平成最後の31日年末に冬コミケに参加致しました。

コミケは1987年からずっと続けて来ましたから、ホントに丸々平成の間ずっと出続けて来た事になります。

当時は商業誌で発表が出来ない作品や趣味の動物などを描いていく事に、このコミケという場所は欠かせないものがありました。その後オリジナル同人誌のコミティアやケモノ主体のイベント、デザインフェスタをはじめ生き物系や手作りマーケット等様々なイベントが出来て、その中で自身に合うイベントに参加して行きましたが、やはりコミケだけは自分達の世代が生み出した巨大同人マーケットだという思いがありずっと出続ける様にして来ました。

ずっと当たり前にあったコミケ。晴海、TRC、幕張、国際展示場、様々な難題をクリアしながらの年2回の巨大イベントです。

 

 

 

今年の5月にユアナと銀の月のフルカラー本をHAP comicsとして自費出版しましたが、その第二弾の「ルウ・ガル」になります。

こちらは1993年角川コミックGENKIにて連載、ニュータイプコミックスから3巻出ていた単行本の復刻版。

あえてその単行本にそっくりに作る事にしました。

実は当時の連載分は5巻まで原稿があるので、今回自費で5巻まで出してしまおうと思った次第。

当時のこの作品を知る方はどれだけいらっしゃるかは判りませんが、狼、シャーマン、民族、神秘、遺跡、など自分の核を作るコアな部分が満載の作品で、絵面や技法は拙い事が多く見られますが、今にも読める内容になっているかと思います。

 

この日は一巻を新刊として発行しました。

ブースをわざわざこの本の為に訪ねてくださった方も何人もいらして大変嬉しかったです。