<< つばさ文庫シートン動物記2巻 発売 ✤ main ✤ 2013冬コミ&新年ご挨拶 >>

海外マンガフェスタ2013レポ

今年も昨年に続き10月20日の海外マンガフェスタに今年もアーチストアレイで参加してまいりました!

自然体でいつの間にか海外と縁が深くなった私達ですが、上海、UAE、そして日本と今年の海外イベントを飾るイベントになりました。

9月24日には、たまたま海外マンガフェスタの記者会見にも参加させて頂くタイミングを頂きまして、多くの記者さん達の前でUAEのイベントの報告もさせて頂きました。
モンキーパンチ先生ともご挨拶させて頂きまして大感激。
REKIが2007年にメディア芸術祭の推薦作品に選んで頂いたとき、審査員がモンキー先生とちば先生だったという、自分達にとっては縁ある先生達でしたので、その後ちば先生とトークショーさせて頂いたり、今回モンキー先生と同席させて頂いたり、もう運をすべて使い切ってしまったような今年です^^;。


10月20日の海外マンガフェスタ前日19日に
漫画を勉強しに来日している留学生やアレイの参加者の皆さんに向けた「日本漫画家育成・デビュー体験講座」が日本工学院専門学校で開かれまして、
講師を依頼されて一時間くらい話させて頂きました。
海外ワークショップで出かける事が来年は多くなりそうな予感も感じつつ。

私達の担当プログラムが「日本のマンガのつくりかた」
海外からすると日本のマンガの作り方ってかなり特殊なんですね。
担当編集者との関わりとかも、日本以外では見られないやり方です。
アイデア企画出しから、プロット、下書き、アシスタントへの背景発注、仕上げ、完成原稿、のプロセスをスライド画像を使って説明しました。

マンガに限らないと思いますが、留学生はとても熱心です。ビザの期限があるから卒業までにデビューしたい、という決意があるんですね。
ドイツから来てデビューをして、単行本を出したドイツの漫画家ダビ・ナタナエル君もビザの問題を話してました。
海外から漫画を目指す人達は日本では考えられないくらい苦労をしてデビューに望むんですね。

 



で、その翌日20日がいよいよ海外マンガフェスタです!





代表のフレデリックさんの挨拶。
フレッドさんはフランス大使館にお勤めで「ユーロマンガ」の編集長。
去年から関わってらっしゃいましたが今年は実行委員長。
フレッドさんに限らずスタッフさんのほとんどはみな別に自分の仕事を持っていて、ボランティアです。普通の日本のイベントと違って海外から参加する作家のケアやアレンジなどなど、特殊な仕事が多いので大変だと思いますが、みなさん本当にこのイベントのために頑張ってらっしゃいます。



すごいイベント目白押し!


↓アーチストアレイです。11カ国42サークルに増えました。


姫川は下段右から2番目^^
白地に赤で日の丸を意識しましたwなんてw
ついでに髪と銃は金で黄金の国ジパングとかねww
(しかしバイクはイタリアのドゥカティだったり)

去年は西館のアトリウムでしたが、今年は東館でほんとにコミティアと一緒です。
2回目が開催された事は喜びです!



準備中。
いつもの同人誌イベントと違って商業で海外と関わりが深い本が中心です。
みな出版社さんに自分で注文して購入した本ですw(一部はネットで購入…)
「ゼルダ」てんとう虫コミックスは最近本屋さんで見かけないとの声が多かったので、そんなら、と。自分で「ゼルダ」の単行本を買うのは久し振り!
「ヒストリア」原書も小学館さんに用意して頂きました!最近アマゾンの中古でとんでもない値段がついてるらしく…なんだそりゃ〜!10万越え !(`Д´) 
今回は自分購入なので数が少ないですけど、ちゃんと定価で買えるようにしたいですよね。(でもヒストリアはそろそろ再版がかかるんじゃないかと思います)
コミックスの方も「なつかしい〜!」と手に取ってくれる人たくさん。
いろいろお話出来て楽しい^▽^



パネルはREKIの下に「ぷっちぐみ」で連載中の「マイリトルポニー」を展示しました!



