昨日のつづき

今月になって今までに無く日記が上がっておりますが・・・・
改めて読み返してみると、ひとつの流れがあることに気がつきました。

今さらあえて言う事も無くなった「漫画」についてずっと書いてるんですね。
日記では今気になる事を書くのが一般的なんですけど、こと漫画については日記では実は今まで一番やらなかった事じゃないかなと思います。
それが今月になって漫画に振られる話が毎日で、ついにはサンデーの話が出た時に、
もう遠い過去の事になっていたのに、昨日のニュースを聞いてすぐ足下の事の様に生々しく記憶が蘇ってきてしまい、
一日考えていたらちょっと疲れました・・・・・・・
自分朝から耳鳴りが・・・ちょっと突発生難聴かも。

ここ数日の日記にも書いていますが、晴天の霹靂な出来事が続いていて、
もう遠い想いの彼方に行ってしまって思いもしなかったような事がポッと叶ったり、
当時サンデーで描いていた、もうお蔵入りかなと思っていた作品を表に出す計画があったりと、全てが同時多発的に起こっています。

エコや社会情勢の事よりも、実は自分達の足下が一番熱かったというか
はっと気づくと震源地にいたような、特に昨日のニュースは他人事ではなく自分達も当事者のはしくれなので・・・


でも、もう15年近くから前の、過去のことです。
過ぎ去ったことなのに、当時の辛かった記憶は生々しく残っていて、思い出すと完全トレースが出来てしまう。
辛いので出来るだけ思い出さないように、記憶も封印して鍵かけてしまっていたというか・・・でも消えた訳ではないですね。消したいけど消えなくて苦しい経験のひとつ。
それに耳鳴りまで来てもんもんとしていたら、本田が

「それは過去の自分達であって、今 現在はそんな辛い事はないじゃない。
仕事もオリジナルが描けて楽しいし、編集さんも今はいい編集さんばかりだし、もうとっくに終わったことだよ。」

と言われて、そうだよね、今はもう違うのだから、トラウマの影にのたうってる必要はないよね・・・
でも、忘れていたのにひとつひとつ思い出す事なんてほんとになかったのに、
昨日の事のように思い出しちゃったじゃないかーーーーー。

そして更に怖いことに、また「シンクロ事件」が・・・・・

実は今  レキでマジでそういう話を描いている最中に、こういう事件起こらなくてもいいじゃないかたらーっ(内容は漫画買って確認してくださいよつばのクローバー
四次元と三次元の時間軸が微妙にずれてシンクロしてくるんでしょうか・・・?
ほんとに不思議で。入り込んで真剣に描いているものほどシンクロ事件が多いです。

でも、どうして今こんなことを見せられるのか、考えてしまうのですが、
それだけ漫画の危機なのか・・・。
私達の幼いころは手塚先生がちゃんと児童漫画描いてて、読み方を自然に学ばせてもらって、漫画の魅力を教えてくれた。思春期になってもそれに合ったものがあって、さらに大人になったら、青年誌があった。
きちんとステップ踏めた。
現在は子供が生まれて初めて接する漫画ってなんなんだろう・・・。
何か感性の部分で、ステップが繋がっていないんじゃないか・・・。
それを無くして、漫画離れを危惧しても仕方がないんじゃないか・・・。


これからの漫画家人生が、今までと何かが変わる時が来ているのかな・・・
今まで普通にやってきた事が変化する過渡期に来ているのかも知れない・・・とか
これからの自分達の仕事のあり方をどうしようか、など
そんな事を色々考えた一日でした。(nazano)



cetegory : - ✤ - ✤ - ✤ -
2008年06月16日(月) 22:45 by Akira Himekawa [ Edit ]