釧路から帰って来ました。純粋な旅行は久々。でも帰って来てからの山積みの仕事😭

今回少し単独で動く期間と言う事で釧路は本田だけで行ってきました。

 

シャローム君のお里の臼田さんはこの道50年近い70歳超えのベテランハンターでもあります。

エゾシカが害獣駆除の対象になるほど増えすぎて様々な問題が発生しており、又年々経験があるハンターが減ってきているので使命感を持って狩猟しています。昔はエゾオオカミがいて生態系はバランスが保たれていたのだろうな。。

 

臼田さんは本当の動植物好き。様々な動物を道すがら見つけたり自生した花や自然を本当に愛でています。都会住みの素人には見えないものもすぐ見つける、360度目がついている凄さに圧倒。リアルなシートンのようでした。

実は矢口高雄先生も訪ねて来られた事があるそうです。その時はお宅にいるイトウを取材されたとか。釣りキチ三平の「イトウの原野」の時ですね。

 

私、そこで人生初めての狩に同行する事になりました。観光メインのはずだったのですが急展開。

 

 

 

 

鹿を追う、とはこう言う事なのか! 体験でしか分からない事だらけ。

気持ちは淡々とクールになって、冷静に現場を受け入れて行きます。

藪深い山をかき分けかき分け、臼田さんの後をなんとか追いかけました。

 

山と自分しかいない。

 

熊怖い!頻繁に出没しています。この日もゴルフ場で熊が出たとお客さんが非難する場面があったらしい。

でも人間がお邪魔しているのですからね。何かの感覚がクリアになる感じがありました。

 

 

一生忘れられない貴重な体験ができた誕生日でした。

 

昨日又ひとつ歳を重ねました本田です。今年はシャローム君の故郷 北海道に来ています。

 

生産者の臼田さん。

 

 

シャローム君をお迎えした時、牧場には20頭ほどのアパルーサがいましたが現在は5頭程になりました。

 

 

臼田さんに車であちこちを周ってもらいました!

 

 

 

 

 

 

 

有名な神の子池です。マイカラーの美しきブルー。

 

 

 

 

硫黄山。すごい所でした。

 

 

パワー吸入!

 

 

 

昨年末ワイルドレグの発売から昨日のサイン会まで、販促宣伝期間が一息。
引き続き宣伝は個人でやらなくてはなりませんがとりあえず。

横浜赤レンガ倉庫で開催のホースメッセの最終日に滑り込み。

昨日は久々に休暇を取り行ってきました!
漫画の世界が上手く切り替わらないときは、大好きな馬の世界に触れると脳がクールダウン出来てリラックスするのです。

馬の絵描きさんの第一人者の長瀬智之さんが巨大カンバスに馬の絵と向かい合っていました。
一度馬の仲間でその方のアトリエに集まった事があります。

 

 

 

 

自分の憧れのひとつ。
巨大カンバスに動物を描くこと。
今年から絵描きに少し戻り始めたいことの一つです。

会場は馬についての保護活動や上映、グッズが売っていたりアーチストさんの作品販売あったりと、馬に関してのイベントが盛りだくさんでした。日本では競走馬以外はマイナーな馬の世界ですが、こうしたイベントが開催されるだけでも凄い事ですから嬉しいですね!

 

 

 

 

この日はスーパームーン。

狼男と遭遇しそうな赤レンガの通りにひときわムード満点に輝く月がいました。

 

 

 

レッドアロー号から降りると、夏休み中の西武秩父は多くの人でとても賑わってました。駅施設も以前来た時より増えて新しくなっていて、少しの月日での変化にびっくり。少しの月日と思ったけどよく考えると以前来たのは2013年。もう4年も経っているとは、その早さにも驚き。

 

西武秩父駅で鷹見一幸先生ご夫妻と待ち合わせ、鷹見先生の運転で三峰へ再訪。

 

霧むす三峰神社は幻想的な佇まい。

 

 

 

凛々しいお犬様。

 

 

以前はこんなに人が多くなかったですが、今やパワースポットで有名になってしまい参拝するにも初詣のような行列が。

 

 

 

 

お犬様 犬神。

 

 

参拝を終えて、川の博物館へ。

やっと着いた〜〜

 

 

ようやく来れました。これを見に来たのです。

 

 

ニホンオオカミにまつわる展示、会場はそれほど広くはないですが充実です。三峰神社から借りて来て展示してるものがいくつもあり。(神社入り口横の資料館は休館してました)

