は仕事以外でも何かと忙しい時期ですね。

■本田はREKI3話下描き中。風邪引き中なので無理はできませんが、出来る所から。

仕事はいつもどれも全力で取り組みますが、精神的な主柱というか重きを置いているのは、やはり「今」描いている事です。私達は絵が懐かしいとか、向きによっては一見保守的で古風でな作家に見られていると思うのですが、実は(?)結構新しいもの好きで、新分野に挑戦するのは大好きです。
もちろんタイプがあるので、自分達が描いて意味のあるものであることを慎重に考えるのですが、「面白い」と一旦思ったら、多少大変な作業になってもそれは究極どうでもよくなります。(好奇心が強いんだと思います、多分)
でもそれが新鮮さを失わない秘訣であると思うのです。少なくとも自分達の中では新鮮でないと。昔アニメーターの芦田さんが「君たちはいつも新鮮だねぇ」と感心してくれた時があって、その時は何を言っていらっしゃるのかわからなかったのですが、今その意味をなんとなく理解してきた気がします。
今やっている事を大事に。そしてひとつの事に段落がつくと、また新しい事を探す。
マンガというメディアが時代の切り取りですから、時にはお金抜きで、今の時代に何を発信するのかが価値観の中心になる事も多いです。
そういうことを始終考えて描いているのです、実は。
・・・・なんでもないように見える時でもネたらーっ

究極この仕事って、「今」しかないんだなあ、といつも思います。

(ただ、「噛み合わない」ものを選択してしまった時は悲劇が起きたりします;そうなると逆に一見どんなに簡単そうに見える作業も超!!大変になります・・・・悲しい

■長野は原作を受け取り、「ココロLABO」5、6年生のネーム中。
ココロは3月号(6年生は2月号)で最終回になります。
発売日がまだ未定ですが、来年新春ころから二冊の単行本にまとまります。
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