毎日アトリエにこもる日です。
ずっとやりたくてもやれなかった墨絵達。
昔よくやっていました。
北斎が狛犬と向き合った事に憧れて来てそれは今やる時じゃないか?と日々大口真神と向き合っています。
山神様、この国を守り給え、祓い清め給え。

 

こちらは人に見せて褒めてもらうための絵ではありません。商業的に楽しんでもらう為に出す絵でもありません。自分と神の間の語りです。
何となく昔の画業をされていた人達が国に災いが流行ると祈りのように筆を取る気持ちにどこかシンクロするのです。

疫病退散祈願❗
ロックダウン瀬戸際と聞いて参戦参った。
我の姿を多くの人々に見せるが良い。
ウイルスよ逃げていけ❗

 

最初はあったかくなれば収まるよ、と普段のインフルの感覚で楽観視する専門家もいましたが、自分の中では最初からアラームが鳴りっぱなし。

長年海外からゲストとして呼んでくれ沢山の楽しみを与えてくれた国が次々にあっという間に酷い事になって、とても対岸の火事には思えなく。

小松左京SF世代だから疑似体験は沢山してたし、ハリウッド終末映画も沢山観たし自身も人類滅亡漫画は描いた。
でもリアルはさりげにいきなり目に見える形で現れる。

 

そんな中でアメリカの出版社さんからゼルダの豪華本の発売案件でメールをもらった。
いつもになく真剣な雰囲気。
「こういう時だからこそ頑張って作りたい」という連絡をもらい胸熱になった。
勇者といわれる主人公を20年以上描いていますが、彼の艱難辛苦の旅路、逆境に喘ぎ成長して来たプロセスをこの大変な時にこそ多くの人の手元に届けたいと、漫画家にとってこんな有り難い言葉はないよ。

こんな時だから規制の中でも豊かに明るく暮らしたいと今日はこんな撮影してたけど、あちらはこういう時だから逆境に強くなれるのですね。