大口真神様を扱う時はいろいろ気を使いますね。触る時、毎度気持ちはみそぎをやってる感じです。沢山いろんな所を回ってただいまパワーチャージ中(*'▽'*)

 

 

 

そしてこちらの展示の中で当方が挿絵を描いた本が置いてあると、ついらんさんが教えてくださり、それは見に来なければと、勿論展示テーマも見たかったので来たのですが。ここは子供向けの本で、狼と7匹の子ヤギや赤ずきんちゃんと一緒に、本の中で有名な狼として「ロボ」なのだと思いますが、たくさんある「シートン動物記」書籍の中から選んでくださってありがとうございます!大変光栄です✨

 

 

 

JRの駅まで送っていただいて帰路につく。

眷属ツアーでした。

鷹見先生、たかまちゃん、今回もありがとうございました〜!

 

 

展示してあった剥製もそうですが現存している日本狼の剥製は状態が良いものが一つも存在しないので、ニホンオオカミがどんな姿だったのか、今知る人は誰もおりません。当時の剥製技術はこれが精一杯だったのかもしれないし、こんな剥製でも構わないっていうくらい、オオカミなんて野良犬と同じくらいの感覚で、当時の大方の日本人にとってはほぼほぼどうでもいい動物だったのだと思います。それがこれらの剥製に現れてる気がします。いなくなってしばらくして、まずいことしたなって、ニホンカワウソもトキもコウノトリも、あの時の後悔があるから今我々はこれ以上日本の国土から消えてしまう動物が出ないように配慮を忘れないのですが、その中でも消えてしまった事が痛恨の極みなのが、ニホンオオカミとエゾオオカミです。

でも秩父の山を見ていると、本当にもういないのかな、いそうだけどなあ、とも思わせてくれます。

 

上野の博物館のオオカミさんは有名ではありますが、こちらは北海道札幌の北海道大学植物園で撮影したエゾオオカミさん。

 

 

明けて野馬追最終日。

 

小高神社での野馬懸けです。

これ見たかったのだ。

 

 

 

「相馬小高神社境内で行われる野馬懸けは、多くの馬の中から神の思召しにかなう馬を捕らえて神に献ずる神事であり、他はまるで変わってしまった中で、この野馬懸けだけが本来の祭りの本質を残しています」(うちわ裏の解説より抜粋)

 

 

 

 

小高神社は今年まで原発事故の避難区域に指定されていて、野馬懸けだけは震災以来執り行うことが出来ませんでした。ようやく指定が解除され、復活となりました。

国指定重要無形民俗文化財になっている大変貴重な神事が途絶えてしまっていたこと心痛だったことでありましょう。

 

共同通信ニュース

 

 

 

 

お水取りの儀。

 

 

 

 

境内でお祓いが行われる頃には曇りから炎天下になり、暑い日差しが照りつける中、野馬の追い込みが三回行われ、白装束の御小人達が素手で裸馬を捕まえて神様に奉納します。

 

 

 

 

ダイナミックで美しい!

一番に捕まえた馬は神前に捧げられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

他の馬は駒ぜりに懸けられます。

せり落とされたお金は、当時無給だった御小人(おこびと)さん達の収入になったんだそうな。

「百両!」

「二百両!」

「三百両!!」

威勢のいい声が響いて、馬がせり落とされました〜!

 

 

これは昔のままの情景の再現してるんだそうで。

何かとトリップ感がリアルです。

 

久々の深い神事に立ち会えて本当に素晴らしかった。良き時間を過ごせました。

 

ふと、境内の中に絵馬殿なるものがあるじゃないですか。

中に入ったら、古いものがぎっしりで凄かった。おそらくかなり以前のものが。

もしここまで来たら、ぜひ入って見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荒井さんにずっとアテンドして頂いたおかげで、野馬追を無駄なく余すことなく楽しめて貴重な写真も撮ることができました。二日間もフルで付き合ってくださりほんとにありがとうございました!

 

荒井さんありがとう〜!

 

お祭りが終わった後、車が走ってる普通の公道を馬でパコパコ歩いているお侍さんを何人か見ました。

歩いて家に帰れる人だったり、走った後急に止まって馬運車で移動するより歩いた方が馬の体に良かったりと理由は色々らしいですが、とにかく、馬がコンクリの道を歩いてても「普通」であり、誰も気にしない環境って羨ましいなあー。

祭りの期間だけ、馬を借りる人も多くいますが、自宅で愛馬を飼っていてその子で祭りに出る人もおられるとのことで。もちろん毎日騎乗散歩してるんだとかで、いいなあーーー。馬と人が自然に共存できる環境ってひたすら羨ましいです。小淵沢とか乗馬クララブが多い地域でもないのに、こういうのって、日本では本当に珍しいと思います。

 

馬と歴史好きには大変楽しく満足な野馬追行でありました。

相馬野馬追2017に行ってまいりました。

 

ずっと行きたかったのですがなかなか日程が合わず、

武者絵展にも毎年参加しているのに行けてなくて、今年は絶対〜〜と、

初めて行けました。嬉しい*

 

7月29日に仙台に入り、翌朝常磐線で福島に南下。

雨を覚悟していましたが、原ノ町に着いた頃には止んでました!

