これもお向かいのブースから頼まれたので、長野が「出来ましたよ」と渡しに行き、ふと振り返るとただならぬ人の波。ピンと来ました。シェイクのご一行だ!!
し、しまった、こういう時にはブースにいないと!しかし通路はもう人でいっぱい。3メートル先の自分のブースに帰れない;;
みえたのはセキュリティアドバイザーのシェイク・ハッザでした。
今まででお会いした中で一番若い方で、日本ブースを一旦通り過ぎたのですが、お付きの方が声を掛けて振り返って戻って来られ、なんと声を掛けて頂き…セドキさんがお話を。
長野はその間になんとかかんとか人波をくぐってブースに辿り着いてみんなと一緒に整列。焦るなあもう…;;;
色紙渡しに行ったホンの数秒の間にどうしてこういう事に…;;
しかしシェイクに寄って頂いたので良かったですね;

ほんとに心臓に悪いとうか…しばらくグッタリしてました^^;



日本人学校の先生の息子さんで郁太朗くん。
アブダビで育っても大和魂を忘れずに^^


さあそろそろ終盤です。




セドキさんのお友達のアミンさん。
ゲームデザイナーをやられてるそうです。
この絵は武者絵展のもの。馬と日本繋がりで合うので展示させて頂きました。
この後彼の会社のインタビューを受けて少しゼルダの漫画の事を質問されて話しました。

REKIのポスター、女子にお嫁入りすると嬉しいや♡



今回のイベントではセドキさんと空いてる時間に「Gold Ring」について、話す機会があって良かったです。その度に社員の方みなさんに通訳して頂きました。
このイベントがなかったらセドキさんをこの後日本に呼ぶ事は実現出来なかったと思います。







9時半をまわって…そろそろ片付け。



あ〜ADIHEXが終わってしまう。
今年の2月からずっとずっとこの4日間のために、意識が切れることがなかったです。重要なイベントになる事はわかっていたので…しかし私達も初めての事で心配も色々あり、大量のエネルギー使いました。それが、ここに結実して終わります。
スポーツのような勝ち負けで結果が出るものではないですが、それぞれの胸中は満足感でいっぱいでしょう。




メンバー皆で記念撮影。




ネオンが光る夜の会場。さようなら。もしまた来る事があれば…


最後にオマケ、
この日は2020年のオリンピック最終選考会でした。
夕方休憩の時、岡本君が教えてくれたので思い出し(聞かなかったら忘れてました;)結果が出るのは日本時間だと朝の5時くらい、ということはアビダビは夜中の12時くらいです。ホテルに帰って初めてTVをつけました。しかしどっこもやっていない。チャンネルをいじってたら、なぜかNHKがあって(しかし放送は英語)選考会の中継が始まりました。よかった、見れそう!
NHKだけど、こちらからの目線での放送です。

UAEの中での日本の存在感をPRする為に一生懸命働いた日々を終えて、その実感としては
「世界の中で日本は今ポテンシャル高いな〜」と肌で感じていました。
「日本取るよ、きっと!」
と妙な確信が湧いていました。

「TOKYO!」

おーっし!!やったーー!!

あの太田選手の歓喜の涙をUAEで見たのでした。
偶然にもこういう中でこのシーンを見てしまって、オリンピックのプレゼンで頑張っていた彼らにものすごく感情移入してしまった。
やりきったんだろうな〜と共感性が持てたんですね。


とても思い出に残る夜になりました。
これはきっと自分にとって偶然ではない出来事なんだろうなとふと感じてしまいました。

何と言っても、ここはあの「アルケミスト」の国なんですから。



さて、明日は最終ファルコンホスピタルの見学です!
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2013年09月29日(日) 17:31 by Akira Himekawa [ Edit ]

UAE/ADIHEX乗馬狩猟展示会その5(2013/09/06)

ADIHEXももう3日目。
ホテルが変わって眺めも変わるw

 

金曜日は日本や西洋の日曜日に当たる休日で、ファミリーデイ。
セドキさんも金曜日は家族サービスしないといけないので今日はお休み。
私達も午後2時半ごろ会場に出勤すると…

今日の朝刊を渡されました。


おお、アルワハダモールの記事が載ってるではありませんか!
アラビア語なので読めませんが、
でもスゴい!!
アブダビでかなりの人が知ってくれたと思います。



この日もマスコミが沢山取材に来ていました。



お向かいのブースの人から「娘を描いて欲しい」というオーダー。
特に宣伝も何もしてないんですが、こっちで何をしているか見てるんですね;
どう見えるのかなあ。
あずかった写真は馬と一緒の女の子。
競技で優勝した時の写真でした。
これは集中しないと、騒がしい所では描けないのでちょっと中座して、控え室の中にこもって描かせてもらいました。



気分転換にちょっと会場を歩いてみる。


アブダビ警察のパレード。大音響の演奏です!
これは人の隙間を縫って撮影したのですが、周辺はものすごい混雑。




やっぱり休日なので一番人が多いです。にぎやかしい。






ハヤブサ売り場も商談が白熱した雰囲気がしてます。



今日は祭日のにぎやかしさがありますね。
夕方から白熱して来ます。



みなさん日本文化を楽しんでいます。
お茶のコーナーが人気なのは、来てみてわかったのですがこちらにもお茶の文化があって、どこに行ってもすぐ「まあかけて」「お茶をどうぞ」と小さいカップが出て来るので、なじみやすいのでしょうね^^


この日もベンさんが来てくれました!
どうやらADIHEXに来るのは今日までみたいで…
また会えたらいいなあ〜。アルアイン動物園に行けばいいのか。
こういう出会いは楽しいです。



「漫画似顔絵」は相変わらず大繁盛の大忙し!
時間的に一杯で少しお断りせねばならない事も。申し訳ないなあ…。


息子を、娘を、描いてくれ という依頼がじつに多いです。
ほんとに子どもが可愛いんだなあ〜という感じで、微笑ましいです!
めいっぱい可愛く描いてあげたくなります*




また「バックに桜を」のリクエストがありました。
桜といえばやはり日本を象徴する花ですね。
壁面パネルイラストにも桜を散らしてありますが、やはり喜ばれます。
私がアラブ的というとやっぱりベドウィンに惹かれるのと一緒ですよね。



出来上がり!





娘さんのおみやげを選ぶお父さん♬




一緒にいた息子さんが「ぼくもほしい!」
「ウーム」と言っているかはわかりませんが…



「これ!マンガほしい!」ありがとう〜。
お客さんは吉田さんたちにまかせて手を動かす。
あ、でもサインしないとね。
アラブの漫画GoldRingが一番らしい場所で売られて、ここに住んでいる子どもに喜んで買われて行く。日本でも委託で売ってはいますが、どこか違和感を感じつつ来ましたから。この光景が自分の目で見られて本当にうれしい〜^^
「漫画」であればなんでもここに置いて良い訳ではないので、この展示会に合う物だけです。
夏に出したアニマルイラストレーションは大変合っていたと思います。
子どもがよく手に取ってくれたよ^^。
REKIの絵も気に入ってくれる子も多いのは、ここが銃も隣で売っているからかしらんw。
どこか獲物を狙う鷹の目線の絵ですし。日本ではこういった鋭さはあんまり受けないんですけれど。
でもiPhone率が低くて…^^;。



色紙を中断してiphoneケースにサイン。
買ってくれるのは間違いなく嬉しいのですが、本を売る、グッズを選ぶ、渡す、質問攻めetcがひとつの机で全てが回ってるのでそこでまた絵も描かなきゃいけないのが辛かった〜><。絵の集中力が維持出来なくて…。プレッシャーで何倍も疲れます;ただのヘタクソなのかも知れませんが、自分にとって絵を描くのは神聖な行為といったら大袈裟かもしれませんが…これで生活していて、ここでも料金頂いていますし、失敗だと思う絵は渡したくないんですね…。受け取る人には自分の納得するいいものを手渡したい。
皆が知っている漫画のお約束も通じない初めての地で「な〜んだ、マンガってこんなものかぁ」と思われちゃアカンかなと頑張っちゃいました^^;。
色紙渡した瞬間に解るんですよね^^;。その人の喜び具合で。外したか満足してくれたかっていうの。自分の中では一枚外してしまったものが実はありますw。そう言うときお金頂くの申し訳ないな〜〜っと思う訳です。リクエストが再度来て私の子どもも!!とかこの人もお願いします!!と来たら大成功!!
先日クルム伊達選手が日本のオーディエンスの溜息にキレたとニュースで見ましたけどわかるなあそのキモチ^^;ピーク時には自分も何度かキレそうになりました;机がもうひとつあったら良かったのかも知れませんがスペース的に難しいのかな…
ジレンマですね。でも社員の皆さんががんばってサポート、お客さんをさばいてくれているので、こちらも頑張ります。とにかく今は手を動かす!
このパフォーマンスが、ここで求められている事でもありますから。




ふーなんとか出来上がり!


忙しくて写真は撮れませんでしたが、この日はこちらで働いている日本人の方も家族連れで多くみえてました。「今年はずいぶんポップですねw」と仰ってるのが聞こえたり。みなさん毎年このイベントの日本ブースを訪れてくれてるんですね。

親がこちらに赴任している子ども達はジャパニーズスクールに通うわけですけど…、白いカンドゥーラ着てとことこっとやって来て「マンガください」と流暢な日本語で話す子がいるのには驚きました。そして大変行儀がいい。行儀を学ばせたくて日本学校に入れるUAE人がいるのだそうです。そういうのを聞くと…なんというか、日本人があたりまえに出来る事が決して当たり前ではない…勿論その逆もありますが…しかし至る所で日本人がリスペクトされているのを感じました。色々考えさせられます。



お疲れ様です、休憩して下さい、とうながされてブースを出て交代で夕食を取りに行きます。この日も宿舎の方が作ってくれたお弁当。実は海外に行く時は食欲の無い時のために日本食を持って行くんですけど今回はまったく必要なし^▽^;
毎日ご飯食べれて体調もだんだん整っていく感じでした。助かりました!



