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ドイツレポートその2

7月30日(金)

そこそこ眠れました。というより時差ボケで12時に寝たのに朝4時に目が覚めてしまいました。しかし、頭はなにやらスッキリ!!
長野は一日目からむっちゃ快便wオイ!!楽しい


朝の7時に2回目のツイッターを送信。未だ打つのに慣れず。自分の携帯使いたいがパケット代が定額じゃないので…;
君和田さんと阿部さんと待ち合わせて下のレストランで朝食。
品数豊富なビュッフェ。大変美味しく一同感激。ここには4泊するので日替わりで違う味を楽しもう♪

ソフトバンクがフルブラウザが使えるので制作日記から更新してみようと試みる。
文字を打つのがまだたどたどしく、長い文章が難しい。管理者ページには無事入れたので短い報告をなんとか更新。

気温は20度で大変過ごしやすい。
そして晴れ!!

しかしドイツも先週まで34度あったそうです。私達のためにドイツの神様が…w


さあ今日から仕事ですよ!!がんばるぞ!

11時からホテルのロビーの一角を借りてポスターにサイン。
AnimagiCのボランティアスタッフのみなさんのために。

ポスターはゼルダとトライガンが表裏に刷られています。

君和田さん曰く、「日本では考えられないことですけど、出版社など版権を越えたこういうコラボレーションは海外ではよく起きますね^^」
確かに、小学館と任天堂の「ゼルダ」と少年画報社とマッドハウスの「トライガン」が一緒になってるなんてかなりレアだ。


でも同じ金髪の主人公で服はリンクは緑、ヴアッシュ君は赤でこっちは剣を構えてあっちはホールドアップの図で、対比が面白いポスターです。

トライガンチームが右側でサインし始め、終わった所で裏返して私達がサインしようとするが、マジックが乾かないうちにひっくり返せない、とマジック選びにばたばたし、右側と左側両方から描き始めて、乾いた所でお互い渡す、という手はずに落ち着き、阿部さんと君和田さんポスターひっくり返したりマジックは大丈夫か気にしたり写真撮ったり忙しく手伝う。

Moon KANAさんはほっそいきゃしゃな腕でしょろしょろしょろ〜〜〜とサインしている。
ロリータブレンドのパンキッシュがとってもキュート星

本田が漢字で「姫川明」と書き、長野がその下にローマ字でAkira Himekawaと書く事に。
本田はいいけど長野はサインし慣れていないので最初すごくぎこちない。
50枚と聞いていたけど明らかにそれ以上は書いた気がする。
最後の方になっていい感じにサインが完成。最初の方のまだ慣れていないサインをもらう人ごめんなさい;



ポスターが終わって、AnimagiCのパンフレット5部くらいにサイン。
つぎ黒いwiiとDSに絵入りでサイン。黒いwiiはパソコンのハードディスクみたいでかっこ良い。



黒いwii。なんだかドイツらしいです^^

すべて終了。一同おわった〜〜と背伸び。
これから一体何枚のサインを書くのだろう。
でもそれほど負担には感じないのは、やはりイベント慣れしているんだと思います^^;。
(BYコミケ)

その後、
全員でイベント会場になるベートーベンホールの視察に出る。
歩いて5分もしないでつくので、せっかくだからライン川ぞいに歩いて行きましょう。ということに。
誰かが「うお〜〜ドイツに来た〜〜ってかんじする」と声を上げていた。
確かにライン川沿いの風景はヨーロッパに来た実感です。



水はよどみなく流れ続けるライン。落ち着きのある風景です。お天気もよく気持ちがいい。


会場にはほんとにすぐ到着。
ボンにあるベートーベンホールです。




会場前の広場にはすでに沢山のコスプレイヤーが集まっている。
話しには聞いていたが相当に凄い。
コスプレするのに日本人はカツラをかぶったりカラーコンタクト入れたり大変なわけですが、西洋人だと特にファンタジー系は素でいい人が沢山いるわけで、変な話し「うわ〜ホンマもんだあ」みたいな。

スタッフ用の名札を首に掛けて中へ。


あったあった。リンクのポスターがそこかしこにお出迎え。



想像していた通りに貼りまくられています。
等身大くらいのデカポスターも。
海外での任天堂ゲームの人気が伺える。


書き下ろした甲斐がありました。

これはスタジオ入り口のスケジュール。


こんな所にも♪




トイレのポスターにもリンク楽しい
君和田さんが「これはチェックしてない…;コピーライト入ってない汗」と焦っておられるけど作家はそこまで気にしませんw
(もちろん、出版社の方が作品の権利をこういう所でしっかり守って下さるので作家は安心して仕事が出来るのです。海外は↑まだゆるい所あるみたいですが、お祭りの愛嬌ということで)

