UAE/ADIHEX乗馬狩猟展示会その4(2013/09/05)

 ADIHEX2日目!
昨日は結局ハマダン殿下の視察はありませんでした。
ナヒヤーン殿下への訪問は加茂大使が再度アレンジをして下さり、一応今日の夕方伺う事になってはいるのですが、ハマダン殿下の視察次第、という状況は変わりません。
果たして…今日は…一体どうなる!?
ナヒヤーン殿下にはぜひお会いしたい…どうしてだかわかりませんが直感的に。


朝ホテルで突然「皇太子が会場に来ているらしい!!」という情報が飛び込んできました。
私達は日本からの疲れが抜けなくて一度このあたりで回復をしっかりしたいなぁという思いがあって少し遅れる感じで支度していました。
その連絡を受けてあわてて準備、迎えに来た吉田サンと会場を走りました!
なんとかブースに間に合ってスタンバイします。

開場早々、ポスターをお買い上げになった人がいてサインを入れます。



そして一気に緊張するブース。
全員起立して静かに時を待ちます。すると…向こうから衣を揺らした集団がこちらに近づいて来ました。その様子なんと言ったらいいでしょうか。威光があるというか…
こちらの人たちみんなカンドゥーラを着て歩いているので日本人にはなかなか見分けがつかないのですが、一般とは明らかに違うオーラみたいなものが集団そのものから漂ってるというか。それにしても大人数が。

ムハンマド・アブダビ皇太子でした。
安倍首相が5月のUAE訪問で会談した方です。ほんもののロイヤルです。
日本のブースに寄って、JODCOさんとお言葉を交わして、去って行かれました。


皇太子ご一行が行かれる最後の後ろ姿を一枚だけ…

王族の方達は鷹狩りやハンティングがお好きな方が多いとのことで、
もちろんそれほどご興味ない方もいらっしゃる、ということですが
義務でなく好きだから、会場に足を運ばれるそうです。
しかしブースに皇太子がお寄りになる、というのはとても栄誉ある事で、大変な事です。
日本だったら皇太子殿下が寄って行って下さるのと一緒なので…

しかしいつお見えになるか全くわからないので、基本いつもブースにいた方がいい、という事なんですね…

ナヒヤーン殿下も今日の朝みえたという情報が。
え!?ここに来られたんですか!?
その時私達は多分ホテルから移動してたか、走っていたか…えええ残念…
でも殿下のお付きの方がJODCOさんに「今日、来るんでしょ?」と仰ったとの事でした。
もうそういうお話になっているんですね。それは是非とも…
それで…ハマダン殿下の方は?
いや…まだわかりません、とのこと。

やきもきしますなあ…

ハマダン殿下の状況がまだ解らないので、今日のナヒヤーン殿下の訪問も結局またどちらかが残って、分かれて欲しい、と言われまして、
「昨日大使がせっかくああ言って下さって見送ったのにまた同じ事するんですか?」
と、ちょっと緊迫した話し合いがあったのですが、JODCOさんの事情も解りますが私達としては夕方の訪問は二人で行きたい旨を強く伝えました。
一瞬どうなるかと思いましたが理解して頂いて、二人で行ける事になりました。
本当によかったです。
(実は恒例の直感では、人の思惑や感情とは関係の無い所で風が吹いていて、その流れに逆らって止めてはイケナイ!!という感覚があった事と、どうも本日この後イメージは平で、ハマダン殿下のオーラを感じなかったので来られないのではないかと感じ、少し賭けてみました^^;)


夕方まで時間があるので気を取り直して着席。




ハーイ!
あれっ、ベンさんだ。
日本ブースまで来てくれたんすかー!


この人に会えるとなんかうれしい^^


お客さんから「マンガ風の絵で似顔絵を描いてほしい」というリクエストがありました。


それは面白いかも。



下描きサラサラ



ちょ〜っとお待ち下さいね。



彼女のヘナタトゥーが美しいので撮らせてもらいました!
愛知万博の時に見た事がありますが、確かヘナという染料で描く伝統的な消えるタトゥー。




筆ペンでペン入れし…




ベタ入れし…




色着けして…




完成〜!
とっても喜んで頂きました!