今日は吉田さんも艶やかな和服姿!
吉田さんもアブダビで赴任中です。暑さにももう慣れてしまったとか。




さあ、明日はいよいよ最終日ですね。
cetegory : 海外イベント ✤ - ✤ - ✤ -
2013年09月29日(日) 17:00 by Akira Himekawa [ Edit ]

UAE/ADIHEX乗馬狩猟展示会その4(2013/09/05)

 ADIHEX2日目!
昨日は結局ハマダン殿下の視察はありませんでした。
ナヒヤーン殿下への訪問は加茂大使が再度アレンジをして下さり、一応今日の夕方伺う事になってはいるのですが、ハマダン殿下の視察次第、という状況は変わりません。
果たして…今日は…一体どうなる!?
ナヒヤーン殿下にはぜひお会いしたい…どうしてだかわかりませんが直感的に。


朝ホテルで突然「皇太子が会場に来ているらしい!!」という情報が飛び込んできました。
私達は日本からの疲れが抜けなくて一度このあたりで回復をしっかりしたいなぁという思いがあって少し遅れる感じで支度していました。
その連絡を受けてあわてて準備、迎えに来た吉田サンと会場を走りました!
なんとかブースに間に合ってスタンバイします。

開場早々、ポスターをお買い上げになった人がいてサインを入れます。



そして一気に緊張するブース。
全員起立して静かに時を待ちます。すると…向こうから衣を揺らした集団がこちらに近づいて来ました。その様子なんと言ったらいいでしょうか。威光があるというか…
こちらの人たちみんなカンドゥーラを着て歩いているので日本人にはなかなか見分けがつかないのですが、一般とは明らかに違うオーラみたいなものが集団そのものから漂ってるというか。それにしても大人数が。

ムハンマド・アブダビ皇太子でした。
安倍首相が5月のUAE訪問で会談した方です。ほんもののロイヤルです。
日本のブースに寄って、JODCOさんとお言葉を交わして、去って行かれました。


皇太子ご一行が行かれる最後の後ろ姿を一枚だけ…

王族の方達は鷹狩りやハンティングがお好きな方が多いとのことで、
もちろんそれほどご興味ない方もいらっしゃる、ということですが
義務でなく好きだから、会場に足を運ばれるそうです。
しかしブースに皇太子がお寄りになる、というのはとても栄誉ある事で、大変な事です。
日本だったら皇太子殿下が寄って行って下さるのと一緒なので…

しかしいつお見えになるか全くわからないので、基本いつもブースにいた方がいい、という事なんですね…

ナヒヤーン殿下も今日の朝みえたという情報が。
え!?ここに来られたんですか!?
その時私達は多分ホテルから移動してたか、走っていたか…えええ残念…
でも殿下のお付きの方がJODCOさんに「今日、来るんでしょ?」と仰ったとの事でした。
もうそういうお話になっているんですね。それは是非とも…
それで…ハマダン殿下の方は?
いや…まだわかりません、とのこと。

やきもきしますなあ…

ハマダン殿下の状況がまだ解らないので、今日のナヒヤーン殿下の訪問も結局またどちらかが残って、分かれて欲しい、と言われまして、
「昨日大使がせっかくああ言って下さって見送ったのにまた同じ事するんですか?」
と、ちょっと緊迫した話し合いがあったのですが、JODCOさんの事情も解りますが私達としては夕方の訪問は二人で行きたい旨を強く伝えました。
一瞬どうなるかと思いましたが理解して頂いて、二人で行ける事になりました。
本当によかったです。
(実は恒例の直感では、人の思惑や感情とは関係の無い所で風が吹いていて、その流れに逆らって止めてはイケナイ!!という感覚があった事と、どうも本日この後イメージは平で、ハマダン殿下のオーラを感じなかったので来られないのではないかと感じ、少し賭けてみました^^;)


夕方まで時間があるので気を取り直して着席。




ハーイ!
あれっ、ベンさんだ。
日本ブースまで来てくれたんすかー!


この人に会えるとなんかうれしい^^


お客さんから「マンガ風の絵で似顔絵を描いてほしい」というリクエストがありました。


それは面白いかも。



下描きサラサラ



ちょ〜っとお待ち下さいね。



彼女のヘナタトゥーが美しいので撮らせてもらいました!
愛知万博の時に見た事がありますが、確かヘナという染料で描く伝統的な消えるタトゥー。




筆ペンでペン入れし…




ベタ入れし…




色着けして…




完成〜!
とっても喜んで頂きました!

この「マンガ似顔絵」が大人気でこの後ほとんどこれを描く事に(@▽@)


さて、そろそろ時間です。
この日ホテルを移動して会場から歩いて数分の所に引っ越したのですが、昼間チェックインしてそのまま出かける事に。

私達とセドキさんと榊原さんと、結局会場の様子からハマダン殿下の視察は今日もなさそうだという事で、ブースに残る予定だった上田さんも行く事に。
(直感は正しかったという事で…よかった^^)

車で一昨日も伺った大使公邸へ。
大使から「何もないかもしれません。でもその場を共有する事が大事なんですよ」
殿下を訪問する時の様子をざっくりと教えて頂き、いざ出発。


ナヒヤーン邸の客間で殿下に拝謁する事が出来ました。
素晴らしい時間でした。ご挨拶出来るだけでも本当に凄い事で…
円形の大広間の上座にゆったり座られている殿下に、まずは歩み寄って大使を先頭に一人ずつ握手してご挨拶したのですが、殿下の手はものすごくフワっとして柔らかかかったのが印象的でした。厳しそうな中にも大変優しそうな空気と威厳を纏われたお方でした。
広間の壁に添ったソファに沢山のお客人がずらりと掛けておられる中で、殿下の左隣のスペースに座らせて頂きまして、殿下のお言葉を待ちます。大使から私達の事を日本から来た漫画家です、とご紹介をされ、殿下からエキシビションはどうでした?というご質問を頂きました。「大変興味深く、面白く、楽しんでいます。私達は馬と鷹をとても愛していて、日本ではこういうイベントはないのでとても感激しています」とお答えしました。殿下は「(ADIHEXは)世界最大の狩猟展示会ですよ」とにこやかに仰られました。
その後セドキさんが「Gold Ring」の単行本を取り出して殿下にお渡しし、シェイク・ザイード・ブックアワードを受賞した報告等をされていたと思います(アラビア語)。なんと殿下はその事と「Gold Ring」をご存知で、セドキさんの感激ぶりたるやその後大変なものでした!

広間には5分に一回くらいの割合でお客人がお見えになり、アラブ人だけでなく西洋人、察するに世界各国から要人レベルの偉い方達が殿下とお話をしに見えたんだと思います。そして殿下に近づいてお話しする順番を待たれます。新しいお客人がみえる度にアラビア式のお茶やコーヒーが振る舞われます。こちらの作法で必ず右手で受け取って頂きます。コーヒーもティーもとても美味しかったです。
その後頃合いを見計らって(その頃合いがとても難しいのですが;)席を立ち、お客人達一人一人と握手をして殿下に最後のご挨拶をしておいとまさせて頂きました。UAEで、日本にとって未来的に良き関係が発展しますようにとおこがましくもちらっと祈った瞬間でした。個人的には漫画の未来も。
あまりにも普通な流れがあって、自然に運ばれて行く感じが、これは自分の力じゃないと自嘲しつつ、この先色々な課題があるんだと思いますので、これからは一歩一歩ですね、取り組んで行かねばと思います。

加茂大使には、本当に有り難うございました。

場はとても静かなんですが、大変エキサイティングな、貴重な機会でした。
唯一残念なのは、英語が出来たら自分で自分の事が話せたのになあ…と…
今回ほど英語の必要を感じた海外はなかったです。アメリカより感じました。

興奮さめやらぬ中再びADIHEX会場へ戻ります。



さて、 マンガ似顔絵の注文が。待っててもらうのも大変なのでまずiphoneで写真をとって
「1時間後くらいに取りに来て下さい^^」
「バックに桜を描いてもらう事出来ますか?」
「桜ですね。オッケーですよ!」





完成〜!
名前を入れるから、と聞いたら日本語で「かぜのこえ」と入れて欲しい、と言われてびっくり。日本をほんとにお好きな方なんですねー!
ありがとうございます。

その後、全部は写真を撮れなかったのですが…

アブダビアニメクラブの男性が娘さんを描いてほしい、とのことで、このあたりから本人じゃなく家族、子どもの注文が多くなって来ましたぞ。
「これを笑顔で描いて欲しいんですが…出来るでしょうか」
「おやすい御用ですw」





こんなんでどうです?*^^*
お名前は?と聞くと 名前のほかにチビミミと入れて欲しい、しかもチビとミミは少し離してという細かいリクエストが。
その後にもチビという言葉をリクエストされた記憶が…
こちらでちっちゃくてカワイイものを指す日本語として静かに流行っているのかも。
おそらく「チビキャラ」とか、でしょうね。


波乱の2日目を無事終えて解散。
歩いてホテルに帰れるってとても楽で便利…お疲れ様〜!
明日は金曜日(こちらで日曜日に当たる休日)で午前中はお祈りがあるので、会場が開くのも遅いという事でちょっと余裕で来れるかな…
cetegory : 海外イベント ✤ - ✤ - ✤ -
2013年09月29日(日) 00:21 by Akira Himekawa [ Edit ]

UAE/ADIHEX乗馬狩猟展示会その3 (2013/09/04)

 2013年9月4日。

イベント本番の乗馬狩猟展示会ADIHEX2013の一日目です!