前に任天堂のリンクのイラスト(「時のオカリナ」以降)を描かれている中野さんが「販促用のイラストを多くの場や人に使ってもらってイラストレーター冥利に尽きました」とおっしゃっていましたが、こんな気分なのかもとプチその気持ち解った気がします。

海外は〝外に外に〟出して行こうという表現がストレートで気持ちがいいですね。
MANGAというヨーロッパの今のブームに呼ばれたので姫川の絵が使われるんですが、日本じゃ考えられないですから^^;。
最初は自分もかなり気にしてましたもん。
やはり任天堂ありきですし、ゼルダファンもゲームとこういった漫画ははっきり線を引いていますし、
より大きなオフィシャルで作られた物を沢山の人が支持する傾向が日本では強いのですが、海外は個人にスポットがあたるパワーが強いです。個人のパワーをストレートに讃える事にてらいがないことに驚きました。
昔はそうではありませんでしたが、今は個人という立場は、日本では弱くなったなぁとよく感じる事です。


長年漫画をやってきましたが、
何故かいつも人の影に隠れてしまうので、一回くらいこんなことあってもいいだろ!!コノヤロ〜!!てれちゃうみたいなw。



TOKYOPOPのブースにもゼルダの単行本が山盛り。有り難うございますw
一番上の段に並んでます。



ブースの中にいるのが社長のカップスさんです。




リンクのデカポスターの前でパシャ。恥ずかしいので顔はボカシを入れました。
ってどうせ写真撮られまくりなんですけどね…たらーっ




一通り会場を視察したあと、フリー。
個人的に見たい所を今のうちに(お客さん入ってしまうと思うようにみれなくなるので)見ませんか、となって二階へ。

ゼルダのファンアートが沢山貼られてある。




力作揃いで面白い。姫川マンガの似顔絵も何枚か。
ゼルダの絵を描く方は、昔から日本でも、本当にこの作品に愛があるのがわかるんですね。
他のイラストもたくさんありますが、ただカッコイイ絵を描こうと思っているんじゃない、愛情があふれているのが特徴なんですよ。
連載当時、私達も本当に多くの手紙を頂いて、そのほとんどが絵入りでしたもん。
みんな描きたくて一生懸命描いている感じがあって…。
その人達はもう20歳を越えているんですが、未だに私達の宝物です。


あとBL絵がけっこうあります(笑
ドイツはヨーロッパではとてもBL人気が高いのだそうで!なんと。
(それもなじむ原因〜♪)
出店してあるブースでも沢山のBLの単行本がありました。
こちらではBLをキレイなものとして見ているのだそうです。


話しを戻してw

こんなコーナーがありました。
勇者はこんな所でベートーベンホールを守っているのだった。





外に出るとさっきよりコスプレイヤーが増えているような気がする。
みんなどこで着替えているのだろうか。





カップスさんの運転する車でボンの市内観光へ。


ボンは東西ドイツが再統一される以前は西ドイツの首都でした。

街を流しているとそこかしこにコスプレイヤーが…


日本だったらオタクとしてマナー違反と怒られますけど、こちらではイベント期間は許される風潮みたいです。
カーニバルやハロウィンなど仮装の歴史が長いからでしょうね。



車を降りて街をブラブラ。
ブラブラしてたらすぐベートーベンハウスに到着。


ボンに来たらやっぱりベートーベンハウスには寄っておかねばとリクエストしたもの。入り口入って写真撮ってたら中は撮影禁止です、と注意されてしまった。スミマセン。
ベートーベンハウスというとどうしても手塚先生の「ルードヴィヒ・B」を思い出す。
当時の補聴器が展示してあるが、耳に大きなラッパを差し込むだけ。こんなものが役に立つ訳が無い。それが何種類も置いてある。わらをもすがる思いで色んな機器を試していたんだろうなと思うと痛々しい;。
ベートーベンに今の日本の補聴器を送ってあげたい。

一番上の階にベートーベンが使っていた当時のピアノ。大きな音を出そうとして鍵盤を強く叩きすぎてよく叩く鍵盤が指のかたちにすり減って凹んでいる。泣ける。
飛蚊症が出たり、老眼が進んだだけでも結構焦りが出て来るものなのに彼の苦悩は大変なものだったでありましょう。

アレックスさんがドイツ語の翻訳をしてくださるので要所要所で貴重な事を知る事が出来ました!

