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「読みきり」製作中

昨年偶然の縁で、月刊ヤングジャンプさんで短編を描くことになりました。
自身がいろいろあった去年。
「次」を求めていたときでした。

こういうときはプロも新人も関係ありません。
まずどこでもはじめの一歩です。

描きたいテーマはオリジナルで沢山ありました。
ある意味、今後趣味の世界をテーマにしてければよいと考え出した時でした。

本格的な青年誌の雑誌の掲載は実は初めてです。
世に出ているものでその作家のイメージは決まってしまいやすいのは仕方ありませんが、実は私たちは元々青年誌向きな気質もありました。

実は大御所先生の原作ものを頂きました。

版権モノを多く手がけてきて、オリジナルを望む私達には、実はかなり悩みました。
実際そちらの打ち合わせも始まりかけていたのです。

しかしずっと昔、デビュー当時の漫画家になり始めた頃のくすぶっている何かがあったんですね。
10年、一般誌と離れて児童向けの仕事をして来て、ある意味それはずっと続けていくに値する仕事ではあったんですが、当初の夢はそのままそこに置いて来ている自分と向き合ったんです。

「やっぱりやりたい」

と長野が結論を出しました。
これに関しては長野のこだわりなのです。
19歳でデビューして、一度も描く事を辞めず、仕事も切れず続けてきたのですから!。
そのために自分も頑張るぜ!


昨年のREKIはカラーの克服ではありましたが、実はこの作品を目に留めてもらいました。

「すごいですね!人間を簡単に描こうとしてないところがいい!!」

と言われましてびっくりしました。すごい褒め言葉!!!
もちろんこのままでは通用はしなく、ダメな所は山ほどあるのですがそれを知りつつ、良いところを凄く伸ばそうとする訳です。
言葉によどみが無い。

基本集英社さんってどんなジャンルでも否定しないんですよね。
面白ければ。(恐ろしい響きだ)
その作家の中身次第。
ただし、実際いろいろ打ち合わせを初めてみて、はっきりいいって、レベル高いです。ヤンジャン。すごい先生がいっぱいいる〜〜!!
(なぜ私たちはここにいるのだ!?縁ってコワイ)

ここは手抜きは絶対ご法度です。
今までやってこなかった分野でもあって慣れていないせいもありますが、かなり引き受けるのに勇気要りました。

今ある意味私たちは新人と同じ立場な気持ちを持っています。
漫画って所変われば、どこでも新人なのです。

今までの10年にお別れを告げて、これからの10年の一歩な気がして、なんかこの仕事は自分達にとって関所みたいな気がして、長く悩んで結果、引き受けるべき!と答えが出ました。

読みきりで初めて描くのに、いきなりの大御所の先生の原作がつきました。
完全な新人ではない私たちを思っての計らいなのか・・
その先の話も果てしなくしていただけておりますが、(夢や希望は大きく語ってくれます)
とにかく試練です。
これがきちんとこなされなければ、その次は無いのですよね。
(集英社のコワイ所であります^^;)
とにかく一段階上に行くためのテストなのだと受け止めて頑張っています。
(漫画家はいつもどこでも試されているのだ)

先日まで、ドバイの児童向け漫画を描いていて、ここに持って行くのに時間がかかりましたが、今日の気持ちのよい晴れた空に助けられてなんとか持っていけました。

後は絵を120%で描く事ですね。

「大丈夫。今まで頑張ってきたんだからやれば出来る」
と自分達に言い聞かせてます。


(動物ワールドは本田が引き受けたぞ!)
cetegory : 制作日記 ✤ - ✤ - ✤ -
2010年05月27日(木) 16:37 by Akira Himekawa [ Edit ]