朝10時前に会場入り。


大塚さんと榊原さんは今日から鷹狩りのいでたちで出勤です。カッコイイっ。
和田さんはホテルから着物。着物なのに沢山荷物抱えて大変です;駐車場から入場ゲートまで少し歩かねばならず、荷物が多くてが困っていたら、手伝ってくれた人がいてすごく助かりました!有り難う!*^^*

実は私達も和服を用意しようと思っていたのですが、レポートでも書きましたが、
時間、体調、用意 どれも全く余裕が無くさすがに無理でした;。
着物って着慣れていないと気力入りますもん^^;。

こちらは入口は男女で分かれているので我々はレディースオンリーから入ります。
空港でやるみたいな荷物検査があるけどそんなに厳しく有りません。
男性用は並んでますが女性用は空いているのですぐに入れて助かります。


さあ、ブースに着きました。いよいよだ。





先日ご紹介した施工会社の高橋さん!
無事オープンになりましたねー!
この日ご挨拶したら「じゃ、私はこれで日本に帰ります」
…え!?イベント中いるんじゃないんですか?
「私の仕事はここまでなんで…」
そうなんですね。ずっとご一緒だと思ってたので残念ですけど…。
お疲れ様でした!お気をつけて〜!



ツイッターにもアップしましたが人間を並べて大きさを比較w



何やら感動を噛みしめてしまいました。
長年漫画家をやってきて、コミカライズだとタイトルを派手に(連載雑誌等で)持ち上げられる事はあっても、(誰かがデザインしたものでない)自分自身の絵を派手に扱って頂く事は意外と無縁でしたので、やっぱり嬉しいですね。
感無量と言いましょうか。
今年は漫画家デビューしてこの10月で30年になるので、とても素敵なプレゼントを頂いた気持ちです。
様々な皆さんが、こうして形にしてくれてるだけで、もう感謝感謝なのであります。
同時にどこか慣れてなくて、こそばゆいですがw。
「GoldRing」がUAEの鷹狩り周辺でよく知られていた事で来た依頼ですが、フィーチャーするのは「日本」だったからお引き受け出来た仕事です。
ちなみにこのイラスト、キャラクターは、「GoldRing」とは無縁です。

実は今回を機に、「Gold Ring」に関しては権利関係はじめ色々な見直しがされる事となり、「これは自分達の作品タイトルでもある」と声に出せる立場になりそうですので、堂々と胸を張れます^^。

記事の内容とはちょっと違う話になりますが、
2006年に「Gold Ring」を描き始めてここに来るまでに、「描く」作業以外のところで一言では言えない非常に複雑な経緯があり、8年間にわたって様々な事で本当に苦しんだ事が多かったのですが、何とかせねばと粘り強く活動して来た結果が報われていきそうです。本当に良かった。
権利や契約書に関して慎重になり詳しくなったのは、その体験がきっかけです。
(漫画家は元々そういう事には疎い人種で、契約書なんてものがこうしょっ中飛び交う様になったのもここ10年くらいの事ですが、堅苦しい書類を読むのは苦手で出版社にまかせきり、内容もよく確かめないで判を押す、なんてのが当たり前で、我々もご多分に漏れずそうだったわけです。今は漫画家も契約書に随分敏感になりました。)
当時の“日本側”の、出版契約としてはずさんな仕事で長年苦しむ事になった訳ですが、結局その日本の漫画家を軽んじる行為が「GoldRing」が途中で流れを止める原因の一つとなったとも感じています。

日本人側が顧客であるセドキ氏の方しか見ず、肝心の漫画を制作する日本人の漫画家の権利を全く守らなかった訳ですが、日本に裏切られたような気持ちのトラウマをなんとか自力解決したく、それを解決する為に、個人で長年動いて沢山の人達に相談しました。
アラブに関係する方達には非常に興味を持って下さるのですが、いざ肝心の漫画界となると…快く紹介して下さる事も勿論あったのですが、多くの場合単なる興味本位レベルだったり、微妙に自分の為の利用だったり、軽くあしらわれたりスルーだったり、真面目に取り合う人には中々出会えませんでした。
作品には罪は無く、本当に一生懸命描いて生み出したので、つまらない事情で頓挫したらあまりにも今までの努力が無に帰るし、せっかくの素材を未来に繋げる事も出来ません。

2巻が出た2011年の直後からずっと膠着状態が続いていたわけですが、その間粘り強く「これは」と思う度に人に相談したり探ったりして来ました。そして昨年あたりから、不思議とそれまでとはうって変わって、自分にとって本当に力になって下さる人達との出会いに恵まれるようになり、長年の想いや憤りがだんだん理解され始めました。
これも最近、権利問題が取り沙汰されたりして、漫画のシーンそのものがこういった問題に敏感になって来た事が良かったんですよね。
日本側に力のある強い味方がだんだん増えて行きまして、先日ようやくその事実を受け止めて、具体的に何とかして頂けそうな方と出会い、話す機会に恵まれました。
そしてセドキ氏とも事情を共有することが出来、こちらの長年煩った苦しい思いを理解して頂きました。
今までこの件はセドキ氏には伝えず、(この件はセドキ氏に責任があるわけではなく、日本側と私達の間の問題なのです)自分達だけの想いの中に押しとどめ、氏との信頼関係だけはずっと守って来ましたが、8年間の気煩いがようやく氷解した瞬間でした。

粘り強さの果てに、時代の流れに勝気があったということでしょうか^^。
これできっとこの作品も再び前進する事が出来るでしょう。

その出発点は本当にみんなの純粋な信頼関係から生まれた作品だったのですから。
これからは誰の犠牲もなく、正当に健全に制作されていくと思います。
よりプロフェッショナルな仕事として。
私達もこれでプロの漫画家として安心して描く事が出来て行けると思います。
契約は守る為のものであって、縛る為のものであってはならないとこの時とても勉強した次第です。


話をADIHEXに戻しましょうか。
ここから先は主に写真でお届けします!



準備に慌ただしいひと時。
↓壁の上の2枚の写真は、UAEの要人が京都を訪れて茶の湯のもてなしを受けた時の写真です。その下のモニターには鷹匠大塚紀子さんのビデオが流れています。そこに3月に私達も見学に行った講習会の様子が使われていて、我々もチラリっと映っていたりしますw




1日目の朝を記念撮影…手前に鞄が映ってしまってすみません!:
大塚さん(右)は2004年からこのイベントに参加。
一方、鷹匠補の榊原さん(左)は初参加だそうです**





ADIHEX2013 乗馬狩猟展示会のマーク。
このエキシビションの主役はハヤブサと馬なのです。
それが国を挙げて大々的に行われ、UAEだけでなく近隣諸国からも観光客が訪れ、出展もアラブだけでなくフランスなどヨーロッパからもあります。
(INPEX/JODCOブースはその中のひとつ、というわけです)
アラブ馬とハヤブサはアラブの誇りで、それはそれは大切にされ敬意をもって扱われ、国民からも非常に人気があります。生活の中に動物の文化がある。それも極めて自然に。
馬もハヤブサも砂漠で生きる為にはとても重要だった、というのはもちろんあるのですが、これが必要だからという事だけでは語れない愛があります。

動物好きの私達にとっては夢のような羨ましい展示会です。
この仕事を引き受けた理由のひとつにADIHEXを見てみたい、というのがありました。

午前中〜夕方までは暑いのでこの国ではあまり外出をしません。
会場も空いているので今のうちに会場を一回り。

写真レポートでお楽しみ下さい!



すぐそばでハヤブサを展示販売しています。
頭にブルカという目隠しをします。
ハヤブサ、タカは目から主な情報を得ているので、目をふさぐと興奮しないで済むので本人は落ち着いていられて楽なのだそうです。






馬はいないと聞いてたのですが、いました、実物!

かわいい〜!





砂漠を走る車のコーナー。



ありました、「Gold Ring」2巻で描いたバギー。
思ってたより大きいですねー。
普通の車とおんなじじゃないすか。



日産の赤いスポーツカーがフェラーリみたいに展示されていましたよ!




その近くに…これ子ども用です!!w




サルーキの展示。




国内の野生動物の状況と、保護活動についての展示。




シェイク・ザイード(ザーイドとも表記されます)と彼の鷹。
風格、威厳をたたえたなんとも素敵な方、写真ですね。
UAE建国の父で初代大統領の偉大なリーダー。彼の呼びかけで1971年、7つの首長国が集合してアラブ首長国連邦が誕生しました。
石油の採掘で得た莫大な富を自国民だけでなく周辺のアラブ諸国にも還元しているので、とても尊敬を集めています。シェイク・ザイードの名前が付いたモスクや大学や道路などなど…そのひとつが「Gold Ring」が児童文学賞を受賞したシェイク・ザイード・ブックアワードです。



伝統的な砂漠のテント。中でお茶をいただけます*


近代的なコーナーもあるんですが、外国人としましてはやっぱりトラディショナルな展示の方が魅力的で…^^









ここはファルコンセンターという名前。


カッコいい展示ですね〜!


後ろのガゼルは剥製。手前のハヤブサは生ですw 売ってます。




あったあった、馬のコーナー。




トロフィーを集めた展示。






競馬ワールド


女性の騎手が集合して記念写真!
あれ?手前の後ろ姿はどこかで見た様な…


朝、荷物を運ぶのを手伝ってくれた人でした!
あの時はありがとう〜〜〜〜
ベンさんといいます。アル・アイン動物園から来てるんですって。
すんごく明るくて楽しい人です***


同じ動物園からミミズクさん。



そこかしこでサルーキが歩いてます。
ビューティーコンテストに出るのかな?それにしても細い〜!



昔ながらの生活の展示。
犬山のリトルワールドにこんなのあった!



上から見るとこんなかんじ。空間をとっても贅沢に使ってます。




休んだり、お茶を頂いたりできます。


お昼の時に会場をいったん出てレストランに行った時目にした広告。
狩猟展示会なので銃のコーナーもあるので別にめずらしいものではないのですが…すごいと思ったのはその大きさで…


右下の人間と比べると…;w



さて、ブースで仕事が待っている!
今日はこんな感じで机に付きました。




先日お会いした加茂大使(中央)がブースに来て下さいました!


