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UAE/ADIHEX乗馬狩猟展示会その3 (2013/09/04)

 2013年9月4日。

イベント本番の乗馬狩猟展示会ADIHEX2013の一日目です!

朝10時前に会場入り。


大塚さんと榊原さんは今日から鷹狩りのいでたちで出勤です。カッコイイっ。
和田さんはホテルから着物。着物なのに沢山荷物抱えて大変です;駐車場から入場ゲートまで少し歩かねばならず、荷物が多くてが困っていたら、手伝ってくれた人がいてすごく助かりました!有り難う!*^^*

実は私達も和服を用意しようと思っていたのですが、レポートでも書きましたが、
時間、体調、用意 どれも全く余裕が無くさすがに無理でした;。
着物って着慣れていないと気力入りますもん^^;。

こちらは入口は男女で分かれているので我々はレディースオンリーから入ります。
空港でやるみたいな荷物検査があるけどそんなに厳しく有りません。
男性用は並んでますが女性用は空いているのですぐに入れて助かります。


さあ、ブースに着きました。いよいよだ。





先日ご紹介した施工会社の高橋さん!
無事オープンになりましたねー!
この日ご挨拶したら「じゃ、私はこれで日本に帰ります」
…え!?イベント中いるんじゃないんですか?
「私の仕事はここまでなんで…」
そうなんですね。ずっとご一緒だと思ってたので残念ですけど…。
お疲れ様でした!お気をつけて〜!



ツイッターにもアップしましたが人間を並べて大きさを比較w



何やら感動を噛みしめてしまいました。
長年漫画家をやってきて、コミカライズだとタイトルを派手に(連載雑誌等で)持ち上げられる事はあっても、(誰かがデザインしたものでない)自分自身の絵を派手に扱って頂く事は意外と無縁でしたので、やっぱり嬉しいですね。
感無量と言いましょうか。
今年は漫画家デビューしてこの10月で30年になるので、とても素敵なプレゼントを頂いた気持ちです。
様々な皆さんが、こうして形にしてくれてるだけで、もう感謝感謝なのであります。
同時にどこか慣れてなくて、こそばゆいですがw。
「GoldRing」がUAEの鷹狩り周辺でよく知られていた事で来た依頼ですが、フィーチャーするのは「日本」だったからお引き受け出来た仕事です。
ちなみにこのイラスト、キャラクターは、「GoldRing」とは無縁です。

実は今回を機に、「Gold Ring」に関しては権利関係はじめ色々な見直しがされる事となり、「これは自分達の作品タイトルでもある」と声に出せる立場になりそうですので、堂々と胸を張れます^^。

記事の内容とはちょっと違う話になりますが、
2006年に「Gold Ring」を描き始めてここに来るまでに、「描く」作業以外のところで一言では言えない非常に複雑な経緯があり、8年間にわたって様々な事で本当に苦しんだ事が多かったのですが、何とかせねばと粘り強く活動して来た結果が報われていきそうです。本当に良かった。
権利や契約書に関して慎重になり詳しくなったのは、その体験がきっかけです。
(漫画家は元々そういう事には疎い人種で、契約書なんてものがこうしょっ中飛び交う様になったのもここ10年くらいの事ですが、堅苦しい書類を読むのは苦手で出版社にまかせきり、内容もよく確かめないで判を押す、なんてのが当たり前で、我々もご多分に漏れずそうだったわけです。今は漫画家も契約書に随分敏感になりました。)
当時の“日本側”の、出版契約としてはずさんな仕事で長年苦しむ事になった訳ですが、結局その日本の漫画家を軽んじる行為が「GoldRing」が途中で流れを止める原因の一つとなったとも感じています。

日本人側が顧客であるセドキ氏の方しか見ず、肝心の漫画を制作する日本人の漫画家の権利を全く守らなかった訳ですが、日本に裏切られたような気持ちのトラウマをなんとか自力解決したく、それを解決する為に、個人で長年動いて沢山の人達に相談しました。
アラブに関係する方達には非常に興味を持って下さるのですが、いざ肝心の漫画界となると…快く紹介して下さる事も勿論あったのですが、多くの場合単なる興味本位レベルだったり、微妙に自分の為の利用だったり、軽くあしらわれたりスルーだったり、真面目に取り合う人には中々出会えませんでした。
作品には罪は無く、本当に一生懸命描いて生み出したので、つまらない事情で頓挫したらあまりにも今までの努力が無に帰るし、せっかくの素材を未来に繋げる事も出来ません。

