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2019イギリスMCM London Comic Con 5/24~26その5

ロンドン5日目

この日はいよいよ大英博物館のマンガ展へ。

 

大英博物館で日本のマンガ展が開催される、というのは去年からニュース等で知っていて「そりゃスゴイ」と思ってはおりましたが、イギリス遠いし、行けるなんてはなっから思っていなかったのでいつから開催とか覚えていませんでした。まさかコミコンと重なって見にいく事ができるとは、なんたる事。奇跡に近いと思いませんか。

 

大英博物館は初めて。街中にドーンとあります。上野の国立博物館より行きやすい印象。

 

立派な門構えに、ゴールデンカムイのアシリパさん。素敵っす*この場にシンボリックに飾られるなんて作者さん得難い幸運だと思います!いいな〜、すごいな〜!自分たちも30年ほど前はこんなアイヌやマタギの漫画描きたくてよく絵を描いていたんですよ^^。

でも、イギリスコミコンで、今回初の日本人の漫画家のゲストだったとか!という事で私達もなかなかの漫画家じゃないですか??と自画自賛。笑

 

大英博物館って常設は無料なんですって、無料!!で、特別展のみチケットが必要。並んだら私たちの後ろで今日の分はもう売り切れたそうです。ギリギリだったかもしれません。それでも入場は40分後だったのでそれまでお土産をゆっくり物色。これはラッキーでした。あとで迷わずスピーディーに買い物ができましたv

 

時間が来て入場

 

 

 

マンガ展はかなり大規模でびっくりしました。とても工夫が凝らされていて、あらゆる角度から日本のマンガを伝えようという強い意気込みが感じられました。アート、エンターテインメント、インテリジェント、ドリーム、スタイル、テーマ、ジャンル、哲学、ありとあらゆる方法で紹介がなされています。エンジョイ、インタレスティング、インプレッション、アウェイサム、全部出て来ると思います。イギリスの歴史と文化と知識と権威を象徴するようなこの場所で日本の漫画がこんなに大規模に紹介されるのは大変誇らしいです。

 

ご紹介できるのはほんの一部ですが…これがほとんどが撮影可能。写真とってはいけないのは井上雄彦先生の原画だけだと思います(井上先生は写真撮って欲しくないと言われたのだそうで)

 

まるでヒエログリフの解説書みたい

 

皆とても興味深そうに見入ってました。

背後や横から日本語も聞こえて来たり…^^

 

 

 

日本の漫画が発展した歴史から新作まで

 

ジョーの大きさわかるでしょうか。

 

 

アトムのフィギュアの前で寝っ転がって絵を描いているチビっ子がいました。兄弟か友達か。

 

一生懸命アトムを描こうとしてるんです。

 

途中で 気に入らない、とばかりに一枚破って丸めたりしてて、こだわるw この子たちアストロボーイを知ってるのかここで初めて知ったのかはわかりませんが…。ベターっと転がってるのに咎める人は誰もおりません^▽^(お母さんは何度も「もうおしまい」と促しておりました)

 

ロンドンで「ポーの一族」の原画を見るって、すごくないですか。

萩尾先生がヨーロッパ旅行されたのは、確か「ポー」の連載が始まった後だったはずで、取材旅行などそう気軽に行ける時代ではないし、書物や写真、あとはイマジネーションを膨らませて描くしかない。中学生で「ポー」を読んだ時、この時代のイギリス、ドイツってどんな所なのか、幻想的な雰囲気と共に頭の中はバシバシ刺激されました。イメージでどこにでも行ける。萩尾先生の世界はそれが強烈でした。のちにファンタジー漫画を描くようになって、その取り組みに影響を強く受けているのを感じるのは石ノ森先生と萩尾先生の漫画です。

 

存在感のあったウナギイヌ。子供の頃大好きでした。バカボンやパパより好きだったw

 

 

銀河鉄道ってどう見えるかな?

 

スポーツのコーナーは「キャプテン翼」「スラムダンク」と…

「あしたのジョー」最終回の最後の4ページが展示されてましたよ!!(私は数年前に日本でがっつり見ましたけどv(^^)v)

 

 

 

過去の世界 諸星大二郎先生

 

さっきアトムを描いていたキッズが009のところでも絵を描いてました。

 

1巻でジョーに襲いかかる巨大ロボットを描いてました。

他のマンガの所でも描いていたと思いますが、自分が見かけたのがこの2作品だったので、アトムと009に反応してくれるのは内心嬉しいですw ウンウン、ヨシヨシ…と心の中で誉めるww

 

コスプレを紹介するゾーンでは大須のコスプレサミットの様子が流れていて、優勝したゼルダのコスプレイヤーさんが映ってました。

 

SNSで話題になったコミケカタログの展示

(自サークルも載っているw;)

 

ゴルゴ13とワンピース

 

ナルト

 

ここでまたあのチビっ子と遭遇

ボールを蹴るジョミーを見つめるソルジャー・ブルー

みたいに見えたりして(妄想w;)

 

見ていて気がつくと1時間半は軽くたっています。とても面白かったです。

8月26日まで開催していますので機会があれば…

これのためにイギリス行くって中々大変だと思いますが;たまたま旅行の計画があるという方はぜひとも。

 

運良く大英博物館/日本美術を担当されている今回のマンガ展のキュレーター、ニコル・クーリジ・ルーマニエールさんにお会いできました。ニコルさん、すごく忙しくこの日も予定が詰まっており、お会い出来たのは奇跡のようです。

セインズベリー日本藝術研究所教授のニコルさん***とても気さくな楽しい方です!