先日のナヒヤーン殿下を訪問するお話が進んでいて、大使から今日の夕方はどうでしょう、との事になりました。
しかしこの日は展示会の主催者のハマダン殿下が視察に来るかもしれないのでINPEX/JODCOさんとしてはハマダン殿下が来られる時はブースにいないと…ということで、JODCOさんから「姫川さんは二人いるのでどちらかがブースに残りどちらかがナヒヤーン殿下の訪問をする、ということにしてくれないか」と要請され…
さて、どっちが残る!?どっちも大事だし…どうしよう。
悩みに悩み、結局本田がブースに残って長野が出発する事になりました。
出口に通じる廊下を歩いてたら後ろからセドキさんが「間に合った!」と息せき切って走って来たので、じゃあ一緒に行きましょう、という時に、吉田さんの携帯が鳴りました。
ここで、大使から「姫川さんはずっと二人でやられてきたのでここで二人が分かれるのはよくないんじゃないか」という話があったとのことで…
この日は無理をしないでまた翌日チャンスを待ちましょう、ということになりました。
(この国らしいですね)
正直ホッとしました。確かに片方だけになってしまうのは…ここに到達するまでに25年以上コンビで共有してやって来て、作家活動のひとつの時代の大きな節目になるかも知れないこの謁見の瞬間がバラバラになってしまうのは、非常に片手落ちになってしまう気がして、それをすごく危惧していたので、大使が同じような事を言われたのは、合理的な事だけではなくてその意味を理解して頂いたといいますか、日本の大使が意味や心を大事にして下さる大使で本当に良かったと思いました。

ハマダン殿下が今日来て下さるといいのですが、
要人のスケジュールは公開されないので、いつお見えになるかは直前までわからないのだそうです。
結局この日はお見えにならなかったという事です。


セドキさんも一緒に日本ブースに戻って合流^^/
「Gold Ring」の単行本も到着*


左は昨日モールに来てくれたアブダビアニメクラブのセイフ君。
セイフ君はお茶を立てられるのでみなでいただきます。





夕方になってお客さんが増えて来ました。
この国は夜が本番。イベントは10時までやってます。




この日もボールを取る抽選をやったのですが、セドキさんが子ども達の相手をしてくれてとても助かりました!(セドキさんは二人の子どものパパですw)


当り出た〜〜!
グッズがひとつもらえるよ!


コレ!コレがいい!




また当り出た〜!

この後子どもが増えて大変な事に。
ほとんど日本の昭和の駄菓子屋状態。
顔はめちゃくちゃ可愛いのですが油断がならないガキんちょ共w




赤、黒、白、緑のUAEの国旗をあしらったドレス。
顔にペイントして来る人がたくさんいます。



テレビ局が取材に来た〜




なぜかマイクを持つセドキさん。アドリブです!
実は「Gold Ring」のプロモーションでしょっ中メディアに出てるので慣れてるんですね、こういうの。



ちゃっかり「Gold Ring」のPRを。




私達もちょっと入りw





本を買ってくれた人にサイン。


7時半ごろから交代で晩ご飯。
INPEX/JODCOの宿舎からおにぎり弁当。米食べられて嬉しい、元気回復!




一日目がそろそろ終わり。大塚さんずっと立ちっぱなしでお疲れ様です。



アブダビ赴任中の岡本君!
勝手に松ケン似と言ってましたw


スタッフTシャツ?w着てがんばってくれてます!




同じくアブダビ赴任中の小杉さん!
TOKIOの山口くんに似てない?と言ったら「よく言われます…w」
やっぱりw





日本からご一緒の和田さん。
着物でお茶の接待お疲れ様です!
私達への依頼と、窓口担当をやって下さいました。
和田さんも2004年から毎年参加しています。



最後に私達もセイフ君にお茶を頂きました。
彼はアニメマンガがきっかけで日本が好きになったと思うのですが、京都の裏千家まで行ってお茶を習ったのだそうですよ。偉いなあ!

普段はかなりひょうきんな性格ですがw
このときばかりは真面目な表情…







うむっ、素晴らしい!
結構なお手前で…。




夜9時45分頃撤収で一日目が終了。
今日は平日で比較的余裕がありましたが、明日から忙しくなりそうです!


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2013年09月25日(水) 23:15 by Akira Himekawa [ Edit ]

UAE/ADIHEX乗馬狩猟展示会その2 (2013/09/03)

UAE2日目。
さて、ホテルでは久々にぐっすり眠る事が出来ました。
体調も昨日よりずっと良いです。
でも時々出る咳のせいで、薬が手放せません。


INPEX/JODCOさんの社員宿舎。
私達はホテルに泊まってますが大塚さんと榊原さんはイベント期間中鷹を飼うので宿舎に泊まります。

本日最初の任務は日本から来た全員とINPEX/JODCOさんのアブダビ在勤社員の方達でもってアブダビの日本大使公邸に招かれての昼食会です。
うわ〜!昨日の総領事館に続き大使館!
ドキドキしながら向かいます。私達もですがみんなドキドキ。
大塚さんは2004年から毎年参加されているのですが、
こういう事は初めてと仰ってました。

高級住宅街らしき所へ車が入ると右手に日の丸が見えてすぐにここだとわかりました。
洋館(アラブ風の洋館)ですが、調度のひとつひとつが日本的。
そう、この中はUAEの中の日本なのです。

在アラブ首長国連邦日本大使館特命全権大使の加茂さんと奥様が迎えて下さいました。

イチ漫画家がどの国でも日本大使公邸に招かれて食事するなんてまずありえないことで、なんでこんなことになってるのかしらと緊張の極みです。
日本では全員だたの一般庶民ですので、こんな所に呼ばれる機会など皆無ですから;
それが漫画と鷹狩りでなぜかこんな所まで…
これもアブダビで石油を掘っているINPEX/JODCOさんと大使館とのつながりなんですね。

中は大変素敵、素敵と言っては失礼な気もしますが、日本人でありながら、こういう清楚であり優雅な「日本」らしさは、なかなか目にする事はありません。
前にアメリカ/オレゴン州の公園で、入場料を取る日本庭園に行った事がありますが、かえって「日本」を意識する作りになっているので、海外に行くとあらためて日本を認識する場面が沢山あります。
大使館はとても撮影出来る状況ではなかったので写真はご容赦を。

和食を大変美味しく頂きながらお話しました。
八丁味噌の茄子しぎが出て来た時は思わず反応してしまい、「愛知なので赤味噌が嬉しいです」と言ったら大使も奥様も思いがけなかった、という表情で喜んで下さいました。
遠い異国に来ていながら毎日本格的な和食食べてます。
隣には、先日安倍総理がクェート訪問した時にずっと付いてお世話をされた方が^^。
そんな方と直にお目にかかれるとは…
おお〜っ、です。

もう緊張が取れずにドキドキしている中、大使の奥様がとても気持ちがなごむお話を沢山して頂き、こちらもだんだんリラックス出来て行きました。
その後も様々なお話をしながら意見交換も交えて昼食を頂きます。

この国、UAEは外国人が多く働いている国ですが、日本大使館としてはもっと日本人にこの国で活躍して欲しいと考えてらっしゃるようです。
和やかな話の中、自分達の事も聞かれたので、漫画の事、そして「GoldRing」の件を話させて頂きました。

実はGold Ringは2巻で現在止まっているのですが、その理由等をお話。
するとしばらく考えた加茂大使、いきなり高等教育・科学技術大臣のナヒヤーン殿下の所に行ってみないか。と切り出されました!
大使のアレンジで、明日連絡を取ってみます、といきなりの展開に、一瞬何が起きているか解らなくて頭が付いて行かなく硬直w。
ここは、ただの漫画家、という引っ込み思案な考えは捨てて、流れに身を任せてみようと考えました。
それにしても、なんということ。すごいすごい。興奮w。

興奮も冷めやらぬ中
大使公邸を後にして、いよいよ会場の下見にADNEXまで向かいます。


明日から始まるイベントの設営が行われているので、みなで視察です。
ビッグサイトより大きいかどうか…しかし天井が大変高く、至る所で曲線があしらわれていて開放感があるホールです。見ていて疲れないというか…自分に限った事かもしれませんが直線だけで構成されているものってずっと見てると疲れるのかも知れない。


中に入るとオープン前のせいか冷房があまり効いていなかったです。微妙に暑かったですがなんとか。
設営中なのでホールの中はホコリがひどく、咳が少し出て来そうで怖かったけれどマスクで対応!
ここで初めてブースを確認しました。


もうイラストは壁面に貼られていて、想像していた以上の仕上がりでした!

イラストのテーマは「鷹狩り」で 日本とUAEを漫画でコラボ!
左が日本のファルコナーガール。手に据えているのはオオタカ。
右はUAEのファルコナー。飛んでいるのはシロハヤブサ。
真中の「放鷹」は鷹狩りを意味します。
筆文字はここもGEKIさんによるものです。

うわ〜〜っ感激!
この感激、体育祭以来だよw!

横5.5メートル、縦3メートルの巨大パネルです。



この絵は本当に苦労をしたというか。
でも最初からこういうイメージは見えていましたが、
グッズ制作と同時の進行でいろんな意味でスケジュールがキツい中、描き上げたものでしたから、この瞬間
「報われた〜〜〜!!」
と心から思いました。

パネルになる事が最初から解っていましたから、細部まで手が抜けなくて構図もいろいろ迷ったり。
あと女性の肌の露出に気を使ったり。
(そのあたりはGoldRingで慣れていましたから大丈夫です^^)

会場では施工会社の高橋さんと対面、お疲れ様です!
東京でお会いしてから2度目の対面がUAE。
納期をギリギリまで待ってもらったり色々お世話をおかけしました。



ブースを裏から見たところです。



赤い机が置いてある所が正面入口です。



乗馬狩猟展示会でなかなか漫画が目立っています。


みんな忙しく設営準備中です。


絵を貼り付け中!


