明けましておめでとうございます。

昨年はさまざまな方にお世話になりました。本当にありがとうございました。
本年2008年は走ります。今年も何卒御指導賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。



昨日コミケに来てくれた皆様方、どうもありがとうございました。
3日目創作少年の日、男性のお客さんが多い東館。
いつもこの日ここは、ものすごいパワーなんですが、私達はいままで創作少女ブースが主体で参加してきましたが、今やっているお仕事がらみで、こちらの方が違和感がありませんので、これからこっちメインで定着していくと思います。
よろしくお願いいたします。

今までの創作少女同人誌の本はこちら創作少年ではちょっと合わないと思い、新たにそっち用に本を作ろうと思っていたのですが、結局時間的に間に合わず、まわりが萌少女キャラクター花盛りの中、創作の正当派のモノを売るのにかなり浮いてました^^。(なんたってユアナですから^^)
その割に手に取ってくれる方は多くほっとしました。
どこにも属性がなくて不安はあるのですが、むかしヒウリの頃から私達のやって来た事はどこにもハマる事が出来ないタイプですからまぁいいかと、逆に挑戦したい事がたくさん見えて仕事にもいい意味で「売る」事の面白さが反映出来たらいいなと思ってます。



それから昨日、もうひとつ事件が。
そのブースに取材カメラが入っていて、今まで報道メディアは絶対縁が無かったのですが、いきなりうちの前でカメラが止まりました・・・
「外務省の取材なのですが。」「えええ〜〜〜〜〜っ何故?」
「外国向けに日本の文化を紹介する掛け橋的な番組制作に撮影をお願いしたいのですが。」
との事。
でユアナの本を撮影!!(これインディアンの本だから日本の文化じゃないんですが、と思ったのですが、マンガ自体が日本の文化ですし、ネイティブアメリカンの人達は、元々祖先は同じモンゴロイドなので、いいのか・・・と思ったり)

民間のメディアじゃなくて外務省だよーーーっ!!??
(マンガが好きな麻生さん、少し前小泉内閣時代に外務大臣だったし、その流れなのかしら・・・)
今現在、文化庁や外務省とか文化交流話しが多い最近のうちなんですが!!!
でも「国」に愛される事はいい事ですね。私達も日本大好きですから、嬉しい事です。

もちろん沢山撮影しても実際使われるのは、一瞬ですし、使われない事もありますが、そういう事に縁が出来る、今の自分達に不思議を感じるのです。
(神社の願かけのせいかな・・・神社って日本の神様ですし、昨年伊勢神宮へ、はじめてお参りしたし・・・)


今少しこまっている事があります。
昔からオリジナル(今でしたらREKIですね)の事を力強く描くと、気持ちはわかるんですけれど必ず「ゼルダを描いて下さい」というメールを頂いてしまうんですね。;;;

トワイライトプリンセスは、私達がオリジナルをやったために描けないのではなく、昨年この作品はR12に指定されたために、学年誌では連載が不可能になった訳です。
うちのサイトに来て下さってた方はその経緯は御存知だと思うんですけれど、新しく来てくれた方は知らない事かもしれませんので、あらためてここでお伝えします。

本当はトワプリは今年の4月から学年誌で連載予定で、編集も私達も小学館もやる気でかまえていたものなのです。ところがR12指定の通知。そのときの喪失感はかなりありましたが、しかし仕方の無い事。そして今連載中の「ココロラボ」の企画が持ち込まれたのです。
しかし又ゼルダは学年誌で再会できると思いますので、楽しみに待っていて下さいね。

それからもうひとつ大事な事があって、ゼルダ=姫川というのは非常にありがたい事ではあるのですが、「ゼルダの伝説」は任天堂の作品であって、厳密には私達のものではありません。(もちろんゼルダに参加しているという自覚は持っています。自分の作品と同等の大事な作品です。^^)
ゲームのシナリオを元に脚色して漫画としてクリエイトしているんですね。
しかし本当は私達は一人の漫画家なので、自分の作品を作り上げていかなくてはなりません。
トワプリがダメになったとき、「このあたりできちんと自立した活動をする時期」と言われたような気がして、転機と感じて気持ちを切り替えたのです。その結果が今に繋がっています。
決してゼルダを嫌いになったとかそういう事じゃないんだよ、と言う事を知っていってほしいなと思ってます。
まだ若い読者さんはちょっとわかりづらい事かもしれないけれど、それは漫画家にとってとても大事な事なんですね。
メディア芸術祭サイトはこちらです。

http://plaza.bunka.go.jp/festival/2007/recommend/manga.php

さまざまな方に助けられてこのような有り難い賞を頂きました。
支えて下さった皆様方本当に有難うございました。
そして選んで下さった審査員の先生様方有難うございました。

しかし内心は、まだまだこんな凄い賞を頂ける作品ではなかったような気がします。いろんな方に支えられてなんとか形に出来た、という状態で、ウェブとしての新しさに乗らなかったらこの賞はなかったと思います。
完全な「運がよかった」状態だと思っています。

実はここに載っている事が恥ずかしいくらいです。
個人的な事を言えば、まだ全く描けていないお話で、本気でやりきれていない感が強く、自分の制作軸でいえば完全に出遅れています。
認知もされていないし人気にもほど遠く、それらのテコ入れはこれからと言う所で、ねらったイメージには遠く、まだまだ紹介時点で本題のお話に入っていない。はじめにイメージしたこの作品に到達していないのです。本来の色気(ソフト)の部分がハードに片寄っていて、当初のLOVEからは離れてしまっている印象で、2年もたったのにこれしか描けてない!という悔しさが実はありました。
しかし実は他のどの作品より描きたかった作品です。
早く描きたいという思いは強くとも、不可抗力的にケガや体調不良で中断は多く、実質描いた制作期間は10ヶ月位。しかしあまりそこには甘えたくないと思っても、思うようにならず、長かった入院で他のお仕事も様々な方に御迷惑かけててそちらも早く形にしなければと思い、8月から後半この作品に格闘するのに疲れはててしまい、結局半年全く描く事をあきらめました。
ですから夏から更新もありません。しかし更新が命のウェブでこれは痛い。
ストーリーものですからなおさらです。ポイントは取れないのをわかりつつ放置しなければいけないのは非常につらいものがあります。

漫画は甘くないと言う事はよく知っていて、現時点で、海のモノとも山のモノとも解らない作品は、とっくに打ち切りな訳です。(少年漫画畑で育ったので、そこはイヤというほど知っている)
しかし幸運にもウェブという媒体に助けられていて、編集さんも寛大に対処してくれたおかげで、自分次第でこれからどうとでもしていける状態をキープ出来ている。有り難い事です。
私達のような作家は一生懸命描く事、作品に対する情熱や愛でしか立たせるすべがありません。とても不器用なんですね。
だから今年は悔しくも、この作品に取りかかる事をあきらめ、来年に託した訳です。
待った無しの状態です。実は。

サイトもリニューアルして様々な事を終わらせ、さぁもう一度これから!
と思った時にこういった通知を受けたのですが、自分達の中では不出来な息子に何故!???とまじ信じられなかった。
文化庁のサイトを見てもストーリー紹介がまだ描きたい事に到達していなくて、内心少し残念。しかし、これはきっとこれからの勇気と希望を見させてエールをくれたんだと思って来年は起死回生を計りたいです。

−−−−−しかしなんといっても今年最大の御褒美です、とても嬉しいです。有難うございました。