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ふぁ〜すと

 震災から一週間以上過ぎました。

復興の兆しが少しづつ感じる事が出来るようになりました。
しかしまだまだ避難生活を余儀なくされている方達も沢山いらっしゃいます。
今だけのことではなくこの先も長期にわたって支援が続いて欲しいですね。
自分も無理をしては続きませんから出来る範囲でそれが続けられたらいいと思っています。

個人的にはこれから被災された方のエコノミー症候群が凄く心配です…。
水分を沢山とらないで動かないでいると脚に血栓が溜まってそれが血管を詰まらせてしまうのですが、心臓や脳にそれがいくと大変な事になります。
飲み水も十分手に入らない所も多いと思いますし…。
歩く事を心がけなければいけないのですが、そのスペースも避難所にはないと聞きました。

自分が脚を折ったときも脚を全く動かせない為にエコノミー症候群の予防のための靴下を履いてくれと医師から指示がありましたし。
せめてその靴下、お年寄りには配給されて欲しいと個人的には思います。




今日は「ふぁ〜すと」。
数々のイベントが中止となる中、10日目のこのイベントは本当に開催されるか中止するかの瀬戸際だったと思います。
人の感情があちこち行き交っている中「こんな時にイベントやるなど不謹慎!」みたいな恐れもあったかと思います。
しかしイベントが中止になるのはそこに来るお客さんの安全を考慮するものだからであって、こういう時だからこそ開催され元気を盛り上げるのも有りです。ただし自己責任ですね。

日本中が先の状況が全く読めず、明けぬ夜は無いと信じつつも皆恐怖感や不安感や罪悪感に見舞われながらも刻々変わる状況を見極めながら自分に出来る事を求めて動いていたと思います。


関東の仕事場もこのときは被災指定地区になったそうで心配でした。(その後幸い部屋の中は何事もなく無事と今連絡が来ました。)


自分達は地震当日は丁度名古屋にいたのでその難に遭遇はしませんでしたので、東北関東が余震が続く中今は名古屋で原稿描きを続けていましたが、
こういう時落ち着いて原稿を描かねばならぬ状態がこんなに難しい事とは思いませんでした。
心配の種にもうひとつ。
実は地震の次の日に家で事故があり両親が心配で家を離れる事が出来ず…。
しかし震災に遭われた方達に比べれば、この西日本は全く生活は日常でそんな事はどうと言う事はありません。
この一週間仕事場は心配でしたが今は家で生活と仕事を守ると言う事を選択しました。

そんな状況だったので「ふぁ〜すと」も行けるかどうか解らず、宅急便や印刷所搬入も15日の段階では間に合う保証は無いと言われ一旦は行くのを取りやめました。
ですから搬入や宅急便もキャンセルしました。


実は少し前のブログを見ても解る通り、今年は自分の本来の「動物」に関していろいろグッズ展開を考えてこのふぁ〜すとにお披露目するよう準備をしていました。

その商品が先日自宅に届きました。
行く事を諦めていたのですが、
ぎりぎりまで状況を見極めていた時に
家を離れられない自分に変わって相方の長野が
「一人で売って来るよ」と言ってくれて
限界まで可能な限りの荷物を背負って(もう完全に行商w)東京のイベントに行ってくれました。


この一週間大変な時期に作ってくれた印刷屋さん。
入稿はまさしくその地震前日。震災期間に生まれたこのグッズと本達。


そうですね。
そのままそのグッズ達はチャリティーへ回そう!
そのために生まれた子達だったのでしょう^^。
今回作った物は「子供」に元気を!
と思って作った物です。

「元気なわんこ『KEMONO WANDOG』」シリーズです。

このキャラクターで今後いろいろ作ろうと思ってそのお初披露が「ふぁ〜すと」の予定でしたが、
自分達は昔から「子供や多感な若い子達に元気を与える」
というのが役割だとも思っていましたから
こうなったら震災後に活躍してもらうキャラクターとして頑張ってもらおう!と考えています。




ところで新刊ですが…
販売をしようかどうか悩みました。
丁度地震の前日に入稿をした作品でした。
やれやれと思ってた時にいきなりグラグラ。


実はLEGは20年前の冷戦時代の危機感がまだ残っている時代に生まれています。
いつの間にか安泰な日本にあってその恐怖や危機感が無くなっていました。
それをなぜたまたまこの本に描いたのかは自分でも謎ですが(本当はギャク描くつもりが)

THE WILD LEG [REAL]

リアルと名付けたこのタイトルの番外編が自分でも少し困惑致しました。

この震災からの一週間の間に作られた本。(描いていたのはその一週間前で入稿は前日でした)

何かの刻印のような本となってしまいましたね。


先日は18年ぶりのエクストリームスーパームーン。
この痛み傷ついた大地を照らす月がこの傷を乗り越えてあたらな時代の幕開けを祝福してくれていると信じて。
状況は大変厳しく時間がかかる事だと思いますが、沢山の人が「自分も何かをやろう!」という希望や力強さの光に向かっている。
いろんな事が変わって行くと信じています。








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2011年03月20日(日) 08:22 by Akira Himekawa [ Edit ]