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ドイツレポートその6

8月3日

朝起きて早速パソコンつけてみると…



ネットにつながった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
拍手

せっかくノーパソ持ってきたのだからと、写真を取り込んでいくつかツイート。



【本田】凄く寝た。
う〜〜ん熱っぽい。
でもきっと大丈夫、大丈夫。と自分で気持ちを持って行く。
ハーブティーがとても美味しいのを発見。ああほっとしますホットコーヒー



11時に集合。チェックアウト。




ホテルの入り口付近の駐車場。

日差しがやわらかです。


近くの薬屋さんで喉のトローチと、気分が悪くなったら飲む錠剤を購入。


薬屋さんも味が合って面白し。




トローチはかまずに3時間おきになめる。
お医者さんはドイツ語出来ないといけないくらいなので、ドイツは医療の先進国。
薬はいいらしい。そして安い。
実際この薬よく効きました!
咳もほとんど治まる。このまま治るといいけれど。


ニュルンベルクに向けて出発。


この街ともさよなら。
素敵な所でした。



アウトバーンを突っ走る。

ドイツってものすごく飛ばすねえ。
君和田さんがビビってました;


【本田】基本自分は運転するので、あまり怖くはなかったし、ドイツ人はいたるところでマナーがすごくいいので、飛ばしていてもあんまり怖さを感じないんです。
要するに速さではなく運転マナーが悪い所が怖い所なんだと思った。

【長野↑…名古屋みたいな?^_^;】



途中のサービスエリアでトイレ休憩。お金を払うトイレ初体験。
50セントですがこのチケットを買うと下の買い物が値引きになるのでお得です。
ジュースや水の他に雑誌や、面白いキューブの本や…いろいろ購入。


2階に味のある木彫り発見







入り口にビッケ発見。こんな所でビッケを見るとは。

ええと昭和40年代かな。ズイヨー制作の「小さなバイキング/ビッケ」
大好きでした。
原作はスウェーデンの児童文学。
アニメはきっと多くの国でも放送されたんですね。
アレックスもアレックスの子供達もビッケが大好きだって。
こっちでは「ビッキ」と発音。
去年ドイツのコメディアンが実写のビッケの映画を作って、それがすごく楽しくて面白くて大ヒットした影響でまた人気が出たんだって。その映画見たいなあ。日本でもやってくれないかな。



合計4時間くらいでニュルンベルクに到着。


歴史的な建物が沢山ある素敵な街です。

「素敵」を連発してますけど、本当に ほああ…素敵だ…と言ってしまうので;

上の写真の壁は歴史的に有名な壁だそうです。
おそらく中世の城壁?


宿泊するヴィクトリアホテルの裏手。


このホテルがただ事でなかった。
入ってみると



うわ超〜〜〜〜〜〜広い!!!!!!



これはっ

ひょっとして…



スイートルーム!????


向かい正面にとても近代的な現代美術館があって、明らかに一等地です。

色はオレンジに統一されていていかにもヨーロッパモダンなしつらえ。






部屋の中に階段付きのバスタブのある部屋に泊まるなんて、これまた多分一生に一度のことでしょう…
ウルトラコミック店長の計らいだったのでしょうか…。






反対側。
とにかく広い。何ヘーベーあるのでしょうか。
しかしよくみると、ベッドがダブル。

女二人組なのでまだいいですが男二人で泊まったらどうするんでしょうか;
ソファも一人余裕で寝られるくらい大きいですが…

でもマットレスは別々で、二つのベッドをくっつけてあるかんじでした。
ダブルだと寝返りとか気にしますからね;よかった。

しかし最高の部屋の中でこの夜ドイツの中で一番の地獄を見るのであった。



【本田】お昼ご飯はいいから、カップヌードル食べたい。


そりゃいい、わたしも食べたい!
この時まで取っておいてよかった…
しかしお湯が湧かせないのでフロントにお湯を頼む。

お湯が来て、さあ注ごうという時に箸がないのを思い出す。
カップヌードルだけ持って来て箸忘れるってアホやんか。

フロントに行って借りれるかチャレンジしてみよう、と降りていくとアレックスがまだいてくれた。天の助け!
フォークを届けてほしいんですが、お願いします!と頼んで部屋に戻る。

このとき食べたカップヌードルは美味しかった。

その後一時間半くらいベッドとソファで別れて休息して、いよいよ最後の仕事。


書店でサイン会である。

【本田】夕方5時からというのは一番熱上がるなぁ。
一番楽しみな本屋さんでこんなんになっちゃった。残念。、でもこれで最後!
なんとか保って欲しいなぁ。会場で吐いたりしたら大変だもん。
気合いを入れる!!
笑顔!笑顔!!これは自分に向けてだね。



ホテルを出ると書店の店長さんがみえていて、挨拶。

背〜〜〜〜高〜〜〜〜!