前日にツイッターでこれを展示しますと投下したので、
MLP(マイリトルポニー)のファンの方がみえて
「これ↑が見たくて来たんですけど、ほんとの絵はこういうのだったんですね!」
と、上のREKIのポスターと見比べてすごく驚かれました^▽^;
もう当たり前になってますけど考えてみたらすごい変身術w
とても同じ人間が描いたとは思わんじゃろう、みたいな。
はい、実はこうなんですw 
子どもリンクと大人リンクの描き分けで慣れてますw。
いやそれは冗談ですが、
小さい頃はこういう外国の動物のアニメが大好きだったのです。
そのラインと日本のマンガを目指して形作られたラインの二つが私達のカラーです。
マイリトルポニーは10年前にアメリカに行った時に盛り上がっていて。
第3期の頃ですか。今は第4期。

このファンの方が言うには、アメリカのコミックスもいいんですけれど、カワイイ理想型を形にしていてくれてる、ぷっちぐみに連載されている私達のマイリトルポニーも、是非単独で本になって欲しいと言われてました。
嬉しいなぁ。
どうしてもぷっちぐみのような雑誌は単行本になりにくいですから…。
あとアイカツ人気には勝てない…笑
日本では無理でも逆に海外で発行されてたら素敵かもね^^。私達は気にしない。


今回の目玉は「グライディングREKI」のイタリア語版1、2巻です。
1冊につきキオスク版と書店版のツーバージョンで計4冊を置きました。


去年のフェスタの時はまだ1巻の表紙を描いた所で、それをポスターで展示したんですよね。長かったなあ。本になるまで、この作品。2005年から苦節8年。
今年は4巻発行されて全巻が揃うので(この日は2巻まででしたが)本当にタイミングが良かったので、わざわざイタリアから取り寄せた本なんです。なのでこのイベント売りのみ。



ウェブのカラー漫画だったのでもとの講談社ミチャオ!では本になりませんでしたが、イタリアのPaniniがオファーしてくれました。そうなるまでただ待っていたわけではなくて自分から辛抱強く動いた結果、人が動いてくれて結果に結びつきました。何事も諦めず。
たとえ日本語でなくても、本、という形になる事は漫画というメディアにとってとても重要な事です。人に与える存在感が全然違いますね…。
デジタル配信も勿論今後更に一般的になって行くとは思いますが、まだしばらくは本と電子を抱き合わせて回して行く状況が続くでしょうね。

よく話してはいるんですが、正直この2巻のムラの酷さは自分でも見ると辛いものがありますが、本がようやく出来ましたので、このタイトルに関して少々別単元で又お話しします。
そのリベンジが来年される予定です。



表紙もですが裏表紙のデザインがイイね
中表紙や本文中のショットから抜粋してるのですがトリミングでけっこう印象が違うなあ〜と感動です。
学生女子二人組のお客さんが裏表紙を見て「どれにする!?」と迷いに迷って
二人で手分けして4冊買っていかれました^^ありがと〜。

実は全然売れなかったらどうしようかと不安だったんですけど…
よく出ていってくれました。よかったよかった!
こういう機会はほんとに貴重なので、手に取ってくれて嬉しいですね。



買ってくださった方にサイン。




てんとう虫コミックスに子どもリンク。
はっと奥付を見ると29版とか!さすがに今はもう動かないけど。
もうゼルダは
「子供の頃大好きだったんです!」という人達のオンパレード!
そうかそうか、みんな大きくなったね。
いつもの同人即売会とは違って皆さんとても積極的にお話して下さって懐かしい話があふれたブースでした。




ようやく日本語版にヒストリアにサイン&絵を描く事ができたよ〜〜。




フェスタのブースはホール全体からするとごく小さいですが、とても熱気にあふれていました。同人誌イベントって午後2時もすぎると閑散として歩いてるお客さんがほとんどいなくなってしまいますが、最後の最後まで人の流れは絶えることがなかったです。

本当は自分も回りたかったんだけれど、やっぱり自分もブース側なのでお客さんとお話ししたいし、で終わりがけに急いで回ったのでした。


すぐとなりのブリスターさん。
沢山のフィギュアが特別に展示されてていつも人だかり!



ユーロマンガのブースも盛況。


ステージイベントは日本の作家とアメコミ、BDの作家の対談で、こちらもすごい人気。


ステージイベントに関しては、ネットニュースや色んなブログでよく取り上げられていますので、興味のある方は検索してそちらをご覧下さい!
ここでは私達のブース周りに関する事でレポさせて頂いてます。


ヴィレッジブックスさんのブースではトークイベントをやっててここもすごい人でした。


アメコミのMLPの日本語版を来年こちらで出されるそうです。
アメリカでは100万部突破したとニュースになってましたね。
すごいな〜〜!
日本の私達のマイリトルポニーもよろしくね!