この「マンガ似顔絵」が大人気でこの後ほとんどこれを描く事に(@▽@)


さて、そろそろ時間です。
この日ホテルを移動して会場から歩いて数分の所に引っ越したのですが、昼間チェックインしてそのまま出かける事に。

私達とセドキさんと榊原さんと、結局会場の様子からハマダン殿下の視察は今日もなさそうだという事で、ブースに残る予定だった上田さんも行く事に。
(直感は正しかったという事で…よかった^^)

車で一昨日も伺った大使公邸へ。
大使から「何もないかもしれません。でもその場を共有する事が大事なんですよ」
殿下を訪問する時の様子をざっくりと教えて頂き、いざ出発。


ナヒヤーン邸の客間で殿下に拝謁する事が出来ました。
素晴らしい時間でした。ご挨拶出来るだけでも本当に凄い事で…
円形の大広間の上座にゆったり座られている殿下に、まずは歩み寄って大使を先頭に一人ずつ握手してご挨拶したのですが、殿下の手はものすごくフワっとして柔らかかかったのが印象的でした。厳しそうな中にも大変優しそうな空気と威厳を纏われたお方でした。
広間の壁に添ったソファに沢山のお客人がずらりと掛けておられる中で、殿下の左隣のスペースに座らせて頂きまして、殿下のお言葉を待ちます。大使から私達の事を日本から来た漫画家です、とご紹介をされ、殿下からエキシビションはどうでした?というご質問を頂きました。「大変興味深く、面白く、楽しんでいます。私達は馬と鷹をとても愛していて、日本ではこういうイベントはないのでとても感激しています」とお答えしました。殿下は「(ADIHEXは)世界最大の狩猟展示会ですよ」とにこやかに仰られました。
その後セドキさんが「Gold Ring」の単行本を取り出して殿下にお渡しし、シェイク・ザイード・ブックアワードを受賞した報告等をされていたと思います(アラビア語)。なんと殿下はその事と「Gold Ring」をご存知で、セドキさんの感激ぶりたるやその後大変なものでした!

広間には5分に一回くらいの割合でお客人がお見えになり、アラブ人だけでなく西洋人、察するに世界各国から要人レベルの偉い方達が殿下とお話をしに見えたんだと思います。そして殿下に近づいてお話しする順番を待たれます。新しいお客人がみえる度にアラビア式のお茶やコーヒーが振る舞われます。こちらの作法で必ず右手で受け取って頂きます。コーヒーもティーもとても美味しかったです。
その後頃合いを見計らって(その頃合いがとても難しいのですが;)席を立ち、お客人達一人一人と握手をして殿下に最後のご挨拶をしておいとまさせて頂きました。UAEで、日本にとって未来的に良き関係が発展しますようにとおこがましくもちらっと祈った瞬間でした。個人的には漫画の未来も。
あまりにも普通な流れがあって、自然に運ばれて行く感じが、これは自分の力じゃないと自嘲しつつ、この先色々な課題があるんだと思いますので、これからは一歩一歩ですね、取り組んで行かねばと思います。

加茂大使には、本当に有り難うございました。

場はとても静かなんですが、大変エキサイティングな、貴重な機会でした。
唯一残念なのは、英語が出来たら自分で自分の事が話せたのになあ…と…
今回ほど英語の必要を感じた海外はなかったです。アメリカより感じました。

興奮さめやらぬ中再びADIHEX会場へ戻ります。



さて、 マンガ似顔絵の注文が。待っててもらうのも大変なのでまずiphoneで写真をとって
「1時間後くらいに取りに来て下さい^^」
「バックに桜を描いてもらう事出来ますか?」
「桜ですね。オッケーですよ!」





完成〜!
名前を入れるから、と聞いたら日本語で「かぜのこえ」と入れて欲しい、と言われてびっくり。日本をほんとにお好きな方なんですねー!
ありがとうございます。

その後、全部は写真を撮れなかったのですが…

アブダビアニメクラブの男性が娘さんを描いてほしい、とのことで、このあたりから本人じゃなく家族、子どもの注文が多くなって来ましたぞ。
「これを笑顔で描いて欲しいんですが…出来るでしょうか」
「おやすい御用ですw」





こんなんでどうです?*^^*
お名前は?と聞くと 名前のほかにチビミミと入れて欲しい、しかもチビとミミは少し離してという細かいリクエストが。
その後にもチビという言葉をリクエストされた記憶が…
こちらでちっちゃくてカワイイものを指す日本語として静かに流行っているのかも。
おそらく「チビキャラ」とか、でしょうね。


波乱の2日目を無事終えて解散。
歩いてホテルに帰れるってとても楽で便利…お疲れ様〜!
明日は金曜日(こちらで日曜日に当たる休日)で午前中はお祈りがあるので、会場が開くのも遅いという事でちょっと余裕で来れるかな…
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2013年09月29日(日) 00:21 by Akira Himekawa [ Edit ]