2巻が出た2011年の直後からずっと膠着状態が続いていたわけですが、その間粘り強く「これは」と思う度に人に相談したり探ったりして来ました。そして昨年あたりから、不思議とそれまでとはうって変わって、自分にとって本当に力になって下さる人達との出会いに恵まれるようになり、長年の想いや憤りがだんだん理解され始めました。
これも最近、権利問題が取り沙汰されたりして、漫画のシーンそのものがこういった問題に敏感になって来た事が良かったんですよね。
日本側に力のある強い味方がだんだん増えて行きまして、先日ようやくその事実を受け止めて、具体的に何とかして頂けそうな方と出会い、話す機会に恵まれました。
そしてセドキ氏とも事情を共有することが出来、こちらの長年煩った苦しい思いを理解して頂きました。
今までこの件はセドキ氏には伝えず、(この件はセドキ氏に責任があるわけではなく、日本側と私達の間の問題なのです)自分達だけの想いの中に押しとどめ、氏との信頼関係だけはずっと守って来ましたが、8年間の気煩いがようやく氷解した瞬間でした。

粘り強さの果てに、時代の流れに勝気があったということでしょうか^^。
これできっとこの作品も再び前進する事が出来るでしょう。

その出発点は本当にみんなの純粋な信頼関係から生まれた作品だったのですから。
これからは誰の犠牲もなく、正当に健全に制作されていくと思います。
よりプロフェッショナルな仕事として。
私達もこれでプロの漫画家として安心して描く事が出来て行けると思います。
契約は守る為のものであって、縛る為のものであってはならないとこの時とても勉強した次第です。


話をADIHEXに戻しましょうか。
ここから先は主に写真でお届けします!



準備に慌ただしいひと時。
↓壁の上の2枚の写真は、UAEの要人が京都を訪れて茶の湯のもてなしを受けた時の写真です。その下のモニターには鷹匠大塚紀子さんのビデオが流れています。そこに3月に私達も見学に行った講習会の様子が使われていて、我々もチラリっと映っていたりしますw




1日目の朝を記念撮影…手前に鞄が映ってしまってすみません!:
大塚さん(右)は2004年からこのイベントに参加。
一方、鷹匠補の榊原さん(左)は初参加だそうです**





ADIHEX2013 乗馬狩猟展示会のマーク。
このエキシビションの主役はハヤブサと馬なのです。
それが国を挙げて大々的に行われ、UAEだけでなく近隣諸国からも観光客が訪れ、出展もアラブだけでなくフランスなどヨーロッパからもあります。
(INPEX/JODCOブースはその中のひとつ、というわけです)
アラブ馬とハヤブサはアラブの誇りで、それはそれは大切にされ敬意をもって扱われ、国民からも非常に人気があります。生活の中に動物の文化がある。それも極めて自然に。
馬もハヤブサも砂漠で生きる為にはとても重要だった、というのはもちろんあるのですが、これが必要だからという事だけでは語れない愛があります。

動物好きの私達にとっては夢のような羨ましい展示会です。
この仕事を引き受けた理由のひとつにADIHEXを見てみたい、というのがありました。

午前中〜夕方までは暑いのでこの国ではあまり外出をしません。
会場も空いているので今のうちに会場を一回り。

写真レポートでお楽しみ下さい!



すぐそばでハヤブサを展示販売しています。
頭にブルカという目隠しをします。
ハヤブサ、タカは目から主な情報を得ているので、目をふさぐと興奮しないで済むので本人は落ち着いていられて楽なのだそうです。






馬はいないと聞いてたのですが、いました、実物!

かわいい〜!





砂漠を走る車のコーナー。



ありました、「Gold Ring」2巻で描いたバギー。
思ってたより大きいですねー。
普通の車とおんなじじゃないすか。



日産の赤いスポーツカーがフェラーリみたいに展示されていましたよ!




その近くに…これ子ども用です!!w




サルーキの展示。




国内の野生動物の状況と、保護活動についての展示。




シェイク・ザイード(ザーイドとも表記されます)と彼の鷹。
風格、威厳をたたえたなんとも素敵な方、写真ですね。
UAE建国の父で初代大統領の偉大なリーダー。彼の呼びかけで1971年、7つの首長国が集合してアラブ首長国連邦が誕生しました。
石油の採掘で得た莫大な富を自国民だけでなく周辺のアラブ諸国にも還元しているので、とても尊敬を集めています。シェイク・ザイードの名前が付いたモスクや大学や道路などなど…そのひとつが「Gold Ring」が児童文学賞を受賞したシェイク・ザイード・ブックアワードです。



伝統的な砂漠のテント。中でお茶をいただけます*


近代的なコーナーもあるんですが、外国人としましてはやっぱりトラディショナルな展示の方が魅力的で…^^









ここはファルコンセンターという名前。


カッコいい展示ですね〜!


後ろのガゼルは剥製。手前のハヤブサは生ですw 売ってます。




あったあった、馬のコーナー。




トロフィーを集めた展示。






競馬ワールド


女性の騎手が集合して記念写真!
あれ?手前の後ろ姿はどこかで見た様な…


朝、荷物を運ぶのを手伝ってくれた人でした!
あの時はありがとう〜〜〜〜
ベンさんといいます。アル・アイン動物園から来てるんですって。
すんごく明るくて楽しい人です***


同じ動物園からミミズクさん。



そこかしこでサルーキが歩いてます。
ビューティーコンテストに出るのかな?それにしても細い〜!