陽気で味のあるセクシーなオジサマだ。



書店はすぐそばなので徒歩で出かける。
途中にセクシー通りがあって、どう見てもストリップだったり「world of sex」なんて書いてある。
しかし新宿歌舞伎町みたいなヤバそうな感じが微塵も無く、ごく普通の通りなんです。
なんというか、成熟した大人の国なんじゃないだろうかと感じる。
特に性をタブーにしなくてもいい社会。だからこその大らかさなんではないだろうか。
漫画でも出版社からよく「もっとセクシーなものないですか」って聞かれるんだそうで…
私達に取って住みやすいんじゃないだろうかドイツw



などと言ってる間に書店に到着。ここ!?



その名も「ウルトラコミックス」




店頭にはゴシックファンタジーなディスプレイが派手。

なんかすごそうだ。

おそるおそる入ってみると、またあの絵が…




サイン会の告知のポスター
signierstunde mit
AKIRA HIMEKAWA
die schopfer der Manga zu
THE LEGEND OF ZELDA live!


直訳するとだいたい
「ゼルダの伝説」のMangaクリエイター
姫川明サイン会ライブ!

みたいな。
レジの周りゼルダのコミックスでディスプレイ。



このディスプレイ棚は去年チェックをしました。
書店で使われている所が見れて感無量です。

海外ではこういう棚を作っても、使ってくれる書店さんがあまりないそうなのです。
日本では普通ですが、こんな事までしてくれるのはかなりスペシャルな事なんですね。



はっと見るともうお客さんが並んでいる様な…

サイン会が出来る程外国で人が集まるのかなあ…と出発前に心配していたのですが
人が並んでいる。ほんとですか。


地元の新聞記者さんが来ててウルトラコミックの店長と写真に収まる。



わたしたち小人さんです(笑
この店長さんかなり有名なカリスマ店長じゃないでしょうか。

明日の新聞の一面の半分を使って記事を組むんだそうで…
もう好きにして下さい汗


アレックスが「姫川センセイ有名人」
冗談でしょうw

先にカウンターに入って10冊くらいの単行本にサインをする。

5時。いよいよサイン会はじまる。
サイン会もいいけどスゴい美味しそうな本屋さんで自分で見て回りたい。


お立ち台みたいな小さいステージが作ってあります。ここでやるの?





すごいなあ…日本より先に外国でこんなことしてもらっちゃって、
嬉しいけど複雑な気持ちがずっと続いてますが、嬉しいよ。




お店の中をぐるりと一周するくらいにお客さんが並んで待っている。
ちょっと見えにくい写真ですが…

店長がみなさんに注意事項などを説明中。



遠い海の向こうの国に私らのサインをもらいにわざわざここまで来て本を買って並んでいる人が
こんなにいるのが信じられない。

有り難う!じんわり。




さあ始めましょうか。



今回は草野キッドいないので、アレックスが名前を聞いてカタカナ起こしをしてくれました。
色紙と、コミックス両方にサインをする。ほとんどの人がコミックスを買ってくれているわけで…
コミックスのサインの最後に気持ちを込めて「ありがとう♡」と入れる。




ノリノリ〜〜〜〜!☆


AnimagiCの時から思ってましたが、みな日本のマンガが大好きなので日本語で「コンニチワ」「アリガトウ」はほぼ全員が普通に言える。こちらが日本語で話しかけたり、日本語を書いたりすると喜んでくれるのです。

ずっと思っているのだけど
手塚先生や石ノ森先生が今のこの海外の状態を見たら、どう思われるだろう。
喜んでくれるかな。
今日(こんにち)日本のマンガがこんなに隆盛を極めてもてはやされているのは
今「ゲゲゲの女房」でもずっとやっていますが、彼ら先達が血を吐く様な戦いと努力を日夜続け、切り開いて来たからである。
その作られた道を…
ドイツの人に伝えたくなるけど、その前に今は日本の人に知ってもらう方が先かな。
今はちょっとこういう思いはしまっておくことにする。
しかし昭和から綿々と繋げられて来た「漫画家魂」は持ち続けていたいものです…