 

 

 

 

 

原ノ町駅ホームの絵。テンション上がります\└('ω')┘/

ついに念願の野馬追だ〜

 

 

相馬でまちづくり企画開発に携わられてる荒井大蔵さんに案内して頂いて、まずは騎馬武者お行列へ!

 

「本物の甲冑に身を固め、五百余騎の騎馬武者が、腰に太刀、背に旗指物をつけて街なかを練り歩き、疾走する光景は、時代絵巻そのもので、行きた博物館と言えます」(相馬野馬追MAPより抜粋)

 

 

 

 

 

 

 

 

動画でご覧ください!

 

 

 

総勢500騎近い騎馬武者のお行列はスゴイ!本当の侍が乗り移ってます。

 

 

馬の目もただならぬものが。

 

 

 

 

 

 

美しどころも*

 

初めて相馬武者を拝見しましたが、ここは空気が違う。全てがリアル。本物なんだな。 名古屋のイベント色強い英傑行列とは全然違う。野馬追期間中、騎馬武者は本当に武士になっているので、お行列は出陣です。見る方も作法に気をつけなければなりません。特に列を横切るのはNG。「無礼者!!」と一喝されます。時代が昔ならお手打ちものじゃ。

 

時々道路を疾走して来るお馬がいますが、

疾走してくる騎馬武者が目の前で馬がスリップして転びそうな所をすかさず立て直して行くところの乗馬の旨さが半端なかった。

 

 

 

総大将、相馬行胤殿。威風堂々。

 

 

 

 

野馬追お行列の思い出

 

 

 

 

お行列終了後、軽くお昼ご飯(いただいたおにぎり超美味しい。福島の米は美味いのだ)のち甲冑競馬場へ。

 

 

 

 

この人出!

 

 

 

 

 

こちらも動画でお届け。

スタートとゴールはアップになります。

 

 

 

そして、今に伝わる華麗なる戦国絵巻、ご神旗争奪戦。旗を手にするのは大変難しく名誉のある事。

 

 

 

 

 

日差しが出てきてかなり熱くなってきた。

後から聞いたのですが、この日は絶対雨だろうと、皆鎧の下に雨用のポリエステル下着を着ていて、暑くて死にそうだったんだそうな;;そりゃ汗ダラダラだあ…;;

 

神旗争奪戦は一枚でも取れれば幸運なのですが、2本ゲットした人がおりました。すごいツキの持ち主ですね。

 

 

 

神旗争奪戦が終わって今日は終了。

 

 

 

 

人も馬もお疲れ様!

 

なんだか、この感じが、モンゴルのナーダムに雰囲気がとても似てます。

郷愁。

 

続きます。

 

 

 

 

 

追伸

実は姫川Nは母方の田舎が福島県で、子どもの頃は夏冬休みは田舎に連れて行ってもらって山遊び川遊びにどっぷりの小学校時代で、東北の人々や方言や自然や農業にはとても馴染みがあります。親戚もたくさんおります。が、内陸の方なので、野馬追の存在は当時全く知りませんでした。母親もかなり前に亡くなり、大人になってからは足が遠のいていて親戚にもすっかり無沙汰をしており…でもまた行きたいです。東京の家には季節ごとに田舎から米、味噌、味噌漬け、小豆、桃、りんご、とうもろこしなどなどがダンボールぎっしり届き、大人になって家を出るまでスーパーで桃と林檎と米と味噌は買ったことがなかったと思います。とにかく農産物が美味しい。桃は特に福島産は推しですが、さらに推しなのは「じゅうねん」です。

ジュウネンってなにかというと、

エゴマの実です。

食べると10年寿命が延びるからこう呼ぶと親からは聞きましたw

すりおろすとゴマのようになるのですが、これを菜っ葉和えにしたり、おはぎにするととても美味しく、子どもの頃の大好物でした。もう何年食べてないかな。あーまた食べたい、ジュウネン。

 

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