3人がかり。縦3メートルあります。



これでぴったり合わせるんですから職人さんすごいなあ。


明日からがんばるぞ〜!わきわきして来ました!

ホテルに一旦戻って身支度して、再び出勤。
このあとはホテルの隣にあるアルワハダモールでプロモーションイベントです。
ドバイモールと同じ様な巨大なショッピングモール。

こ〜んなところに


立派なブースが作られていました!

着くと、まずはマスコミのインタビューを3社受けました。


撮影から入って





通訳はJODCOの吉田さんのお母様(右から3人目)ここで英語の先生をやっていらっしゃるそうです。
国際家族ですね!すごいなあ。


「漫画」についての質問がとても多かったです。
漫画の歴史みたいなものから、表現に関する事…
若輩者が答えるには荷が重い質問の数々。
でも、今は日本の漫画家の代表なのだから、と精一杯お答えしました。
現在こうして漫画やアニメがが世界中に広がっているんですが、その歴史の一番初めに手塚治虫先生がいた事、そしてそこからいろんな作家に影響を与えて行った事、その後の漫画アニメの歴史を踏まえて現在の流れ等、リアルタイム世代としての解りうる精一杯の事を伝えさせて頂きました。
まだインタビュアーが漫画に不慣れで、なかなかタイトル名等が伝わらなくて苦心したりね。日本人では当たり前のように伝わる、例えばジブリやら、エヴァンゲリオンやら、その名前を伝えるだけでも四苦八苦した所も。笑
途中で横から見ていたアニメや漫画の事を知っている別のインタビュアーがイライラして、加勢してくれたりね^^;。

後で吉田さんのお母様から「とてもいいお答えをしてらっしゃった」と言われまして、それならよかったとちょっと胸を撫で下ろし。
たしか「言葉を越える」みたいな事を言った気もします。
「漫画がUAEの若者に影響を与えて行くと思いますか?」なんて質問も。
とにかく日本のMANGAに大変関心が高いのが伝わって来ました。
日常的に存在感があるんですね。



前の席に座っているのがアブダビアニメクラブのみなさん。
今回のイベントのプロモーションに色々ご協力を頂きました!
ここにも日本のアニメと漫画のファンの人たちがいます。
それもかなりホットな*

吉田さん(お母様)がマイクを持って司会、イベントが始まりました。
まずはドイツでもやったQ&A。



アブダビアニメクラブの人たちから次々手が挙がりました。
日本人はこういう時なかなか手を上げて質問するのは苦手ですが、海外ではお客さん参加型のイベントが喜ばれます。


聞いてる事の意味が解らなくて聞き返してると仲間うちで
こうじゃないの?いやああだと話し合いが始まったり。

私達からも質問、漫画を描いてる人は?漫画家になりたい人はいるのかな?


本人じゃないけど、妹がすごく漫画家になりたがっている、というお姉さんがいました。
マイリトルポニーの質問があってびっくりしました。私達がマンガを連載している事、よく知ってますねえ!そして本気で世界的人気のMLP!


そして定例のサイン会。ここでも黄色い箱の抽選でオレンジボウルが出たらグッズがもらえます。(オレンジボウルっていうと個人的に「fifteen love」のヒロ君を思い出すw)
白が出たらはずれ。オレンジ出ろ出ろ!
ここでも大塚さんと榊原さんが手伝ってくれました。
わざわざ着替えて〜〜ほんとに有り難うです。



はずれてしまった子にはエクスチェンジカードを渡します。
これを持ってADIHEXに来てくれたら何かひとつグッズと交換出来るカード。
そうなんです、昨日と今日はあくまでADIHEXのためのプロモーションなので、みんなでイベントに来てね〜〜!

気がついたらこの日も加茂大使と奥様と日本大使館の方が見に来て下さっていました!
感激です。


色紙に絵を描くのはほんとは得意じゃないのです。(描きにくいし失敗出来ないからとても緊張します)こういう時には「早く」描く事を要されるのでよけいに緊張するのですが、もうそんなことも言っていられない状況!


とにかく早く描くんだ!しかしこういう時にも手抜き無しに描く本田。



気がついたらファンの人たちだけでなく、モールのお客さんも沢山集まって来て多くの人だかりが出来ていました。書店のサイン会はだいたい予想がつきますが、このモールのイベントはどうなるのか全く予想がつかなかったので、あんまり人が集まらなくて淋しくなったらどうしよう、と思っていたのですが、そんな心配は全く無用でたいへんにぎやかしいイベントとなりました。ありがとうございます。よかったよかった。



しかし行列が終わらない。
うちわにサインをカキカキする。


妹が漫画家になりたいというお姉さん。妹さんは来ていなかったみたいですが、彼女もマンガが相当好きみたいです^^


わたしたちの後ろが大使の奥様です。


おひらきになった後も名残惜しくアニメクラグのメンバーと立ち話していました。
この国は人口の8割が外国人で、いろんな国籍の人が暮らしています。
イタリア人で「博士」と呼ばれているオタクマスターさんがいたりw
REKIのイタリア語版を見せて、漫画に関する周辺の話を…言葉以外は日本で話すのと全く変わらない内容の話を…ww

ラストにかけての盛況ぶりにこのモールの支配人も皆さんも大変喜んで頂きまして、本当によかったなぁ。




INPEX/JODCOのみなさんとパチリ!
お疲れ様でした!!



アブダビアニメクラブのみんなとパチリ!


その後モールの中で夕食を頂いてしまいました。

レストランに行く途中にトイレに入ったのですが、用を足して出たらそのトイレで働く清掃員の女の人が「ハ〜〜イ」と声をかけてくれました。
そしてカメラで一緒に写真を撮って欲しいと声をかけられたのですが、
せっかくの写真だからトイレの中ではなく、外に出て撮りましょう、と言うと「NO!」と困った顔に。何事かしらと一瞬思ったのですが、その後理由がわかりました。

UAEはトイレの清掃員がいつも中で待機していて、掃除をしています。
(アラブ圏では手と一緒に足を洗う習慣があるので個室の中が水浸しになる事が多いのです)その勤務中は外に出てはいけないらしく、もし外で写真を撮っている所を見つかったら怒られる、と言う事だったんですね。なるほど。
理由が解って、トイレの中でパシャリ。彼女の笑顔が印象的でした。
今日このモールで漫画家がやって来る事を知っていたけど見に行く事が出来ないので、私達がトイレに来たのがラッキーだったんでしょうね^^。
こっちが嬉しくなりますね。




で、レストランへ。
手前と向こうに座ってる人は人形ですw
内装がアメリカンな超素敵なお店でした!(う〜〜ん、UAEでアメリカかぁ)
目の前での鉄板演舞を見ながらwステーキを頂きました。



ふとエスカレーターから下を見るとさっきまでの会場が…
あんなにいた人もすっかりいなくなって


さよなら〜〜〜〜

ホテルはモールのすぐ隣にあるので歩いてすぐ帰れます。
今日もがんばった。
明日からいよいよ本番のイベントだ!
cetegory : 海外イベント ✤ - ✤ - ✤ -
2013年09月04日(水) 09:00 by Akira Himekawa [ Edit ]

UAE/ADIHEX乗馬狩猟展示会その1 (2013/09/01〜02)

アブダビ乗馬狩猟展示会ADIHEX参加一連のUAE訪問レポートです。

日本の漫画家の不思議な縁の巡り合わせの数々。
我ながらいつの間にか風変わりな潮の流れに流されて、イチ漫画家が体験するにはありえないような、10日間の面白レポートをお楽しみ下さい^^。


ドバイと日本でコラボレーションをして出来た初のUAEアラビア語漫画「Gold Ring」で縁が出来たのが2006年の事ですが、今回は初のUAE訪問です。

今年2013年の2月に、国際石油開発帝石鷏(INPEX CORPORATION/以下INPEX)さんから、社の一環で国際交流事業で毎年行われるアブダビの乗馬狩猟展示会(ADIHEX)に2004年から参加をしているのですが、今年は特に鷹狩りをフィーチャーしたいと思っているので参加をお願いしたい旨のご依頼がありました。

この展示会はUAEのみならずアラブ最大にして大切な、特別な意味を持つ乗馬と狩猟(主に鷹狩り)に関しての展示見本市、エキシビションなのですが、隼の実売や、乗馬や狩猟犬のサルーキのコンテストがあったり、銃の実売もある、日本ではちょっと想像がしにくいものだと思いますが、とにかく狩猟ハンティングに関するものと乗馬、競馬に関しては世界最大の規模で開かれます。
(鷹狩りはアラブでは国を挙げて行われる大切な文化です。お札の絵にハヤブサが描かれている事からも推し量れます)

INPEXさんはこのアブダビで石油を掘削、日本に運び販売をする会社です。
日本にとって石油の安定供給は必須であります。(日本のみならずですが)
文化交流を通じて産油国と日本との信頼関係を築き上げるため(UAEだけでなく世界中の産油国と交流事業が行われています)アブダビでは2004年から毎年ADIHEXで日本としてブースを出し、日本の文化を紹介、交流を続けています。
それは、人同士の信頼感が特に必要なこの国では、とても純粋で、地道で粘り強く、しかし時間はかかりますが確実な活動ともいえます。

そんな中、「GoldRing」が呼ばれたのはとても必然だったのかもしれません。

この作品に関して制作に携わった人達は皆、日本のマンガ商業ビジネスとは無縁に、純粋にお金以上の奉仕をしました。私達も日本の仕事を犠牲にして時間を作って描いて来ました。それは皆ドバイ人のセドキさんのこの作品に対する考え方や哲学、純粋な夢に共感し、応援したいという気持ちからなのです。