中の見学を終えて庭へ。外は撮影OK。
いい天気でまさに良好の撮影日和。


美しい中庭




ベートーベン像


その後ボンの街をまたブラブラ。
いい天気ですな〜。
「私晴れ女なんです」と本田。
君和田さんは「私雨女なんですよ。先生のパワーの方が強いんですねw」みたいな話をし。

街の中は統一感があってとても綺麗。ドイツで印象的なのは窓です。目に入って来るのは四角。
四角い建物に四角い窓が規則正しく整列している。



街中に路面電車が走っています。


またデカいキリンのぬいぐるみが置いてあるお店がありのぞく。シマウマやトナカイのトロフィーのぬいぐるみもあった。面白いけどちょっと気軽に持って帰れないので写真だけ。









広場に果物市があってとても美味しそう。つぶれた桃も気になるが、ラズベリーとブルーベリーを1パックずつ買う。
君和田さんが会場に冷蔵庫あります?と心配していたがアレックスが大丈夫、と言ってたので買ってみる。
開会式の後でみんなで食べましょう。


広場にもコスプレイヤー(笑



このあたりでカフェの外席で昼食を取る事に。飲み物はビターレモンを頼んだ。疲れにキク。おいしいです。
本田がBLについての話しを振ったらカップスさんもアレックスさんもでゲイや同性婚に話しが及び、詳しくお聞きしました。茶化す事無くまじめに。
確かドイツでは外務大臣か…がゲイをカミングアウトしているんですよね。
差別はいけないから…。というお話。日本ではまだまだ考えられない事です。
さすがゲイ先進国です!特別に捕らえるんじゃなく、至って自然に理解がある。
すばらしい。


マルゲリータピザと生ハムと…何を食べたか…どれも美味!




カップスさんが料理が来る前に車の移動で出てしまって、どうやら駐車違反で切符を切られたらしい。ええーーっ;申し訳ない;;;が、罰金が日本よりずっと安いみたい。日本の罰金って高いんだなあ。



カフェにやって来たバイオリンを弾く人。



デザートにアイスクリーム。桃の缶詰と下にヨーグルト。アイスというよりパフェ。これもオイシイ。




君和田さんも甘いものが好きみたいでメニューのアイスにウキウキ。
アレックスはアイス嫌いだそうで…女性でアイスクリーム嫌いな人っているんですね。
どんなスイーツが好きなの?と聞くと夕べホテルのディナーで出たジャムみたいなのの上にクリームがちょっとかかってるアレとか、美味しい♡そうな。
ううーんあれは日本人には甘すぎる。

アレックス曰く「日本食は軽いね。ドイツの食事重い。日本からドイツに来て住んでるヒト必ず太る。」(ゲゲ;)「私日本に住んでる間たっくさん食べた。いっしょうけんめい食べたけど、どんなに食べても痩せた。10キロ痩せた。」
そうですか!?羨ましい……
私年々肥えてますけど…………;;
しかしドイツのごはんは中々に美味しいです。




食後、教会があるので見に行きましょう、と歩き出し。

ボンの街の中の教会。
聖マルティンミュンスター聖堂。




教会はどこも静かですが、ここはすばらしい聖堂でした。教会の建物もですが中庭の回廊に見覚えがある。
「ガル」を描いている時によく見ていたような気がする。多分「ヨーロッパの教会物語」にこの回廊は載っていたんじゃないだろうか。僧侶がこの回廊を歩く時にはじっと思索に耽る瞑想の時間だったとのこと。
足を踏み入れると思わず息を呑むキリストのレリーフがある。
宗派に関わらず祈りの場所は魂が落ち着きます。こういう場所は大好きです。
ケルンの大聖堂、ニュルンベルクの教会いずれも素晴らしかったけど自分はこの聖堂が一番来るものがありました。



この後は確か歩いてホールに戻り、まずはコンベンションセンター/スタジオにて最初のサイン会。
午前中のホテルでのと同じくトライガンチームとポスターにサイン。
ドイツのファンと初対面。


集まってくれた人たち。
この後ぞくぞくと集まって来ます。

一角にすごいメンツが(笑




トライガンチームがサインし終わった後裏返して我々がサイン。





リンクがリンクのポスターもらうの図…w





どんどん来る。延々続く。
サインは続くよどこまでも。



300人くらいサインしたと思います。


で、いよいよ開会式。
メインホールのステージ下に集合。
丸山さんが「この順番で出ますので、呼ばれたら手を振って舞台に出て下さい」と簡単に打ち合わせ。
「で、みなさん一列に並んで一人ずつコメントを僕が振りますので、順番は最初に出る小野坂さんに始まって最後に姫川さん」
みんなで挨拶くらいドイツ語で…と「こんばんは」のグーテンアーベントを練習す。
とうとう舞台に〜〜。いつもライブを見る方なので見られる方になるのは緊張する。どうなるのかよくわからん。
ドキドキドキ



舞台にゲストが呼ばれます。
ドイツの漫画家さんたち。




いよいよ始まるぞ〜AnimagiC!
ノリ最高。


トライガンチームが呼ばれて歓声とともに舞台へ。

ワオ〜〜〜〜!歓声が聞こえる。ヒエー。


続けてムーンカナさん!