昔ながらの生活の展示。
犬山のリトルワールドにこんなのあった!



上から見るとこんなかんじ。空間をとっても贅沢に使ってます。




休んだり、お茶を頂いたりできます。


お昼の時に会場をいったん出てレストランに行った時目にした広告。
狩猟展示会なので銃のコーナーもあるので別にめずらしいものではないのですが…すごいと思ったのはその大きさで…


右下の人間と比べると…;w



さて、ブースで仕事が待っている!
今日はこんな感じで机に付きました。




先日お会いした加茂大使(中央)がブースに来て下さいました!


先日のナヒヤーン殿下を訪問するお話が進んでいて、大使から今日の夕方はどうでしょう、との事になりました。
しかしこの日は展示会の主催者のハマダン殿下が視察に来るかもしれないのでINPEX/JODCOさんとしてはハマダン殿下が来られる時はブースにいないと…ということで、JODCOさんから「姫川さんは二人いるのでどちらかがブースに残りどちらかがナヒヤーン殿下の訪問をする、ということにしてくれないか」と要請され…
さて、どっちが残る!?どっちも大事だし…どうしよう。
悩みに悩み、結局本田がブースに残って長野が出発する事になりました。
出口に通じる廊下を歩いてたら後ろからセドキさんが「間に合った!」と息せき切って走って来たので、じゃあ一緒に行きましょう、という時に、吉田さんの携帯が鳴りました。
ここで、大使から「姫川さんはずっと二人でやられてきたのでここで二人が分かれるのはよくないんじゃないか」という話があったとのことで…
この日は無理をしないでまた翌日チャンスを待ちましょう、ということになりました。
(この国らしいですね)
正直ホッとしました。確かに片方だけになってしまうのは…ここに到達するまでに25年以上コンビで共有してやって来て、作家活動のひとつの時代の大きな節目になるかも知れないこの謁見の瞬間がバラバラになってしまうのは、非常に片手落ちになってしまう気がして、それをすごく危惧していたので、大使が同じような事を言われたのは、合理的な事だけではなくてその意味を理解して頂いたといいますか、日本の大使が意味や心を大事にして下さる大使で本当に良かったと思いました。

ハマダン殿下が今日来て下さるといいのですが、
要人のスケジュールは公開されないので、いつお見えになるかは直前までわからないのだそうです。
結局この日はお見えにならなかったという事です。


セドキさんも一緒に日本ブースに戻って合流^^/
「Gold Ring」の単行本も到着*


左は昨日モールに来てくれたアブダビアニメクラブのセイフ君。
セイフ君はお茶を立てられるのでみなでいただきます。





夕方になってお客さんが増えて来ました。
この国は夜が本番。イベントは10時までやってます。




この日もボールを取る抽選をやったのですが、セドキさんが子ども達の相手をしてくれてとても助かりました!(セドキさんは二人の子どものパパですw)


当り出た〜〜!
グッズがひとつもらえるよ!


コレ!コレがいい!




また当り出た〜!

この後子どもが増えて大変な事に。
ほとんど日本の昭和の駄菓子屋状態。
顔はめちゃくちゃ可愛いのですが油断がならないガキんちょ共w




赤、黒、白、緑のUAEの国旗をあしらったドレス。
顔にペイントして来る人がたくさんいます。



テレビ局が取材に来た〜




なぜかマイクを持つセドキさん。アドリブです!
実は「Gold Ring」のプロモーションでしょっ中メディアに出てるので慣れてるんですね、こういうの。



ちゃっかり「Gold Ring」のPRを。




私達もちょっと入りw





本を買ってくれた人にサイン。


7時半ごろから交代で晩ご飯。
INPEX/JODCOの宿舎からおにぎり弁当。米食べられて嬉しい、元気回復!




一日目がそろそろ終わり。大塚さんずっと立ちっぱなしでお疲れ様です。



アブダビ赴任中の岡本君!
勝手に松ケン似と言ってましたw


スタッフTシャツ?w着てがんばってくれてます!




同じくアブダビ赴任中の小杉さん!
TOKIOの山口くんに似てない?と言ったら「よく言われます…w」
やっぱりw





日本からご一緒の和田さん。
着物でお茶の接待お疲れ様です!
私達への依頼と、窓口担当をやって下さいました。
和田さんも2004年から毎年参加しています。



最後に私達もセイフ君にお茶を頂きました。
彼はアニメマンガがきっかけで日本が好きになったと思うのですが、京都の裏千家まで行ってお茶を習ったのだそうですよ。偉いなあ!

普段はかなりひょうきんな性格ですがw
このときばかりは真面目な表情…







うむっ、素晴らしい!
結構なお手前で…。




夜9時45分頃撤収で一日目が終了。
今日は平日で比較的余裕がありましたが、明日から忙しくなりそうです!


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2013年09月25日(水) 23:15 by Akira Himekawa [ Edit ]