その作品が2010年にUAEにとってもっとも権威のある「シェイク・ザイード・アワード」(世界中のアラビア語の本を対象にした文学賞)の児童文学賞を取ったのは大変感激的なものでした。


そのUAEと日本を繋ぐ作品が「鷹狩り」がテーマの漫画であった事で、今年INPEXさんからお声がけ頂いた次第です。

実はGoldRingは変わった作品で、漫画の感想や評価ではなく
「世界石油会議に出てくれませんか?」
などと、変わった依頼が以前から多かったのです。

しかし、それは「漫画」というものから完全に外れていて、これを漫画の一作品としての感想も言えない人達にどうしても信頼が出来ず、
「変な形で利用はされてはいけない!」
という思いが多かったのです。
あくまでも個人的なやり方の話ですが(ビジネスを否定する話ではありません)
私は基本漫画は自分の中で、どれも苦心をして、その作品らしい、少しでも読んだ人が面白いと思ってもらいたい、自分が面白い!と思う物を全力で取り組んで描いて来ました。
どの作品も平等です。
そこに「何々の為だから〜」というのは基本的に制作の時には考えません。そういう取り組み方をした時点で作品は死んでしまいますし、何より、自分達が描く気がしなくて描けないのです。そう言った意味では私達は正直で不器用です。
何かに利用するという話から入るとかけなくなってしまうので、その制作現場の「聖域」には無縁でありたいと願っています。
もしあるとすれば、それはその作品の持つ質であり、手が離れて世に出てからの結果の形かと思うのです。

話のネタなのでしょうが^^;日本ではすぐUAE=お金と考えてしまいがちです。
仕方が無い事なのかもしれませんが、何かをこの国で成す時にそれを初めに考える事は結果遠回りですごく浅はかな事だと今回気がつかされました。


そんな中今回INPEXさんの依頼も、実は最初はかなりはじめ躊躇しました。
しかし、直感的に「これは、行くべき!」というセンサーが働いたので、結果OK!をしました。
ここ数年海外の縁が深くなりつつあった我々の自然な流れでもありました。
私達は、漫画が「MANGA」という意味になった、その世界での立ち位置や意味が理解出来ていたので、又、今年は政府がこういったコンテンツを国外にアピールする事に対して積極的でもありましたので、
文化交流として「漫画が立つ!」と判断しました。そこに「鷹狩りの漫画」というダブル要素が加われば、このお仕事は「空回り」しないと判断したのです。

私達は世界の文化が好きで、いくつかの国を旅して来ましたし、鷹狩りや馬も犬も理解をしていてそれだけでも動く事は出来たのですが(漫画家になる前は犬の仕事をしていたり、馬を愛したり、ペンネームは以前は狩鷹といいましたw)
しかしやはり漫画家として動くには「漫画」が主役でなければ筋が通りません。
と言う事で今年はINPEXさんの趣旨がはっきり「漫画」をフューチャーする、という事を打ち出して頂けたので、一度UAEには行かなければ!と考えていた事もあったので、今年は参加する絶好のタイミングと考えました。

だらだらと前置きを書いてしましたが、
そんな事も踏まえながらレポートをお楽しみ下さい^^。

 


9月1日 日本時間の13時に名古屋の自宅を出発して、
中部国際空港14時30分発の成田行きに乗り、そのまま成田で9時20分発のエディハド空港でアブダビ直行便に乗る算段ですが、
そこに行くまでに、いろいろ大変な事が目白押しでした。

まずアブダビに行くまでにどうしても入れて欲しいというつばさ文庫「シートン動物記」2巻の表紙イラストを無理矢理なんとか描いて納品。

で、月末までの事務処理をこなしながらINPEXさんから頼まれていたVIP贈答のための3枚のイラストを描き…これが体調が悪化してなかなか描けなくて悪戦苦闘。

長野は上海から帰ってから風邪発熱でダウン→2日でなんとか治しましたが
本田が6月から引いていて治りかけていた風邪咳が突然ぶりかえして発作のようになって、出発2日前に病院の救急外来にかかるという…
血圧も180を越え、かなり高くて支度すら出来る状況じゃないほど体調は最悪で、一時は本気でキャンセルも考え、長野一人になるかも…というところでした。
薬で咳を押さえ、必死で治る事を願い、なんとか発作は治まり復活しましたが、まだ食欲も無い中8/31に旅の買い物に出かけ、イラストを3枚なんとか仕上げて、9/1に中部セントレア空港に車で出向き名古屋を出発し、成田へ飛びました。

体力回復!を第一目標にかかげ、
アブダビまでのフライト時刻まで時間があいてしまうので成田で仮眠室を予約しました。

これがとっても大正解!

出発のバタバタですでに疲労していた体をシャワーと、1時間半でしたが仮眠をとってリフレッシュが出来ました。仮眠室いいなあ。
その後、出発のゲートでINPEXの和田さんと、鷹匠の大塚さんと榊原さんと合流。
この日は私達は仮眠室で休む為に早くチェックインしたのが正解で、なんとその後、不審物が発見されて、エティハドのゲートが一時封鎖されて混乱していたらしのでした。


エディハド航空はとてもいい飛行機でした。
入ったとたんになんだか癒される、ムードがありました。リッチ感といいましょうかw。
で、機内食が美味しい。機内食が美味しいって(大事な事なので2回言いましたw)なかなか大変ですよ。
発作が起きてからろくに食べられませんでしたが、これが初めての美味しく食べられた食事でした。


12時間のフライト。機内ではなかなか睡眠って取れないもので、アブダビに着いたのは現地時間の朝方4時半くらい。


到着!


まだ真っ暗です。
しかし朝方だというのにかなり暑く吹いて来る風がクーラーの室外機の風みたい。
どこの国もそうなんですが、初めて訪れる国は空港から車に乗って街に向かう時、その風景を目にする時がドキドキしますね。そしてニオイも。

ホテルに到着。シックな色合いの大人のムードのホテルは素敵でした。
ここはインテリアが、ブラウン&ゴールドの組み合わせがとても多いです。
3時間くらい横になれたのですが眠れたのは1時間くらいかな。


目が覚めて窓の風景はこんな感じでした。
う〜〜っ寝不足を意識するのはやめよう。
起きて11時に集合して一路ドバイへ!

「Gold Ring」を2006年に描き始めてから一度は行かなければとずっと思いつつなかなか実現しなかったドバイ行き。とうとうドバイの土を踏むのだね。
車は快適に高速を飛ばす。
飛ばす…はずが途中でいきなりパンク!

ひょっとして大惨事になるかもしれなかった高速でのパンク。
左から二車線目を走っていましたが、四車線の右の二車線が幸いにも車が来なかった事で、なんとか車を右によせ路肩に止める事が出来ました!(こちらは左ハンドルなので日本とは逆なのです)


道路の周りは砂漠です。
漫画みたいな話ですが、慣れない独特の暑さに代車が来るまで1時間くらいその場で待つのが辛かった〜
暑さが睡眠不足にはこたえる…
そのときの和田さんの心中は察するにあまりありますよね。たとえ保険がかけられていても、とっても晴れやかな日本人によるイベントの参加が、一転、日本人事故の大ニュースになってしまう可能性もあったのですから^^;。
それにしてもパンクそのものが初体験で、それも高速。横転しなくて本当にヨカッタ、ヨカッタ^^。お守り、しっかり持っていましたから。
(でもね。不思議と最初にこの車に乗った時に何かが不安感がよぎったのだよ。このパンク以降そのかんじは無くなったから、最初に厄落とししたのかもね。その後の夜中砂漠を3時間走る時だったら、助けなんてすぐ来てもらえなかったと思うしね。夜中もかなり暑いしね^^;)



一時間ほどして代わりの車が来てして改めてドバイへGo。


到着してまずは日本総領事館公邸へ。
在ドバイ日本総領事館の松永さんが昼食会を開いて下さりご招待にあずかりました。


セドキさんとこちらで再会。
お久しぶりです。2011年の六本木TUTAYAのサイン会以来ですね。パンクで到着が遅れたのをねぎらってくださいました。
この季節は暑過ぎてこういう事が時々起こるのだそうです。

とても美味しい京料理。睡眠不足で疲労した身体にはぐっと沁みました。
純日本食が大変有り難かったです。
どんな職人さんかと思ったら、予想していたよりずっと若い、京都で修行したという日本人青年でした。ごちそうさまでした!

総領事が「Gold Ring」をしっかり読んで下さっていて、
「家族の描き方がとてもいいですね」と感想を言って下さったのに大変驚きました。前置きにも書きましたが、この作品はUAE、アラビア語の漫画という特異性に隠れてしまって、全く別のベクトルでオファーされる事が度々で、内容の感想など言われる人はあまりいませんでした。そんな事もありましたので、本、作品として見て下さった事に感じ入りました。
実はこの国では家族の繋がりがとても大切で、日本でもかつてはそうだったと思うのですが…明治大正…昭和のあの頃、といえば解っていただけるでしょうか…
そこはとても大事に描いた所なのですね。

松永さんは座禅をやられていらっしゃる、というお話で、背中に芯が通った、しかし柔らかで礼節を重んじる日本人の佇まいを体現していらっしゃる方でした。

お話が禅や密教から、なぜかヒマラヤなどの話にまで及び、
ふと、どうして今?とよぎる物がありましたが、なんだか必然のような感じも受け(ヒマラヤも禅も密教も少なからず縁のあるものだったので。最初の海外旅行がネパールで遊覧飛行でヒマラヤの上を飛びましたし…)会話がはずんで、
非常になごんだ雰囲気の贅沢な時間を頂きました。




写真左上の方が在ドバイ日本国総領事館 総領事の松永さん。
上中央が鷹匠の大塚さん、右が鷹匠補の榊原さん。
手前左がINPEX和田さん、中央がドバイ紀伊国屋書店の川上さん、右がセドキさん。
こういうお食事会に招かれるのは初の体験でしたが、逆に日本の事をいろいろ考えたのでした。


その後、夕方6時からドバイの紀伊国屋書店でプロモーションイベントがあるので
再び車に乗りドバイモールへ向かいました。
が、前日まで喘息で行けるかどうかの瀬戸際であった中、飛行機の長旅、始めての国、睡眠不足、高速でのパンク、総領事館初のお食事会と続き
さすがに気を張っていましたが、ここでドッと来てしまったのでした。

もうどうしようもなくしんどい中、これからサイン会は持つのだろうか…と不安が。
2010年の時のドイツでの、発熱の中でのサイン会の記憶が頭をよぎります。
でも、INPEX/JODCOの和田さんや吉田さん、鷹匠の大塚さん達が全力でサポートしてくれて
紀伊国屋の店長さんも休む場所を確保してくれたり、本当に助かりました。


紀伊国屋書店の入口。
サルタンのポップが。右のはずっとここに飾ってもらっています。


姫川のUAE訪問を伝えてます!