が、サインしている最中は夢中でそれ所ではありません。
人数は150人の限定だったそうですが本と色紙、二つ書くのでつごう300になるわけで。
しかも後ろからライトが当てられてかなり暑い。お水飲みのみ。フウ。
AnimagiCのサイン会の時はこんなに水を飲む事はなかったけど、
二人ともなんだかだんだんモーローとして来た。
本田は熱が急に上がって来たもよう。
がんばれ。漫画家魂だw
もうちょっとだがんばれ〜〜〜〜〜ゼエゼエ


【本田】アレックスがとなりで「センセイ、カワイソウネ〜」と心配顔。君和田さんも心配している。
気が遠い〜。ここで倒れちゃったら、みんなのハッピーな気持ちが台無しね!
「あとどれくらい人は待ってます?」アレックスに確認を何度も。
こんな事今までなかったんだけれど、
以外に人多い?
でもこの人達にとっては、今そのときしかないもんね。
多分二度とはここには来れないと思うので。
何事も一期一会なんだよ。
顔ひきつってないかそればっかり心配だったね。^^;

君和田さんに記念に全員の一人一人と一緒の写真を撮るようお願いした。よい思い出。

こういうイベントがこの先に繋がって行くんだよね。



これでドイツでの「仕事」はすべて終了!!
やりきった〜〜〜〜〜〜!


ウルトラコミックスの店内の様子をもう少し







本田、熱が上がって来たみたいなので、今朝方買った薬を半錠飲む。
その後二人で2階のトイレに行ったら

この2階がアメコミの山。すげ〜〜〜〜〜!見たいがな。




壁全てにアメコミがぎっしり!
とにかく量がすごい。何を見たらいいのかわからない程。

しかし本田突然猛烈な寒気に襲われガックガクに震えてきた。
張ってた気が緩んでどっと来たのと、解熱剤が強かった。
効きが良すぎていきなり体温を下げているので猛烈に震え。
いろいろ緊張してたんだね。やっぱり^^。

このあと店長がニュルンベルクを案内して一緒に食事を…との申し出でしたが、
本田ちょっと行けないかもしれないので長野だけ行くことになるかも、とお話して…



スイートルームに戻って本当にソファに倒れ込む。

「明日のシュタイフはキャンセルしてこの街でゆっくり観光しようよ。」
「シュタイフ行こうと思うと明日の朝7時に出発ですよ。死んじまうわ。」
「今日の本屋さん、明日元気出たら行きたいし…」

と話す。そうしようそうしよう。

バスタブにお湯をはってみる。加湿器のかわりになるかも。
8時半まで休むが、レストランなんかとても行けそうもないので
本田に「じゃ、行くね」と声かけて出かける。


店長さんゆっくり歩いて結局街の観光案内をしてくださる。
きっと日本人の漫画家にこの街を自分で案内したかったのでしょうね。
なので一人ダウンしてしまった事が申し訳ない。
本当はこの店長さんともっともっとお話したかった!

ほんとに中世の建物、街を残して活かし近代と中世を上手くブレンドして作られた統一感のある素晴らしい都市です。



撮影スポット。
中央の建物は14世紀の病院だそうです。



広場。
午後9時近くでこの明るさ。



中世の建物を使っているっぽい趣のあるレストランで最後のディナー。


瀬戸物のジョッキでビールをたのむが見た目より大量で飲んでも飲んでも無くならない。



阿部さんだったら何杯いけるかな?
阿部さんのビールのペースは早いですけどw
あまりお酒を飲まれない君和田さんも、最後なのでとライトビール注文したら30センチ近くありそうな背高のっぽのグラスが出て来たw



またもお腹がいっぱいにw

ここで、さっきのサイン会、スイスから来たファンがいたんですよ、と聞きました。
すごいな〜〜〜…言ってくれたらよかったのに…

募集はサイトの告知と、チラシを配って、広告も出したと聞きました。
来てみてわかったのですがドイツは広いです。
イベントに来たいけど来れなかった人たちもきっと沢山いるんでしょうね。
集まってくれた人たちに改めて有り難う。



ホテルで休んでいる本田のためにフルーツや、ポテトサラダなどなどテイクアウト。

11時近くにホテルに帰ると
本田はもうお風呂に入ってベッドに横になっていたが…。
今夜は多分最悪に苦しくなるよ〜〜〜〜;
持ち帰ったフルーツを少し口にする。熱高い。下手すると40度近くあるかもしれない。


まー、のたうった夜でした。
熱出すとこうなりますよね;

朝4時くらいにイブを飲んでやっと眠れたみたい。

【本田】このときがピークで何かつきものが急に落ちた。


明日はいよいよ帰国の日。
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2010年08月11日(水) 00:47 by Akira Himekawa [ Edit ]