自分達の気持ちを汲んでくださり会わせてくれた皆さんに感謝です!

 

埴輪くんと同じポーズww

 

今回のマンガ展はイギリスの新聞ガーディアン紙が批判的な記事を書いたんだそうです(中身はわかりませんが…)。そうしたらその記事への批判がドワーっと来てしまい、かえって注目度が上がった、とのお話を聞きました。

イギリスではマンガは「子供が読むもの」という、日本でも昭和40〜50年代くらいまであった爛泪鵐ばかり読んでないで…瓩箸いι潮がまだあるんだそうです。が、読者人口も確実に増えているのだそうです。

Forbidden PlanetメガストアのMANGAのスペースはアメリカのコミックショップと同じくらいありました。

この展示会がイギリスでの日本のマンガの読者の裾野を広げ地位を上げるのはおそらく間違いないと思います。

 

ニコルさんに上階の日本美術エリアをご案内頂きました***

 

 

縄文土器の所に「三つ目がとおる」が置いてありました。

日本では逆に見られない光景かも…

これもおそらくニコルさんの計らいw

 

この後ニコルさんはスケジュールが詰まっているという事でお別れしなければならず、ニコルさんはゼルダが大好きという事でVizの単行本にサインを入れてプレゼント。

何とこの日本館の常設展の人気のない場所で急いでサインを入れる事に。

 

 

団体さんが丁度通りかかって人だかりに。

 

そこでニコルさんがお客さんに説明をし出しましたw。

「ゼルダ」ってほとんどの人が知っていました。

さすがですね!ゼルダの伝説。世界基準です。

(自分達が偉いわけではないよ)

 

丁度博物館で日本のマンガ展やっていて、見に来たら日本の漫画家がいて絵を描いていたってことで、皆さんとても興味深く写真撮っておられました。楽しんでくれたかな。ちょっとしたライブドローイングとなりました。

す、すごくないですか???この数十分の出来事。。

ニコルさんお忙しいところありがとうございました!とても楽しいひと時でした。

 

そして大英博物館といえば、遺跡好きにはたまらないものが。

 

 

本でしか見たことが無い超有名なあれこれが。

せっかく来たらロゼッタストーンだけは見ておきたい。アッシリアのレリーフの本物が目の前に…

 

 

この「ライオン狩り」レリーフは本当に美しい。ため息が漏れます。

駆け足で残念。

もしまた来る機会があったらまる一日ここにいたい。

 

 

ミイラ〜

 

その後のスケジュールの為駆け足で周り大英博物館を後にしました。

この後手塚るみ子さんとニアミスしたらしいと知ったのはツイッターからでした。

到着したのは、イギリスを代表する王室御用達の百貨店フォートナム&メイソン。

こちらのアフタヌーンティーはとても有名。

 

なんとも格調の高い素敵な空間…メインカラーのミントブルーが爽やかです。イギリスで飲む紅茶は確かに美味しい。イギリスの水は硬水で、それが紅茶に会うのだそうな。

 

下段のサンドイッチがとても美味しかった。

ここのサンドイッチがその後の日本のサンドイッチのサイズやスタイルとなったらしいです。

中央のスコーンはジャムや何種類かのペーストをつけて食べられるのですがこれも美味しい!

 

素敵なティータイムです**

 

少しだけ買い物をして街をぶらり歩き。

 

この時

マイクさんが昨日の地中海居酒屋のエドさんにメールで似顔絵を送ったんだそうで、エドさんから

「この店で2年間働いてるけど君たちのテーブルがベストテーブルだった」

という返事が来たそうな。イエ〜イwww

 

やはり折角なのでバッキンガム宮殿に。

小雨がぱらつき出します。イギリスらしい空模様。

 

25年前にも来たな〜ここ。

 

お馬の隊列にギリギリ間に合った、ダッシュして撮影!

 

ここでダ・ヴィンチ展をやっていることに、1日目車で走っていて気がつき、時間があったら行きたいとリクエストしていたものです。時間のやりくりしていつも我々の要望に精一杯応えてくださるVIZさんほんとにありがとう。

 

 

テーマは「素描に見る人生」

 

ここも全て撮影可能!

(自分の手が写り込んでますがw;)

 

「最後の晩餐」はプリントです。

スケッチや習作をフィレンツェ時代、ミラノ時代など順に並べ、なぜこの絵が描かれたか…という解説を交え、ダ・ヴィンチの人生を辿るという展示です。当時の権力者に依頼される仕事のあれこれをやってるうちに、あの絵もこの絵も未完成のまま残された…という解説が印象に残りました。人体解剖も建築も没頭していたというので「やりたいこと」であったのは間違いないとは思うのですが、「あの絵もあの絵もほったらかしだなあ…」と思う日もあったのではなかろうか…

 

ダ・ヴィンチといえば馬!

馬の素描がたくさんありました。若い頃から何かと馬を描いている。色気を感じてる場所がわかるとかおこがましいですが共感しきり!

そうそうそこいいですよねwww

 

ミュージアムのショップに、エリザベス女王の愛犬コーギーのぬいぐるみがたくさんあって、可愛かった*

 

1日展覧会巡りで流石に疲れましたが、充実の1日でした。

アフタヌーンティーが結構お腹に残っていたのでこの夜はディナーはやめてホテルで休むことに。

 

そして明日は帰国。

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2019年05月31日(金) 10:34 by Akira Himekawa [ Edit ]