ドバイの紀伊国屋は世界一広い面積を持つ書店で、その品揃えたるやものすごいモノがありました。サイン会ではなくお客として一日中いたいと思ったです。


セドキさんも到着。



みなさんで準備中。



ドドンと積み上げられた「ヒストリア」英語版と「Gold Ring」




日本で売られている姫川のコミックスも売っています。
こちらに住んでいる日本の人が買うのだそうです。
あと、こちらのマンガアニメファンが日本語の勉強のために買っていったり。
みな原書を欲しいんです、とのこと。
「ヒストリア」の日本語版を入れたいのですが、と言われました。
増刷しませんか小学館さん。

サイン会の直前に、メディアのインタビューを受けました。


左がインタビュアーさん。
中央が通訳して下さったJODCOの吉田さん。




いよいよ始まりますよ。


日本語で挨拶w
このドバイ紀伊国屋でサイン会が出来る事を大変光栄に思います!



絵を素敵なパネルにして頂きました。



今回の為に作ったノベルティグッズたちです。

イベントを華やかに彩ってくれるモノですから、ひとつひとつ頑張って作ったんですよ〜
これにも苦労話があるんですが…長くなるのでまたの機会に…

うちわとマグカップは、デザインと筆文字を長年の友達でデザイナーのGEKIさんに頼みました。素敵です!とINPEXの皆さんも喜んでくれました^^
来てくれた人が喜んでくれればなお!

今日はサインをもらった後くじを引いて当りが出たらどれか一点もらえます^^


マグカップは6種類くらいあったような。



Tシャツ各種。



キーホルダーがかわいいです*




セドキ氏と3人で並んでサイン会です。
すぐ横には「進撃の巨人」が山積みになっていました。
世界中が巨人に進撃されていますね〜。


鷹匠の大塚さんと鷹匠補の榊原さんがTシャツを来て抽選を手伝ってくれました!
うわーい。


サイン会始まった瞬間、もう一斉に手が出て来ました。
わらわらと。
日本のように静かに順番を一人一人待つというお行儀の良さではなく、
並んではいるものの、次から次へと本を差し出して描いてくれ!と来ます。

「わ〜〜><何とかして下さい!」と思わず言ったんですが、
「こちらはこういう習慣なので…」というかんじで何ともならず、
それならどんどん描くよ!みたいな感じで開き直る。
場のテンションはだんだん上がって行き、お客さん皆で盛り上がっていました!




後ろはゼルダ姫のコスプレイヤーさん。写真を吉田さんに見せてますね^^。はしゃぐ吉田さん。美しかった〜。



こちらの皆さんも漫画大好き!いろいろ話しかけて来るし、私達も交流を楽しませて頂いているうちに、だんだん疲れも吹っ飛んで来ました。
最初一塊だったお客さんも盛り上がって来ると、だんだん何事?とばかりに人が次々集まって来ます。

ふと気がつくと、先ほどの総領事館の皆さんが、料理長さんもヒストリアとGoldRingを持って並んでいるではありませんか!
皆さんで来てくれたんだなぁ。
先ほどお食事会して頂いた身なのに、どこか家族的な身内の方が来て下さったという感じがしたのは、やはりここが異国の地だからでしょうか。
日本が家族*^^*

そして何とかテンションを保ったまま二時間。サイン会は無事終了となりました。
うう〜。身体持って良かった〜。
皆さんのパワーに支えられました。


後ろ中央が松永さんと領事館のご家族の皆さん。右が紀伊国屋店長の川上さん。
川上さんの隣の方が昼食会の京料理を作って下さった料理人さん!
この私達の目の焦点の合わない疲れ切った顔~~><wwww


その後案内されて少しだけ急いで店舗を回りました。


ドイツも上海もなぜか本屋さんでいつも時間がな〜い;
もう閉店間際。9時頃でしょうか。


川上さんが、ちょうど噴水ショーが始まりますよ、と教えて下さりバルコニーへ。
TVでも見た事があります。
ドバイ名物の噴水ショーを間近で観賞出来ました。


紀伊国屋書店のこのバルコニーからちょうどいい角度なのです。

ふと横を見上げると


例の世界一高いビル ブルジュ・ハリファがそびえ立っていました。
す、すごいな〜〜〜

元旦ニューイヤーにはこのビルから花火が上がって、ここは特等席になるそうです。高いチケット代を払ってこの席をみな予約するそうな。何から何まですんごいドバイ。


とにかく凄い品揃え!
紀伊国屋さんいろいろありがとうございました!
フラゼッタの巨大イラスト集欲しかった〜><!


不思議とパワーがパワーを呼ぶと言いましょうか。
漫画ってやっぱりすごいなって思いました。

その後食事をとってまたまた車でアブダビのホテルに戻り、
人生初の経験がぎゅっと詰まった濃すぎる長〜い一日が無事終了しました。
さすがに疲れた。
でも咳の発作も治まっていて、
偉いぞ自分の身体。よくがんばった。と誉めてあげて
バタンキュー。






cetegory : 海外イベント ✤ - ✤ - ✤ -
2013年09月03日(火) 06:09 by Akira Himekawa [ Edit ]

アブダビ国際狩猟・乗馬展示会

アブダビのイベントの詳細です。
ツイッターから転用しました。
あちらでは毎日ブログにアップ出来たらいいですね。


 9/4〜7日アブダビ国際狩猟・乗馬展示会の国際石油開発帝石(INPEX)グループのジャパン石油開発ブースでイベントに参加します。INPEXは世界各地で石油・天然ガスを探し、掘り、生産して運ぶ事業をされていて、日本の日々のエネルギー安定供給に大変重要な役割を担っています。

アブダビで言うと、今の日本中の車の約5台に一台はアブダビで掘った石油で走っているそうです。つまり全体の約25%

INPEXの地域社会貢献活動のひとつにアブダビの国際狩猟・乗馬展示会があって、2004年から日本の鷹匠や刀匠を招いて日本の伝統文化を紹介しています。それを今年はマンガで展開することになってUAEでは「Gold Ring」で名前が知られている私達に声がかかったというわけです。

ちなみに国際石油開発帝石の株の一部は国も保有している訳でして、どちらにしろ日本と石油というのは切っても切れない大切なエネルギー資源な訳です。

世界から多くの国が石油を掘りに来るわけで日本はその中の一つです。産油国と良好な関係を築くのは資源を確保するに当然ながらとても重要で、それは世界どこでも同じですが。それの一環で様々な交流が行われています。UAEの人々に日本を知ってもらい…あちらの方日本の文化が大好きなのだそうです。

3.11の時はUAEから東北に無償で石油が送られて、お礼に東北からお祭りの舞を披露をしに行ったそうです。交流が実を結んでいるおかげなのか、草の根的活動がそういう所に繋がるんですね。

さて、私達がそこで何をするかというとw

あ、その前に「乗馬狩猟展示会」なので中心は乗馬と鷹狩り、ハンティングに関するイベントなわけですね。日本の感覚じゃピンと来ないかもしれませんが(馬はアラブは有名ですけど)鷹狩りはロイヤルの必須のたしなみでアラブの誇りなんですね。日本にも昔から鷹狩りがありますが

日本の鷹狩りは歴史がとても古く万葉集にも鷹狩りの歌があります。徳川家康は鷹狩りが大好きでしたし。中東に負けない立派な伝統文化です。今現存する「諏訪流」という流派の鷹匠の大塚紀子さんが2004年からこのイベントに毎年参加しておられます。

あ、かつては25%だったと聞いたのでごっちゃになりましたw; それだけ世界各国強豪揃いで確保率が落ちて来たという事ですね。なのでこういう活動は大変重要なんですね

「今年は鷹狩りを全面にフィーチャーしたい」というお話で、鷹匠のキャラクターを作ってそれをブース壁面にどんと描くことになりました。大塚さんが女性なので鷹使いの少女のキャラクターに。日本の鷹匠が女性とはカッコいいじゃないですか!