かわいいです!


最後に何やらドイツ語でデロロロロっと紹介が続き…


「アキラ〜ヒメカワ〜!!」


来ちゃったよ〜〜〜!え〜〜いと二人で舞台へ…
「ウヲオオオオ〜〜〜〜!!!!」という歓声が上がる。
なんでこんなに人気なんだ。

とにかくすごいウェルカムの大歓声。この間のワールドカップみたいと言ったら大げさですが…
引きつりながら必死で笑顔を振りまく2名;




もう開き直り;




ジャパンゲスト勢揃い。


舞台からの映像が無いのが残念。
ホールは二階あって、感じとしてはお台場のZEPP TOKYOのようなかんじかな。



左に丸山さんがマイクもってMC。あなたが一番似合ってるよココ;


フラッシュ炊かれまくる。こんな中年のオバサン写真に撮ってもなにもイイことないでしょうに;;
ああ〜〜〜〜勘弁してほしい。しかしオドオドしたり暗い態度が一番よくないから明るく元気にするのが一番…だよねきっと;
「では一言ずつお願いします」と丸山さんいきなり自分にマイク。
「いきなり私ですか!?」さっき最後って言うから余裕で構えていたのに急に振られて頭が真っ白に。
「まだビールをいただいてないんですけど」と言ったら少しウケていた。日本語わかる人がいるらしい。
本田もなんて言ってたかおぼえてない。完全に飛んでいる。彼女も「ドイツ語挨拶せっかく覚えていたのにろくな事言えなかった!」と最後まで悔しがっていたのだが丸山さんが悪いw。
そのあとのトライガンチームはみんなグーテンアーベント言えたのに…せっかく練習したのに。丸山さんの馬鹿…。

舞台挨拶終了で退場。



ベートーベンもうなずき喜んで…いたりしてw



この日通訳の日本人のかたを紹介される。TOKYOPOPのコミックスで日本のマンガをドイツ語に翻訳する仕事をしている草野ケンさん。35歳。草野キッドw
10年ほどドイツに住んでいるとのことですが、もともとマンガが大好きで漫画家になりたかったそうですが、縁あってドイツに留学してそのまま住んで結婚までしてしまったそうです。(奥さんは中国人)
日本語に飢えているのかマンガの話しに飢えているのか、レストランに向かう途中ずっと話していたのだが、すべてマンガの話し。逆に今日本でこんなに漫画の話に熱い奴なんていないぞ!!
面白い青年ですw
どうやら我々と同じ巨匠の先生のマンガが好きらしい彼は、最近の日本のマンガアニメで騒いでいるドイツのファンがちょっと不満らしく、インタビューではシビアな事を言うといいですよ。とのこと。そうなの!?
いやいや今の日本の漫画はとても華やかだから若い人のファッションセンスに合うんでしょう!
これも時代です。

しかし驚きました。こんな日本人がドイツに住んでるとは。
徒歩でディナーのためレストランへ。内心もう疲れて帰りたい気分ですけど…

実はディナーは大体9時からなので、一日働きまくった果ての遅めの夕食は、日本人にはどうもしんどいのでありました。

初ビール。軽めのを頼んだ。美味い。日本のビールより口に合うよ。苦みが口に残らない。まろやかな味。



皿を回し合って色々な料理をいただく。
ジャカイモがうまい。ドイツのジャガイモ料理本当に美味しいですね。
もちろんお肉も、思っていたより野菜も多くて嬉しい。







お腹一杯。ごちそうさまでした!

長い一日目の日程がこれで終了。ホテルに戻る。
あまり時間差が出ると嫌なので自分の携帯でブログを出来るだけ書くが、ホールの視察に行くまでの事を簡単にしか書けなくて、つづく、に…
風呂入って横になったと同時に疲れて爆眠。

(撮影強力/GAKUMANPLUS abeabe)
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2010年08月09日(月) 01:12 by Akira Himekawa [ Edit ]