可愛いフィギュアも特別展示*





海外マンガフェスタの隣で、今年7月に開催された震災応援、
南相馬市 「相馬野馬追」応援企画展
漫画家、イラストレーターによる「武者絵展」も開催。
武者絵展には姫川も一枚描かせて頂きました。
海外マンガフェスタという世界のマンガが集まる日に、日本を代表するサムライの絵も展示出来たら素敵だなと思って、主催の横田守さんに「コミティアで展示したら?」とお話したんですけど、
(実は内心、日本の魂ここにあり!って海外に言いたかったのよんw)
代表の中村さんとは私達の方が付き合いが…付き合いと言ってもサークルとしてですけれども古く、電話は出来る間柄なので、紹介させて頂きました。
この日に無事展示の運びになってよかった…。
沢山の人が武者絵展、見に来られてましたね。
横田さんには本当にご足労かけてしまいましたが…
大変お疲れ様でした!





ブースにカナダのトロント・コミック・アーツ・フェスティバルの方がみえました。
日本から漫画家も参加してるイベントです。
来年、モントリオールのアニメイベントから招待されて行くかもしれないのですが
トロントも行ってみたい^^


カナダから参加のみなさんは昨日の講習会にも来てて、アレイを回ってたら話しかけてくれました。
なかなか自分のブースを離れられなかったので最後の30分くらいで急いで回りましたが、もっと時間がほしかった…。6時くらいまでやっててもいいのに。
去年も言ってた気がしますが2日間開催でもいいのに。w


アニメ!アニメ!さんがアーチストアレイの魅力を記事にして下さいました。こちらをどうぞ***



マーベルの人気タイトルを手がけるライアン・ベンジャミンさん。
こんなアーチストと直接会えたり、絵を描いてもらったり出来るなんてすごいお得なイベントですよね。普通はサンディエゴのコミコンなどに行かないと会えないじゃないですか。

BDの本を出してるアーチストさんは、こういう、誰かが直接自分の本を目の前で買って行ったり、感想が聞けるなんて体験は初めてだ、と仰ってたそうです。
そういう感激、大切にしたいですね。私達がコミケをやめないのも確かにそれがあるからです^^
イベントで時々お手紙をもらいますが、いつも大切に読ませて頂いています。



モントリオールのイベンターさんがカナダのおみやげをくださいました*
有名なメイプルシロップのセット。
袋の絵、アリスですがよくよく見ると帽子かぶってるのは「ドギーマギー」のカムですね!かわいい〜ありがとうございます!


終了後アフターの懇親会と続きました


今回のフェスタのメインゲストのお一人、ガルニドさんと!



DJさん。
すごくノリがよくて、又来年も会おう!と最後はお別れ。




一次会が終わった後も立ち去りがたい人々が…
充実して楽しい一日でした。
確実に去年よりパワーアップしてましたよ!
来年は更に大きくなっていそうです…^^



今回のフェスタに繋がる流れの発端がこちら
コミティア100の初の展示でした。

2012年の5月5日のコミティア100に初めて展示スペースを取ったんですが、1980年代、初めの頃から縁のあるコミティアで、100回を記念して何か出来ないか?と考えて、その時私達が決めたコンセプトが「日本と世界/漫画でコラボレーション」でした。
丁度ゼルダの海外での人気とか、この時期にREKIの海外での発行が決定したり、日本でGoldRingを初めて販売という事が重なったので、何となく自身の行く流れがすでに出来ていたのかもしれませんね。

そのすぐ後に海外マンガフェスタの話がある事を聞いて参加することになったんですが、
同じ頃に一部の人は同じ様な事を考えていたのかなあ…と


下はコミティア100の時のサークルカット。2012年5月


この頃は自分達は特殊だと思っていたんですが、一年経って世間はいきなりクールジャパンとか、世界戦略だとか、文化交流とか、あれよあれよという間の一年間でしたね。

ちなみに、海外マンガフェスタ2012年11月の第一回のレポートはこちらです。


この回がはっきり自分のこの先を決定つけた事を覚えています。
未来は始まったというか。
この後、突然今までとは違う様々な人達とのコミュニケーションが始まって現在に至るという所でしょうか。
たった一年で、私達の環境は随分大きな変化をしたと思います。
そしてこれから10年は何があるのか楽しみです。






cetegory : 国内イベント ✤ - ✤ - ✤ -
2013年10月25日(金) 23:36 by Akira Himekawa [ Edit ]