相馬野馬追その2

明けて野馬追最終日。

 

小高神社での野馬懸けです。

これ見たかったのだ。

 

 

 

「相馬小高神社境内で行われる野馬懸けは、多くの馬の中から神の思召しにかなう馬を捕らえて神に献ずる神事であり、他はまるで変わってしまった中で、この野馬懸けだけが本来の祭りの本質を残しています」(うちわ裏の解説より抜粋)

 

 

 

 

小高神社は今年まで原発事故の避難区域に指定されていて、野馬懸けだけは震災以来執り行うことが出来ませんでした。ようやく指定が解除され、復活となりました。

国指定重要無形民俗文化財になっている大変貴重な神事が途絶えてしまっていたこと心痛だったことでありましょう。

 

共同通信ニュース

 

 

 

 

お水取りの儀。

 

 

 

 

境内でお祓いが行われる頃には曇りから炎天下になり、暑い日差しが照りつける中、野馬の追い込みが三回行われ、白装束の御小人達が素手で裸馬を捕まえて神様に奉納します。

 

 

 

 

ダイナミックで美しい!

一番に捕まえた馬は神前に捧げられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

他の馬は駒ぜりに懸けられます。

せり落とされたお金は、当時無給だった御小人(おこびと)さん達の収入になったんだそうな。

「百両!」

「二百両!」

「三百両!!」

威勢のいい声が響いて、馬がせり落とされました〜!

 

 

これは昔のままの情景の再現してるんだそうで。

何かとトリップ感がリアルです。

 

久々の深い神事に立ち会えて本当に素晴らしかった。良き時間を過ごせました。

 

ふと、境内の中に絵馬殿なるものがあるじゃないですか。

中に入ったら、古いものがぎっしりで凄かった。おそらくかなり以前のものが。

もしここまで来たら、ぜひ入って見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荒井さんにずっとアテンドして頂いたおかげで、野馬追を無駄なく余すことなく楽しめて貴重な写真も撮ることができました。二日間もフルで付き合ってくださりほんとにありがとうございました!

 

荒井さんありがとう〜!

 

お祭りが終わった後、車が走ってる普通の公道を馬でパコパコ歩いているお侍さんを何人か見ました。

歩いて家に帰れる人だったり、走った後急に止まって馬運車で移動するより歩いた方が馬の体に良かったりと理由は色々らしいですが、とにかく、馬がコンクリの道を歩いてても「普通」であり、誰も気にしない環境って羨ましいなあー。

祭りの期間だけ、馬を借りる人も多くいますが、自宅で愛馬を飼っていてその子で祭りに出る人もおられるとのことで。もちろん毎日騎乗散歩してるんだとかで、いいなあーーー。馬と人が自然に共存できる環境ってひたすら羨ましいです。小淵沢とか乗馬クララブが多い地域でもないのに、こういうのって、日本では本当に珍しいと思います。

 

馬と歴史好きには大変楽しく満足な野馬追行でありました。

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2017年08月03日(木) 17:13 by Akira Himekawa [ Edit ]