最後にはアラブの男性の鷹匠キャラも加わり、UAEと日本が鷹狩り、MANGAでコラボレーションする!という企画になりました。そして「Gold Ring」も鷹狩り漫画ですのでそこに加わります。

壁面イラストの他にノベルティが沢山あってそれの制作に今年の夏は追われていたというわけなのです。

このあたりはイベント時にツィート出来れば。

日本は世界の事には中々関心が持てない所があるんですけど、ひもとくと日本の日々の生活にとって大切なイベントなんだと思いますので、ぜひ興味を持って応援してくれると嬉しいな。責任感も感じつつ楽しんで頑張って来ますp(^^)q

30年コツコツ地道に描いて来ただけですが、とっても強烈な漫画家30周年記念イベントになりそうです。
cetegory : 海外イベント ✤ - ✤ - ✤ -
2013年08月31日(土) 11:59 by Akira Himekawa [ Edit ]

上海的風景の旅

上海で印象に残った風景をいくつか…

 
一日目 夜





新天地という通り
ブランド店がひしめいてとてもお洒落なエリア




まだ租界の雰囲気が残る佇まい。




上海はほとんどがマンションなどの集合住宅。
洗濯物を干す物干が突き出ているのが風物詩。
中国でも上海だけなんだそうです。
盗まれたりしないのかしらん。



いかにも!な盛り過ぎのトラックw




FBに上げましたがホテルのロビーにあった地球を支える4匹の龍。




有名なテレビ塔。





夜はライトアップが美しい。



なにやらSF映画の様な風景です。
ゴジラが出て来そうw




ホテルからのながめ。
緑はこのホテルのガーデンです。
涼しかったらゆっくり散歩してみたい…





中華っぽい所に来ましたよ。


ネパールのバドガオンとかに似ている。
ちょっと懐かしい。





こういう所に

日本製のトイショップがあります。


全部正規品です。


中は大混雑でものすごい人気。
しかし価格が高いです。

もちろん正規品!

小さなフィギュアが日本の価格の10倍以上します。
一般の人が買えると思えない。



大通りから少し外れると昔ながらの風景がまだまだ残っています。
豪快な果物売り。



孔子のお寺。
受験など頭がよくなるように、という。
湯島天神みたいな所でしょうか。

ほんとのお参りの仕方を教わりました。
頭良くなります様に〜〜w







どこ見てんのよ〜〜〜〜

通りにペットショップがいくつもありました。
中は日本と変わりません。
中国の人も動物、ペットが大好きだそうです。



夜、バンドの夜景を見る遊覧船に乗りました。
最終の時間ぎりぎりで、車の運転してくれたスタッフさんが
神懸かり的なライディングですっとばして間に合いましたw
スリリングで面白かった…w

さあ乗船



夜景は筆舌に尽くしがたく美しい。
確かに上海来たらこれを見なければ〜
夜景といえば香港でしたが、もうこちらの方が有名なのでは…
50分くらいかけて川をぐるりと回ります。

短い行程でしたが上海を満喫したと思います。
ジョさんのスケジュールすごい!


翌日は小物系のお土産物エリアを回りました。
昔ながらの家屋の向こうに近代的な巨大ビルのコントラストが
今の上海を象徴していますね。
中国は今は下を見ず、常に上を見て西洋や日本に追いつこうと頑張っています。
その中で必ず置き忘れるものが出て来ますが、今はその余裕はない、
日本も高度経済成長期にそうでした。

外から来た人間は、こういうひなびてまったりした
アジア的風情に郷愁を感じてしまうのですが…。






さあ、じゃ飛行場に、という時に雲行きが怪しくなって来ました。


空港に向かう途中に降り出し、
前がほとんど見えないものすごいゲリラ豪雨!!!!


ガラッ ガラガラガラガラガラ 
ドドーーーーーーーーーーーーーーーン!!
マンガの書き文字のような雷


空港に着いた時がピークで
光る光る 落ちる落ちる


そのせいか、原因ははっきりしませんでしたが
乗るはずの飛行機が欠航になりました。


名古屋行きの乗客途方に暮れるの図。

こういう時普段は他人の乗客が、自然に会話したり仲良くなったりしますね。
なんか「タイタニック」を思い出したりして。
大声でクレームつけている割腹のいい中国人の青年がいました。
「なんの説明もない!恥ずかしいじゃん!」
むっちゃ名古屋弁でw。名古屋の会社に勤めているとのこと。
彼は一般の乗客なのに、日本人のために一生懸命日本語で説明してくれて、
誘導したり、手伝ったり、「ヒーローですね」って言われていました。
「中国キライになってほしくないじゃん」
うんうん。
彼がいたおかげでみんな不安になりすぎず、粛々と移動。

で、航空会社が提供してくれたホテルでもう一泊したのですが、
翌朝のバスの中でも彼はまだ日本人にお礼を言われていました。

欠航になってもう一泊って、
海外の旅ではこういうのよく聞きますが、初体験でした。

翌日の正午にセントレアに到着。
いろんな意味で刺激に満ちた上海でした。
cetegory : 海外イベント ✤ - ✤ - ✤ -
2013年08月27日(火) 14:37 by Akira Himekawa [ Edit ]

上海的中華三昧の旅

 

上海で毎日モノスゴイ(?)中華の連続でしたので記事にしますw

一日目、飛行機で着いた晩の夕食で洗礼を受けました。
お店の名前が思い出せない…すみません。

丸いテーブルに綺麗に並ぶお皿。
テーブルを回して料理を取り合うのが中華の習慣です。

おー美味い!
ホントだおいしいー!
と、パクパク食べる日本勢。

大分食べた所で「これからメインですよ」

え!?

そう、今まではすべて前菜だったのです。
しかしこの時点で胃袋の空きはかなり埋まって来ております。

ちょっとタラリとなってきた。
しかしどんどん来る料理。


そのあたりで手羽先が。
手羽先っていったら名古屋じゃん!

しかしこれがただの手羽先ではなく、


中に餅米まぜご飯みたいなものが詰まっているのです。
これまた美味しい!
食す。

ハトが運ばれて来ました。
中国では一般的にハトも雀も食べます。

これもまた皮がパリパリで美味しい。
食す。


ジョさんが
「脳味噌美味しいですよ!」

んじゃーチャレンジしてみようかしらん。



ほんとにおミソってかんじで、美味しかったです。

このころかなりお腹が一杯に。

普通こうなると美味しいものでもあんまり美味しくなくなって食べられませんが、

それでも美味い。食べちゃう。食欲が進む味なんでしょうか。

おそるべし中華。



酢豚来ました!





はい、チャーハンですよー。

本場のチャーハン、お米がサラサラしてるアレです。
これまた美味い…
食す。さすがに一回に取る量は減って行きますが。 




麻婆茄子キター!
これも美味しかった




なんかパイのようなものが来ました。
お、ついにデザートか!?


しかし甘かった。
パイはパイでも、


中はアワビ!!


お腹苦しい、でも美味い^^;


胃が限界に近づいた所でやっとデザートが。

杏仁です*


これがあったかいスープ状の杏仁。
いつも食べてるのと違うけど、味はあの杏仁豆腐です***

噂には聞いてましたが中国では基本冷たいものは食べないんですね。
身体を冷やしてはイカンと。
漢方医学の基本です!

しかし冷やしちゃいけないけど、食べ過ぎもよくないよねw
と、自分ツッコミ。




飲み物は当然青島ビールです☆
さっぱりした味で美味しい^^

ちょっと食べ過ぎてしまい、日本勢全員ギブアップ気味。
翌日は朝抜きでも夕方までもつ程でしたw



2日目昼食!


北京ダックの超老舗〈全聚徳〉
創業1864年!

銀座にも支店があるそうです。


アヒル君がお出迎えw


目の前でさばかれるこんがり焼き上がったカモ


これまた皮が香ばしい、いい匂いが。
北京ダックは薄くておおきい餃子の皮みたいなのにまずソースをぬり、
野菜とカモをのせて、またソースをちょこっとかけて、
くるっとまるめて頂きます。
こうすると油にやられなくてさっぱり頂けるんだそうな。
味がしっかりしてるというか、上手く形容できませんが
とにかく美味い!


こんなかわいらしいパイが出て来ましたよ♬


夜はイベント終了後デパートの屋上の上海の町並みの夕暮れをバックに
本格四川料理頂きました。


というお店です。
こちらはおしぼりが大抵袋に入って出て来ます。
日本だと箸袋みたいに、お店のロゴやマークが印刷されてて面白いです。



このエビが超美味しかったです。
辛さもほどほどでしたし。


フルーツの盛り方もダイナミック


3日目小龍包の名店で昼食


チャイナガールがかわいい^^。



言うまでも無くマジで美味!




ココナッツジュースもさっぱりした甘さで美味しい♬


その後店を出て観光。
そこにあった
ストローを刺して汁を吸うという肉饅
美味しいけど今は暑くてあまり人気がないようです。
みんなで汗たらしながら飲みましたw
名物。


夜はこれも名店です。
中国式のシャブシャブ


まるでマフィアが密談しているような雰囲気のイイお店です



一人に一つ鍋があって


タレを各自で好きな様に調合して食べます。
しゃぶしゃぶはおなかにもたれないのでとても良かった。
ラム肉や牛肉の他に野菜や魚貝もどんどん入れる。



翌日の観光地。
お土産屋さんが集中してる観光客が必ず行くエリアにて


アイスクリームを頂きました。
上海伝統のアイスクリームは餅米が入っています。
お米ってお菓子とか甘いものによく使われてました。
腹持ちがいい…





ラストの日、昼食です。
来た!上海ガニ専門店!
超名店!


時間が押していてお店の人がぜんぶさばいてくれました。
手袋まで回って来たのですが、
まあでもラクでいいです!w


ミソ美味しい!


上海ガニの麻婆豆腐


上海ガニを使ったフカヒレスープ
絶品です!!!



こんなんなってから写真撮りましたがここの小龍包とても美味しかった




カニチャーハン



カニ担々麺 これも絶品




最後に必ずスイカとメロンが出て来ます。
店によってはドラゴンフルーツも。

これが出て来ると一同ホッとしたりしてw

中華食の旅でした!

ほとんどが世界中のVIPが訪れているお店でして。
日本の元首相や、中田ヒデもここに来たとか。
廊下に写真が沢山飾ってありました。

うちそんな価値あるのか?ということはおいておいて
ご好意、大変有り難く頂きました。



お次風景編
cetegory : 海外イベント ✤ - ✤ - ✤ -
2013年08月27日(火) 13:36 by Akira Himekawa [ Edit ]